ファンという程では無かったけれども、嵐の活動休止に非現実味を感じてる
どーもこんばんは
スポーツ選手の引退はまた別としても、いいともなりめちゃイケなりSMAPなり産まれた頃から「普通にあってこれからもあるもの」と思い込んでいたものが…的なところに年取ったなぁとか改めて感じる21歳最後の冬。
さてさて、アジアカップはいよいよベスト4まで到達しました!
決勝進出をかけた今日のこの一戦は、一部では事実上の決勝戦とも言われています。今回のマッチレビューは勿論、日本vsイランです!
日本サッカー新時代の幕開けとも言われて始まった今回のアジアカップでは、初戦のトルクメニスタン戦からの全試合を1点差、ハラハラドキドキの試合を乗り切ってここまで来ています。不安点や課題は多く噴出している日本代表ですが、安定しない内容の一方で安定した結果は残しているという、これまでとは違う不安と違う強みを手にしているようにも思えるのが今回の森保ジャパンです。
対するイランは現在FIFAランキングではアジア勢として最上位。去年のロシアW杯では厳しいグループに振り分けられたにも関わらず、モロッコに勝利した後スペインと激闘を繰り広げ、ポルトガル相手には後一歩というところまで迫りました。
今大会でも日本と並んで優勝候補の本命とされていた予想の通りに安定感抜群。ここまでの5試合で12ゴール、更に未だに無失点。正に今日の日本とイランの一戦はアジア最強を決めるのに相応しい一戦とも言える試合でしょう。大会屈指の大一番を制し、決勝に駒を進めるのはどちらのチームになるでしょうか。
両チームスタメンです。
今日はワントップに負傷から復帰した大迫勇也が初戦以来のスタメン復帰。大迫以外の10名はベトナム戦からの変更はなく、恐らく今回のメンバーの中では初めてベストメンバーと言える布陣で臨む事になります。
本日の会場はUAE、アル・アインに位置するハッザーア・ビン・ザイード・スタジアムです。
普段はアル・アインFCがホームスタジアムとして使用しているので、塩谷司にとってはまさしくホームゲーム。クラブW杯でもアル・アインがリーベル・プレートを下した試合や鹿島の初戦などが開催されました。
さて、試合は戦前の予想通り両者一歩も譲らない互角と言える展開が続いていきます。日本もイランも、ちょこちょこ惜しいシーンなんかを創出しますが、ただお互いにシュートまでは中々持っていけない展開に。
日本は大迫の復帰もあって、攻撃の形はサウジアラビア戦やベトナム戦前半よりもスムーズに進んでいたように感じます。ただ前述のように最後の一歩を詰め切るに至らず、シュート本数は前半を通じて3本と少ないまま。
一方守備面に於いては、警戒されていたイラン代表FWアズムンにボールを持たれて決定的なシーンを一度作られたものの、イランのロングボール攻撃に関しては冨安健洋の頑張りもあって対応出来ており、ある程度両チームの色も濃く出た形になった前半はスコアは動く事なく後半へ進みます。
後半、やはり日本は大迫復帰の効果というものが存分の存分で存分に発揮される形となります。56分、大迫のポストプレーに抜け出した南野拓実が抜け出しますがイランDFに倒されて転倒。ノーファウル判定でしたがファウルと勘違いしたイランDFが抗議しているうちに、集中を切らさずプレーを続けた南野がドフリーで抜け出す形になりセンタリング。これをキーパーの前に入った大迫が頭で合わせて日本先制!
しかしその後、バランサーとして森保ジャパンの影のキーマンとなっていた遠藤航が負傷退場。その直後に与えたフリーキックは権田修一が好セーブで防ぎますが、少し漂う何か嫌な流れ。
しかしその流れもぶった切ったのはあの男でした。再び大迫→南野のラインでチャンスを作り、南野が中央に折り返すとこれがイランDFプーラリガンジの手に当たってPK獲得。これを大迫が落ち着いて決め切って2-0。もう半端ないじゃ片付かない。そんなん出来へんやん普通じゃなくてそんなん出来る訳ないどーやっても。嗚呼大迫、神…。
2点リードというある程度のセーフティースコアに持ち込んだ日本はより一層落ち着き払った試合展開を披露。一方焦るイランを上手くいなし、試合を運んでいきます。
そして後半アディショナルタイム、相手ボールを奪った原口元気が南野とのパス交換から抜け出してシュート!あぁぁぁぁぁ3点目ぁぁぁぁぁ!!!!
我を乱したイランの乱闘騒ぎも終盤にはあったりしましたが、試合は見事そのまま3-0の完勝!日本が決勝進出を決めました!!やったぁぁ!!!
いやぁ…ね、なんというか……。まず、後半の完勝に繋がるまでは前半のイランの攻撃が鋭かった時間帯に冨安を筆頭にしっかりきっちり守り切れた事が大きいでしょう。DFラインは安定していて、前半に一度決定機があった以外は大ピンチのシーンは少なかったですし、この守備力は今大会の武器となっていますね。決勝トーナメントでは未だ無失点ですから。
そして攻撃に関しては…。結局のところ、今の「大迫依存症」と言われるほどに大迫が絶対的な存在になっている理由って、大迫個人の純粋な決定力やフィジカルのみならず、大迫が居るか居ないかで2列目のパフォーマンスすら変えてしまうところなんですよね。今日の南野なんか水を得た魚のような働きでしたし、最初の2点が両方大迫が捌いて南野へ、という展開がきっかけとなったのが象徴的なシーンと言えるでしょうか。
カタールW杯など長期的な視点で見れば、ここまでの試合で露呈したように大迫アリと大迫ナシでここまで違う事は何とかしなければいけない問題の一つです。しかし今回の決勝では大迫の出場は十分大丈夫ですし、残された試合は決勝のみですから、この問題はアジアカップが終わってから考えれば良いでしょう。
今日、イラン相手にここまでの試合を出来た事実を見れば、決勝戦への試合は明るいと断言出来るのではないでしょうか。
決勝は2月1日!時間は今日と同じだぜ!
ではでは(´∀`)