ありがとうKONAMI
どーもこんばんは
ガンバ大阪固有フェイス
— R (@blueblack_gblue) 2022年4月14日
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京都サンガFC固有フェイス
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若原/飯田/麻田/アピアタウィア/本多/ウタカ/福岡/山﨑/宮吉/白井/武田/荻原/松田/金子/上福元/豊川/川﨑/井上/三沢/大前
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さてさて、本日のマッチレビューはUEFAヨーロッパリーグ準々決勝第2戦、FCバルセロナvsアイントラハト・フランクフルトの一戦です。
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ヨーロッパリーグとしては初出場、前身のUEFAカップを含めても実に18年ぶりの出場となるバルサ。レアル・マドリードと共にスペインのみならず、世界のサッカーの頂点を走り続けるバルサにとって、このヨーロッパリーグは未だ手にしたことのないほぼ唯一に近いタイトルです。バルサのようなチームにとって難しいのは、例えば今年ELを取り逃がしたとして「じゃあ来年こそはEL獲ろう!」という状況になってしまう事は一番避けたい事案なので、バルサからすれば今年…それもクラブの悲願と言っても過言ではないシャビ監督体制で好調を維持する今年獲らなければならないタイトルであり、今年が最初で最後のチャンスと言える状況にしなければなりません。なかなか難しい立場…。
対するフランクフルトにとっては、優勝候補の大本命相手に近年の彼らの発展の全てをぶつける絶好のチャンス。第1戦の前、オリバー・グラスナー監督が「私のキャリアの中で最も重要な試合だと思っている」と語りましたが、それは監督のみならずフランクフルトに関わる全ての人にとって近い事が言えるでしょう。ここでバルサに勝てば、人生が変わる選手も多く出てくるでしょうしね。彼らからしても、18-19シーズンにあと2勝足りなかったEL制覇を是が非でも…という思いは強いはずです。
本命か、ドイツの曲者か。1stレグは1-1。果たしてベスト4に進むのは!?両チームスタメンです。
先月、バルサは大手音楽ストリーミングサービスの「Spotify」と2022年7月からのメインパートナー契約を締結。それに加えて、歴史上初めてこのスタジアムのネーミングライツをSpotifyが入札しました。最初にこの報道が出た際には「『カンプ・ノウ』の名前が消えるのか?」と不安視する声もありましたが、来季以降のスタジアム名は「スポティファイ・カンプ・ノウ」となる事が決定。やはりカンプ・ノウって、世界でも数少ないスタジアムの名前だけで力を持っているようなスタジアムですから、Spotify側もカンプ・ノウの名は残した方がメリットは大きいという判断でしょう。
という訳で、楽天との契約は今季で終了となるので、スタジアムに張り巡らされたRakutenのロゴもそろそろ見納め。最後になんとか、Rakutenユニフォームでトロフィーを掲げてほしいですね。…そういえば、フランクフルトの胸ロゴはIndeedでしたね。Indeed自体はアメリカの会社ですが、現在は日本のリクルートの完全子会社ですので、そういう意味では日本企業ダービー…?
開始早々に攻め込んだのはフランクフルトでした。前半開始早々、ペナルティエリア内でイェスパー・リンドストロムがエリック・ガルシアにホールドされる形で倒された事でファウル。前半4分という段階でフランクフルトにPKを与えると、これをフィリップ・コスティッチが決めてフランクフルト先制。直近のラ・リーガ、レバンテ戦ではPKを3つも与えてしまったバルサにとっては繰り返しの痛い過ちに…。
バルサは失点直後にウスマン・デンベレのクロスをピエール・オーバメヤンがファーサイドで合わせますが僅かに枠の上。その後、先制点を取れたフランクフルトはその後は3バックを5バックの形にしながらバルサの3トップを抑えつつ、残り5人が連係したポジショニングで、とにかく徹底してバルサのキーマンであるセルヒオ・ブスケツに落ち着いた状態でボールを持たせないような、非常に計算された立ち位置の守備陣形を徹底してきました。
バルサもバルサで、フランクフルトがブスケツに集中してリソースを割く守備をしてきたことから早めにサイドに預ける事で活路を見出そうとするものの、そうなると今度はフランクフルトの5パックの網に引っかかる形で戦況を打開しきれません。
すると36分、ここまでは得点力以上に守備での貢献が目立っていたセンターフォワードのサントス・ボレが、ゴール左辺りから一瞬の隙を突いた強烈なミドルシュート!これがGKテア・シュテーゲンが絶対に取れないようなコースに飛んだゴラッソとなってフランクフルトが2点をリード。前半はフランクフルトにとっては、もはやハマりすぎて怖いほどのゲームプランのハマりっぷりで2点リードで終えます。
後半からシャビ監督はペドリを下げてフレンキー・デ・ヨングを投入。後半のバルサは前半をよりも割り切ったくらいに、サイドでの個の打開を軸にゲームを進めていきます。55分、右サイドに開いたデンベレが空けたスペースでボールを受けたデヨングのクロスで生まれた混戦からオーバメヤンがシュートを放ちますが、これはGKケヴィン・トラップの好セーブ。
対するフランクフルトは直後には鎌田大地のスルーパスに抜け出したリンドストロムがシュートを放ちますが、今度はテア・シュテーゲンがビッグセーブで致命的な失点は阻止。とはいえ、フランクフルトは数少ないマイボールの場面をほぼほぼ確実にチャンスに繋げていました。
バルサは62分に右SBにセルジーニョ・デスト、更にオーバメヤンを下げてアダマ・トラオレを右WGで投入し、デンベレを左WG、フェラン・トーレスを真ん中にスライドさせたサイド突破を徹底するような配置に変えました。
しかし67分、フランクフルトは右サイドの高い位置で獲得したスローインの流れから味方のポストプレーに鎌田が一気に左に角度を向けると、鎌田はダイレクトでガラ空きになった左サイドにスルーパス。これをコスティッチが冷静に逆隅に決め切ってなんとフランクフルト3点目!カンプ・ノウに退去して押しかけたフランクフルトファン大歓喜。
70分にルーク・デ・ヨング、80分にメンフィス・デパイと2人のオランダ人アタッカーの豆乳でなんとか1点を返したいバルサでしたが、フランクフルトのブロックの前にシュートにさえ持っていけないどころか、上記の交代の間にも鎌田にカウンターから惜しいシュートを放たれるなどフランクフルトに絡め取られたような時間はずっと続いていきます。84分には左サイドで得たFKでデパイがクロスを入れるとエリア内で混戦状態になり、F・デヨングのシュートをブスケツがコースを変えてゴールネットを揺らすも…これはオフサイド。
それでも9分の表示となったアディショナルタイム、右サイドからのクロスがこぼれたところをブスケツが強烈なミドルシュート。先ほどの借りを返すような一撃で1点を返します。
最後はロナルド・アラウホを最前線に上げたパワープレーを敢行。縦パスを左サイドのガビが上手くフリックしたところに抜けたジョルディ・アルバの折り返しにアラウホが反応しますが、シュートはDFエヴァン・ヌディカにブロックされ、こぼれ球に突っ込んだL・デヨングのシュートもサイドネット。
クローザーとして長谷部誠を送り込んだフランクフルトはAT目安の9分台に突入したタイミングでヌディカがL・デヨングとの競り合いでPKを与え、これをデパイに決められて1点差になったものの……バルサからすれば時既に遅し。フランクフルト、まさしくゲームプラン通りの試合展開でベスト4進出です!!
まぁ雑に言えば先制点が全てで、フランクフルトがリードした事で彼らの方向性が一つにバチッと固まったのは、結局そのまま試合の全てを決めてしまったのは確かです。前半に徹底したブスケツ包囲網にしても、0-0であれをやるのと1点リードであれをやるのは全く違うのは言うまでもない訳で。加えて、5バックで3トップの機動力も奪われたとなると、バルサはもうがんがらじめになるしかなかったというのが実情でしょう。シャビ監督が後半からシンプルなサイド突破を出来るような選手交代をしたのも、もう他に選択肢がなかった事の表れだったと思いますし。バルサからすれば、今年に入ってからの巻き返しと躍進は間違いなく第一段階は打破したと言ってもいいでしょう。ただ、第二段階にはまだ辿り着けていない…というのが印象ではあります。
そしてなんと言っても凄かったのがフランクフルトの両WBより前の5人ですよね。彼らは前半の対ブスケツ、対3トップの守備戦術でのタスクを完璧にこなしただけでなく、特に後半は自陣まで戻っての守備、更にボール奪取時には一気に駆け上がって数的有利の状態でカウンターを成立させた…と。やはりあれをやられると、ビハインド側のDFを強引な攻め方をしたくなっても「鎌田が…」「コスティッチが…」みたいな事が脳裏によぎる訳で。終盤こそ猛攻を受けて2点は失いましたが、フランクフルトからすれば完璧よりも上のハマり方をしたような試合だったのではないでしょうか。
【うれしはずかしじゅんいひょうのコーナー】
UEFAヨーロッパリーグ準々決勝
※2試合合計スコアで表示。( )内は2ndレグの結果。
FCバルセロナ3-4(2-3)アイントラハト・フランクフルト
オリンピック・リヨン1-4(0-3)ウェストハム・ユナイテッド
レンジャーズvsブラガ
UEFAヨーロッパリーグ準決勝
RBライプツィヒvs
ウェストハム・ユナイテッドvsアイントラハト・フランクフルト
鎌田くんいつでもガンバに帰っ…
ではでは(´∀`)