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どーもこんばんは
でも最終販売の先着は死ぬぞ、あるか知らんけど。
さてさて本日のマッチレビューはUEFAヨーロッパリーグ準決勝2ndレグ、チェルシーvsアイントラハト・フランクフルトの一戦です!
昨日、一昨日とあまりに劇的なチャンピオンズリーグ準決勝の興奮冷めやらぬ中、もう一つの戦いもいよいよクライマックス。名門としての意地を見せたいチェルシーか、実に39年ぶりとなるヨーロッパでのタイトルを目指すフランクフルトか。運命の一戦が幕を開けます。
フランクフルトが決勝に進出すれば、長谷部誠は日本人選手としては3人目、そして酒井宏樹に続いて2年連続の日本人選手決勝進出となります。その点でも注目ですね。
両チームスタメンです。
チェルシーはエンゴロ・カンテが欠場。この事実がどう影響をもたらすかが懸念されます。
フランクフルトはアンテ・レビッチが復帰。また、長谷部をリベロで使うのかボランチで使うのかが一つ注目されたポイントでしたが、今日も1stレグ同様ボランチでの起用となりました。
本日の会場はイングランド、ロンドンのスタンフォード・ブリッジです。
個人的に行ってみたいヨーロッパのスタジアムでかなり上位。外装とかおしゃれなスタジアムですよね。
1stレグはフランクフルトホームで1-1というスコアだった為、0-0でも決勝進出の決まるチェルシーは確実にボールを握りながら堅実な試合展開を見せていきます。フランクフルトは戦力差もあって受けの形が続き、基本的には1stレグと似たような試合の進み方に。
しかし前半20分前後からチェルシーがエンジンを掛け始め、緩から急へのスイッチを入れていきました。28分、エデン・アザールの個人能力の高さを見せつけるようなボールカープから絶妙のスルーパス。このパスに抜け出したロフタスチークが冷静にゴールに流し込んでチェルシーが1点先制。
先制点を奪った事で更に無理をする必要がなくなったチェルシーは、そのまま更に堅実にゲームをコントロール。フランクフルトはその戦力差を前に有効な打開策を見つけられないまま時間は進み、アンテ・レビッチが裏に抜けたシーンもダヴィド・ルイスに潰されてシュートまで至らず。前半は1-0でチェルシーリード。フランクフルトにとっては、スコア以上に絶体絶命の状態で前半を終えます。
しかし後半、立ち上がり早々一気に流れが変わります。49分、長谷部がボールを持って持ち上がると、前線のルカ・ヨビッチへ縦パス。ヨビッチのポストを拾ったミヤト・ガチノヴィッチのリターンを自ら受けて抜け出すと、GKケパ・アリサバラガとの1対1を冷静に制してフランクフルトが同点!劣勢と見られたフランクフルトが追いつき、これでスコアはアウェイゴールでも全くのタイスコアに持ち込まれます。
全くのタイスコアとなってからは要所要所で激しいデュエルが展開され、攻撃も一進一退の時間が続くなど見応えのある攻防戦と激しい攻守の切り替えが続いていきます。両チーム1人ずつ負傷退場を余儀なくされるほどの激しいゲームは、いよいよ終盤戦へ。
しかしラスト10分、両チーム交代策を講じて最後の勝負に出たものの、両チームともに一歩も譲らず1-1で終了。そして第1戦でもスコアは1-1だった為、90分…いや、180分でも決着は付かず、試合は延長戦へと縺れ込む事になります。
延長前半はチェルシーペースで試合は進みましたが、延長前半最大のチャンスが訪れたのは100分のフランクフルトでした。左サイドからフィリップ・コスティッチのクロスが入ると、中央でそのボールを迎えたのは怪我から復帰して途中出場のセバスティアン・ハラー。完全にGKの逆をついたシュートを放ちますが、ギリギリのところでD・ルイスが間一髪でスーパークリアを見せて得点には至らず。
更に延長前半のラストプレーでは、フランクフルトが掴んだコーナーキックから再びハラーがヘディングシュート。しかしこれもギリギリのところで途中出場のDFダヴィデ・ザッパコスタにクリアされて無得点。
延長前半はチェルシーペースではありましたが、より大きなチャンスを掴んだのはフランクフルト…そんな形で終えます。
延長後半、今度はチェルシーの攻撃。コーナーキックからGKケヴィン・トラップがこぼしたところをセサル・アスピリクエタが押し込みますが、これはキーパーへのチャージを取られてノーゴール。
結局延長戦でゴールは生まれず、試合は運命のPK戦へ。
そして運命のPK戦…フランクフルトはGKトラップがチェルシーの2人目、アスピリクエタのシュートをストップします。しかし、チェルシーのGKアリサバラガがフランクフルトの4人目マルティン・ヒンテレッガー、5人目ゴンサロ・パシエンシアのシュートを連続ストップ。最後にはエース、アザールが決め切り、2試合合計210分の激闘を制したチェルシーが12-13シーズン以来となるヨーロッパリーグの決勝に駒を進めました!
いやぁ、非常に見応えのある試合だったと思います。ブンデスリーガでCL出場圏争いの真っ只中にいる中、フランクフルトは圧倒的な戦力差があるチェルシー相手に良くやったと思います。
ヨビッチなど、主力の流出が噂されてはいますが、これから先にも期待していきたいですね。
一方のチェルシーとしては、試合内容としては不本意ではあったと思いますが、延長戦のD・ルイス、ザッパコスタの2度にわたるスーパークリアなど、底力というものは感じさせました。
CL圏も確保し、これで心置きなく決勝に挑める事になるでしょう。そんなEL決勝戦の相手はアーセナル。アゼルバイジャンのバクー・オリンピックスタジアムで行われる決勝はロンドンダービーとなりました。そう言えば、今季はこれでCLもELもイングランド勢同士の対決という事になりましたね。
どっちのサポもなんでロンドンダービーにアゼルバイジャン行かなあかんねんって思ってそう。
ではでは(´∀`)