宇佐美と堂安、初の代表共演のチケットを取り逃がした私は負け組…。
どーもこんばんは
発売日完全に忘れてた…。
さてさて、世間がホワイトデー賑わっていた3月14日に、3月のキリンチャレンジカップ2019に挑む日本代表メンバー23人が発表されました。まずは試合日程と招集メンバーを振り返ってみましょう。
3月22日19:20 日本代表vsコロンビア代表@横浜・日産スタジアム
3月26日19:30 日本代表vsボリビア代表@ノエビアスタジアム神戸
GK
DF
室屋成(FC東京)
冨安健洋(シントトロイデンVV)
MF
山口蛍(ヴィッセル神戸)
中島翔哉(アル・ドゥハイルSC)
守田英正(川崎フロンターレ)
堂安律(FCフローニンゲン)
FW
鎌田大地(シントトロイデンVV)
※追記
守田英正が離脱し、代わりに以下の選手の追加招集が発表されました。
昨年の9月、10月、11月の代表戦はアジアカップに向けての強化という側面もあって、特に10月→11月→アジアカップの間は怪我人を除く選手の入れ替えは少なかったです。
しかし今回はアジアカップも終わってひと段落…という事で、アジアカップからメンバーを13人と大幅変更。アジアカップを負傷により離脱した中島翔哉、守田英正が復帰し、アジアカップ未招集のロシアW杯組としては9月の代表戦を負傷離脱した山口蛍に加え、中村航輔、昌子源、香川真司、宇佐美貴史が森保ジャパン初招集となった他、小林祐希は2017年10月のキリンチャレンジカップ、西大伍は2017年12月のE-1選手権(負傷離脱)以来の招集となりました。初招集は安西幸輝、畠中槙之輔、鈴木武蔵、鎌田大地の4選手です。
さて、やはり1番に目に付くのはアジアカップから半数以上のメンバーが入れ替わっている点です。
アジアカップに招集されて今回の代表には呼ばれていない選手一覧をご覧下さい↓
GK 権田修一(ポルティモネンセSC)☆
DF 酒井宏樹(オリンピック・マルセイユ)☆
MF 遠藤航(シントトロイデンVV)★
MF 伊東純也(KRCゲンク)
FW 北川航也(清水エスパルス)
FW 武藤嘉紀(ニューカッスル・ユナイテッド)
FW 大迫勇也(ヴェルダー・ブレーメン)☆★
☆を付けた選手がアジアカップ決勝、カタール戦のスタメン、★を付けた選手が現在負傷中の選手です。これを見てわかる通り、アジアカップ決勝カタール戦のスタメンから7名が選外になっています。また、アジアカップに招集された海外組15名のうち、引き続き今回も招集されたのは冨安、乾、柴崎、南野、堂安の5名のみ。その為、今回の海外組は総入れ替えに近い状態と言ってもいいでしょう。
というのも、今回の招集メンバーのポイントはやはり、昨年9〜11月がアジアカップに向けてのメンバー構成だった事と同様に、6月に開催されるコパ・アメリカに向けてのチーム作り、という意味合いが強いという事が考えられます。
以前更新した、「勝手にコパ・アメリカのメンバー考えちゃおう企画」でも述べたように、各国代表が国際Aマッチデー以外の期間に開催される大陸選手権に選手招集の強制力を持つのは1選手につき、1年に1大会のみというFIFAの規約が存在します。既に日本代表はその強制力をアジアカップで行使している為、アジアカップに出場した選手をコパ・アメリカに招集するには所属クラブの同意が必要となります。
所属クラブからすれば、「自国じゃないチームの代表に、大事な選手を大事なキャンプを離脱させてまで協力する筋合いは無い」というのが本音でしょう。ですので、最近大迫の招集を巡って云々という事がニュースになりましたが、実際問題としては長友、吉田、酒井辺りのコパ・アメリカ招集も難しいと考えた方が自然です。恐らくこの辺りの選手はコパ・アメリカには呼べなさそうなので、レギュラークラスの選手を外した要因は「新戦力を試したい」という意図も勿論あるでしょうが、「コパ・アメリカ仕様のチームを作る」という意図がメインでしょう。
その一方で、アラベスというよりもベティス側がどう考えているのか今ひとつ解らない乾は別としても、冨安、南野、堂安、またヘタフェで事実上戦力外とも言える状態で、チームも個人も移籍先を探しているような柴崎らは「国際大会で活躍させる事で市場価値を高めて、より良い条件で売る」事を目的に所属クラブがコパ・アメリカへの参加に応じる可能性が高いので今回も招集されたと考えられます。
さて、今回のメンバーをざっと見たところ、森保一監督は広島の監督時代は3バックを採用しており、現に東京五輪世代の方では3-4-2-1のシステムで戦っているので「アジアカップが終わったら3バックに移行するのではないか」という予想が一部でされていましたが、今回のメンバーを見る限りはコパ・アメリカも従来の4バックシステムの採用が予想されます。
その為、所謂ワントップの「大迫依存問題」は今回も一つのテーマになりますが、その意味でも鈴木武蔵や鎌田大地が代表という舞台でどこまでやれるか、というところは今後数年の日本代表という目線で見ても大きなポイントとなるでしょう。
何にせよ、鈴木しかり安西しかり畠中しかり、J1で好調をキープしている選手の招集は今後のJリーグ組のモチベーション向上にも大きいかなと。
ではここで、ざっとコロンビア戦の予想フォーメーションを出してみます。
10月シリーズ、11月シリーズでもそうでしたが、森保監督は結構わかりやすくメンバーを分ける傾向があるのでコロンビア戦はこんな感じになるかなと考えられます。
…それにしても、ガンバファンにとって胸熱と言えるのは何といっても宇佐美と堂安が初めて代表で共演する事…。共にガンバユースの最高傑作と言われる選手で、2人ともACLのFCソウル戦で公式戦デビュー→万博での鹿島戦でJリーグデビューという共通点もあったりして、ガンバファン的には違う青を纏った2人の共演を何としても見たいところです…。
今回の代表ヴェルディ感強い
ではでは(´∀`)