RK-3はきだめスタジオブログ

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世界を2つに割る戦いbyマルセロ〜ラ・リーガ第36節 FCバルセロナvsレアル・マドリード エル・クラシコ レビュー〜

モドリッチってもう32歳なのか...

 

どーもこんばんは

 

さぁ、今日の朝、このタイミングでマッチプレビューを更新するなれば1つしかないでしょう!

 

 

 

エル・クラシコ!!

 

 

 

FCバルセロナvsレアル・マドリードです!!

 

   

 

前節、敵地でのデポルティボラコルーニャ戦に勝利して17-18シーズンの優勝を確定させたバルサ

国王杯も制し、チャンピオンズリーグは既に敗退しているため残るはリーグ戦のみという状態ですが、バルサにはクラブ史上初の無敗優勝という壮大なミッション達成の為にも絶対に負けられない一戦です。

 

一方現在3位のレアルは火曜日の試合でバイエルン・ミュンヘンとの死闘を制してチャンピオンズリーグ決勝進出を決めた中で迎える一戦。

チャンピオンズリーグ決勝を良い流れで迎えるためにも今シーズン不調だったリーグでしっかり2位を掴み取る為にこの試合の勝利は必須と言えるでしょう。

 

しかし今日の試合はエル・クラシコ

たとえお互いの背後事情がどのようなものであったとしても、どんな理由があっても負けられない、負けたくない、負けてはいけない一戦となります。

 

そして何と言っても、今シーズン限りでのバルサ退団を発表しており、これまでバルサで数々の偉業を成し遂げてきたアンドレス・イニエスタにとっては最後のエル・クラシコバルサにとってはイニエスタの為にも絶対に負けられないクラシコです。

 

というわけで両チームのスタメンです。

 

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さて、試合は前半から動いていきます。

立ち上がりの時間、先にペースを握ったのはバルサでした。開始10分、右サイドのスペースに抜け出したセルジ・ロベルトのセンタリングをメッシやコウチーニョらの連動した動きもあり、どフリーの状態を作り出したルイス・スアレスが落ち着いて先制ゴール。

 

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グアルディオラ時代のバルサは狭いスペースから崩していきましたが、最近のバルサはピッチを広く、ワイドに活用した攻撃を多用していますね。良い意味でペップ・バルサとの違いを印象付けるような、今年のバルサの持ち味を象徴したようなゴールだったのではないでしょうか。

 

しかしレアルも黙ってはいません。その5分後にはクリスティアーノ・ロナウドを起点に左サイドから攻撃を組み立て、その後に上がったクロスボールをベンゼマがヘディングで折り返し、C・ロナウドが体ごとゴールに突っ込む形で同点弾。これで1-1となります。

 

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2017年中、レアルが不調だった時期は度重なる決定機を外しまくった事もありベンゼマはかなり批判の的となっていました。

 

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勿論、レアルの9番として決定機を悉く外したのはアレではありますが、それでもジダン監督がベンゼマを起用し続けたのは彼のこういうクリエイティブな動きを信用していたからでしょう。ヴァルヴエナとの一件で事実上の代表追放を食らっている事もありプライベートではジャンキーなイメージですが、FWとしてのベンゼマはやはり、レアルの攻撃を円滑に進める上で重要なキープレイヤーと言えます。

 

前半はその後、バルサもレアルもそれぞれのやり方でゴールに迫ろうとし、随所に巧いと唸るサッカーを見せてはいるのですが、両者ともになかなか決定的なゴールチャンスには繋げきれないもどかしい展開が続きます。

しかしそんな中、前半終了間際に事件発生。

 

 

 

セルジ・ロベルト1発退場。

 

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マルセロに対しての暴力行為、という判定だとは思います。

実際マルセロに誘われた感もあるし、マルセロも巧く倒れた感は確かに見て取れましたが、実際問題S・ロベルトも思いっきり手を出してしまっていたのでレッドカードは妥当と言えるでしょう。

その直後に前半終了1-1。

バルサは後半から1人少ない状態で戦う事を余儀なくされます。

 

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迎えた後半はバルサコウチーニョを下げてS・ロベルトの退場で空席となった右バックにネルソン・セメドを投入。一方のレアルは同点弾の際に足を痛めたような見えるC・ロナウドを下げてマルコ・アセンシオを投入。

 

しかしバルサは後半も人数の差を感じさせない動きを見せます。

そして迎えた52分、スアレス(ちょっとファールっぽいところはあったけど)突破からメッシへのパス、後はもうメッシ劇場。

 

 

 

メッシ

 

 

 

メッシ

 

 

 

メッシぃぃぃぃぃ!!

 

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またしてもカンプ・ノウに神が舞い降りて2-1。

バルサが勝ち越しに成功したところで最後のクラシコとなるイニエスタスタンディングオベーションで送り出してパウリーニョを投入。

彼も中盤で2〜3人分の動きを見せてくれる選手ですから、バルサこのまま中盤を制圧しにかかります。

 

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しかしいくらバルサとて、相手はレアル。

実力が拮抗した相手だと人数の差というものはそう簡単に誤魔化せるものではなく、レアルがルーカス・バスケスを右サイドバックに投入して攻撃のギアをグッと入れ出してからは再びレアルの時間帯が続き、前半からここに至るまで仕事をしていないどころかもはやいた事すら忘れるくらいだったベイルがこのタイミングで大仕事。

 

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2-2となり、試合は再び振り出しに戻ります。

 

その後はレアルが人数で勝る利を活かしてやや試合を有利に進めますが、コンディション面でレアルよりも余裕のあるバルサも鋭い攻めを見せ、何度かメッシが抜け出してシュートチャンスを迎えるもののナバスが抜群の反応で阻止。

 

ラスト10分以降はやはり、バルサの数的不利という事実がのしかかり始め、レアルペースの展開にバルサが時折カウンター発動という形で試合は進み、両者ドキッ!とするシーンを迎えたらしながらも結局スコアは動かず。

 

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両者全ての力を出し尽くしたような死闘は2-2の引き分けに終わり、17-18シーズンのクラシコは1勝1分でバルサの勝ち越しという事になりました。

 

   

 

もちろん両チームとも、特にバルサイニエスタのラストクラシコという事もあって勝ちたかったのは当然でしょうが、数的不利だった事、無敗優勝という目的を考えれば、バルサにとっては十分な勝点1でしたし、レアルにとってもC・ロナウドも重傷ではなさそうですし、今ひとつ波に乗れていなかったベイルが得点を挙げた事はチャンピオンズリーグ決勝を迎える上で大きかったのではないでしょうか。

 

ゴールもお高い見事な崩しから生まれた得点で、この2-2という死闘を観戦し終えた今、少し脱力している感覚も覚えるくらい手に汗握る極上の一戦でした。

 

やっぱりクラシコだねぇ...

 

イニエスタ、何かの間違いでJリーグ来てくんねぇかな...

 

ではでは(´∀`)