コナンの遠藤保仁さんはきっちり録画済みやで
どーもこんばんは
伝説や再び。
さてさて、何度も言っておりますがW杯もとうとう残り2試合。
本日はそのうちの1試合である3位決定戦、ベルギーvsイングランドです。
準決勝にてベルギーはフランスに、イングランドはクロアチアに激闘の末惜敗。
結果としてグループGの第3節と同じ対戦カードになりましたが、完全に消化試合だったあの時とは違った展開が見られるのではないでしょうか。
いくら3位決定戦とはいえ、最後に勝って終わるのと連敗して終わるのは意味合いが全然違うでしょうし、イングランドは優勝した1966年イングランド大会以外で最高成績、ベルギーは歴代最高成績の懸かる一戦となります。
両チームスタメンです。
イングランドは延長終わりの中2日という事もあり、スタメンを結構しっかり替えて来ました。
ここまで消化試合たったグループリーグ第3戦以外は全て固定同じスタメンだった為、ここは一つ注目ポイントと言えるでしょう。
本日の会場はロシア第2の都市、サンクトペテルブルクのサンクトペテルブルクスタジアムです。
此方の会場はR的スタジアムガイドにも記載しており、この後ロシアW杯観戦記にも登場致しますので、そちらも是非ご覧ください。
試合はいきなり動きます。
前半4分、ベルギーの素早いカウンターから左サイドを突破したシャドリのセンタリングに、中に飛び込んだのは右サイドのムニエ。
日本との試合ではムニエのクロスからシャドリがゴールを決めましたが、まさしくその逆といえる形で先制点はベルギーが奪います。
一方のイングランドはと言うと、攻撃においてはかなり停滞感の漂う時間が長々と続きます。
ベルギーが3バックを中心に強固なブロックを築いていた事も要因の一つではありますが、攻撃の糸口を見出せないような横パスの連続に終始していきます。
「元気の源、セットプレー」などの名言でお馴染み松木安太郎さんは「ボール持つとベルギーの方が楽しいよねぇ、何かやってくれそうだからねぇ」「イングランドもうクロス上げちゃえばいいのにねぇ、なんで上げないんだろうねぇ」なんてもう殆ど笑いながら言ってらっしゃいましたが言ってる事自体は確かに一理あって、ボールを持ったら素早くカウンターに転じるようにベルギーはやりたい事や狙いがハッキリしていたのと対照的に、イングランドは今ひとつ、何をしたいのか、何をしようとしているのかがわからないような形で前半の45分はベルギー1点リードのまま終えました。
後半、イングランドはローズを下げてリンガード、そして前半少しブレーキになってしまっていたスターリングを下げてラッシュフォードを投入し、前線の活性化を試みます。
その狙いは一応は当たり、前半よりイングランドもアタッキングサードに侵入する回数が増え、惜しいシーンは何度か作る事に成功します。
特に70分、ワンツーで抜け出しキーパーと1対1になったダイアーがふわりと浮かしたシュート。誰もが決まったと思いましたがギリギリで帰ってきたアルデルワイレルドの神クリアに阻まれて得点ならず。
しかしビハインドのイングランドにとって仕方の無い話ではありますが、イングランドが前に出れば出るほど赤い悪魔ことベルギー必殺の音速カウンターを発動する機会は増えていくことになり、もう笑っちゃうしかないくらいのえげつないカウンターを何度も繰り出していきます。
デ・ブライネとかアザールとか見てたら凄すぎて思ったもん、「なんやこいつら…」って。
結局82分、デ・ブライネ、アザールのチートコンビの連携からアザールがきっちりと決め切って2-0。ベルギーがこの試合の勝利をほぼほぼ確定させます。
その後もイングランドが何とか攻め込もうとする度に襲いかかるベルギーの半端ないカウンター……
試合はそのまま終了し2-0でベルギーが勝利。
ベルギーはW杯において過去最高の成績となりました。
後半、イングランドの交代策は功を奏して前半よりも見応えのある展開となりました。
ですがベルギーのカウンターというものの勢いはあまりにも凄すぎて凄すぎて……
中央でデ・ブライネやアザールがドリブルを始めれば必ず両サイドに誰かがフリーで走っている、そして確実にトップスピードでボールを持てるような位置に確実にパスを通す…。
もちろん、神クリアを披露したアルデルワイレルドを筆頭に安定した堅い守備陣、そして彼らも攻撃の第一歩としての自覚を持っている事がベルギーの今大会の強さの大きな要因と言えるでしょう。
日本を絶望の底に落としたあのカウンターはまさしくその最高傑作で、その意識がGKのクルトワまで共通認識が出来ている事はチームとして大きいです。
ホンマに日本……よーこんなバケモノ相手にあんな試合出来たもんやで……。
さぁ、残すは明日の決勝のみ!
最後のお祭りです。思い残す事のないよう盛り上がっていきましょう!
ではでは(´∀`)