言いたかないけどご報告。
21歳、まあまあ頻尿。
どーもこんばんは
さてさて、本日はUEFAチャンピオンズリーグベスト8、遂にセカンドレグです!
まずは1stレグの結果を振り返りましょう。
…で、今回のマッチレビューはFCバルセロナvsマンチェスター・ユナイテッドのカードです!
ジョゼ・モウリーニョ監督を解任し、オーレ・グンナー・スールシャール監督を招聘したマンUですが、監督就任ブーストはとりあえずひと段落と言った印象です。ある意味、ここからがスールシャールの真価が問われる段階ですから、ベスト16で見せたようなマンUらしい勝負強さを再び見せる事が出来るのでしょうか。
一方、初戦を制して今日の2ndレグを迎えるバルサですが、14-15シーズンの優勝以来、CLでは3季連続でこのベスト8で敗退。しかもその3シーズンのうち2シーズンは、1stレグを勝利しながらの敗退となっています。何としてもその嫌な流れを断ち切りたいところです。
チャンピオンズリーグでは決勝を始め、過去に多くの激闘を演じてきたこのチーム。果たして今年の結末や如何に。
両チームスタメンです。
ちょうど20年前、マンUとバイエルン・ミュンヘンが激突した98-99シーズンのCL決勝戦…今なお「カンプ・ノウの奇跡」として語り継がれる伝説の試合で、CL史上最も劇的と言われるゴールを決めたのが他でもない現マンU監督のスールシャールでした。マンUにとっては「美しい思い出の地」であるカンプ・ノウで、再び奇跡は起こしたいところです。
とにかく点を取らないと始まらないマンUに対し、バルサも15-16、17-18の悪夢を繰り返さない為にも先制点だけは取ってしまおうと両チーム積極的な立ち上がりを見せます。前半10分にはリオネル・メッシの絶妙なパスからフレッジとイヴァン・ラキティッチが接触。一度はPKと判定されたもののVARで取り消しとはなりましたが、しかしここからがメッシ劇場の始まりでした。
16分、右サイドでラキティッチのディフェンスから奪ったボールを拾うと、そのまま中央に切れ込んでお得意の位置から左脚を一閃。いきなりビューティフルゴールを見せつけてバルサが先制。
更に20分にはセルヒオ・ブスケツの縦パスを受けたフィリペ・コウチーニョが左サイドからドリブル。これはフレッジに阻まれたものの、すぐに奪い返しに行ってこぼれたボールを再び拾ったのはメッシでした。今度は左から右へ、さっきとは逆の形で切れ込んで右足でシュート。これがダビド・デ・ヘアの誤処理を誘い、バルサが追加点を早々に奪います。
1stレグは1-0で勝利している為、これで3点のリードを得た形になったバルサは落ち着いてボールを回し、焦りが先行し始めたマンUをいなすような形に。マンUは有効な打開策を打てない間にもメッシは脅威を与え続け、前半アディショナルタイムにはメッシのパスに抜け出したジョルディ・アルバのクロスをセルジ・ロベルトが走りこんでシュート。この決定機はデ・ヘアに阻まれますが、完全に「バルサのゲーム」という意識を植え付けて前半を終えます。
後半も流れは変わりません。マンUが何とか打開を試みる場面はありましたが、大した形にならないまま潰される事が繰り返される日々。
逆に61分、またもやメッシのロングパスに抜け出したアルバがワンタッチで中にはたくと、そのボールをコウチーニョが拾い、ルイス・スアレスの効果的なフリーランで空いたシュートコースに的確なミドルシュート。2試合合計スコアは遂に4-0。もはや完全なワンサイドゲームへ。
逆転や同点どころか、1点を返す気配すら作れないマンU。いつの間にバルサとマンUの差はここまで広がってしまったのか…なんて事が頭をよぎる頃には、すっかりバルサファンは余裕っぷりを見せていました。元バルサのアレクシス・サンチェスが交代出場で登場した際にはスタジアム全体から暖かな拍手が送られるほど。
終了間際、サンチェスが惜しいシュートを放ちますが、これはバルサのGKテア・シュテーゲンに左手1本で弾かれゴールならず。結局マンUがバルサと互角に戦えたのは最初の5分ほどのみ。試合は3-0のままホイッスルが吹かれ、文字通りバルサが圧勝で14-15シーズン以来のベスト4進出を決めました。
マンUからすれば、もはやマンUがどうのこうのというよりもバルサが圧倒的過ぎた事が全てでしょう。…いや、もうメッシが凄すぎましたし、メッシのみならずバルサ全体が強すぎた一戦でした。
DAZN解説の川勝良一氏も仰っていましたが、バルサはメッシが絶対的な存在であるのと同時に「依存」まではしていないのが全てなのではないでしょうか。
「メッシさん後はよろしくお願いします」になる事なく、バルサは全員が「メッシをどう活かし、メッシにどう活かされるか」を共有出来ていますし、例えばそれがスアレスの効果的なランだとか、アルバのパスを引き出す動き、そしてメッシがケアされれば、メッシを囮に使って攻める術などメッシの組み込み方が卓越している事がアルゼンチン代表との大きな違いであり、シャビやイニエスタがバルサを去ってもメッシが輝き続けている要因とも言えるでしょう。昨年の10月…メッシを怪我で欠いているにも関わらずCLでインテルを、リーガではレアルをフルボッコにした事も、改めて頷けます。
ちなみにもう一つのカードでは、優勝候補の一つとされていたユベントスに対し、レアルを下して勢いに乗るアヤックスが大金星。
これでまず、ベスト4進出を先に決めたのはFCバルセロナとアヤックスという事になりました。
でもコーヒーは大好き。
ではでは(´∀`)