フライデーナイトJリーグってちゃんと結構な有名どころ連れてきてくれるのがいいよね
どーもこんばんは
いつまでもミーハー心は忘れたくないと思いながらサッカー観てます。
さてさて、本日のマッチレビューはスペイン、リーガ・エスパニョーラ第4節、FCバルセロナvsバレンシアCFの一戦です。
やっぱり今年も優勝候補筆頭であるバルサと、なんやかんやでそれなりに強いバレンシアとの注目のカードではありますが、ここまでの4試合で共に1勝1分1敗とイマイチ波に乗れないシーズンに。両チーム苦しい台所事情だったりもする中、特にバレンシアは先日、マルセリーノ監督を解任。そんな中で迎えるこの一戦をどう乗り越えてくるでしょうか。
余談ですが、今日が初陣となるバレンシアのアルベルト・セラーデス新監督は元々バルサのカンテラで育ち、トップチームでも活躍した方です。
両チームスタメンです。
本日の会場はスペイン、バルセロナのエスタディオ・カンプ・ノウです。
ヨーロッパサッカーにおけるメインステージと言っても過言ではないこのスタジアム。カンプ・ノウは2022-2023シーズンを目処に10万5000人収容の屋根付きスタジアムに改修する事が決定しており、その設計コンペで日本の日建設計が当選した事でも話題になりましたね。
試合はいきなり動きます。2分、右サイドでカルレス・ペレスのパスを受けたフレンキー・デ・ヨングが中央に折り返すと、アントワーヌ・グリーズマンがスルーしたところにアンス・ファティが飛び込んでバルサがいきなり先制。
更に7分には、今度は左サイドからファティがボールを持つと今度はファティの折り返しにデ・ヨングが合わせ、開始から10分足らずでバルサが2点をリードします。
この2点に絡んだFWアンス・ファティはなんと16歳。新星の活躍でバルサが幸先良い出足。
一時はバルサの支配率が8割を超えるなど完全な劣勢に立たされたバレンシア。しかしバレンシアも裏への抜け出しなどを上手く活かし、チャンスはごくごく僅かだったとはいえ対バルサ戦というでの工夫は見られました。そして27分にはロドリゴのスルーパスに抜け出したケヴィン・ガメイロがGKアンドレ・テア・シュテーゲンとの1対1を制して1点差にします。
とはいえ、その後もバルサは特に危なげなくゲームを進めていって前半は終了。バルサの1点リードで後半に進みます。
後半開始早々の51分、エリア外からグリーズマンが強烈なミドルシュートを放つと、今日が古巣との対戦となるGKヤスパー・シレッセンが弾いたボールがポストに当たり、そのこぼれ球に上がっていたジェラール・ピケが詰めていて3点目。バレンシアの反撃の狼煙を打ち消すような追加点を奪います。
更にファティに替えて怪我から復帰したルイス・スアレスを投入すると61分、アルトゥールのパスを受けたスアレスがエリア外から一瞬の隙を突き、ほぼノーステップでゴールに叩きこみ、投入してからファーストプレーでゴールを奪ってからで4-1。おまけに82分にもスアレスがシュートを叩き込んで遂に5点目まで獲得。
結局試合はその後もバルサペースで進んでいき、バレンシアは最後の最後に途中出場マキシ・ゴメスが1点を返すのが精一杯。それぞれの悩みを抱えた2チームの対戦はバルサが5-2で快勝を収めました。
結局のところ、試合の大勢は開始10分で決まってしまいましたね。そんな中でも16歳のアンス・ファティのプレーはやはり際立っており、また味方を活かす動き方にも長けているグリーズマンと組んだ事でペレスも含めて伸び伸びとプレー出来ている印象を浮かべました。
思えば、バルサ黄金期を築いたメンバーもシャビ・エルナンデス、ダニエウ・アウベス、アンドレス・イニエスタといった選手がバルサを去り、リオネル・メッシ、ジェラール・ピケ、セルヒオ・ブスケツらも気がつけば30歳を過ぎている中、良くも悪くも昨今のバルサは大型補強重視の側面もあったせいか黄金世代以降でレギュラーメンバーに定着したカンテラ組といえばセルジ・ロベルトくらい。Jリーグでプレーするイサク・クエンカやセルジ・サンペールなどバルサを去った選手も多くいる中、例年よりも世代交代が活性化されている今季のバルサというのは成績以上に歴史の転換点としての意義のあるシーズンを過ごせる事になるのかもしれません。
そういう意味でも、その先頭としてファティに懸かる期待は大きいのでしょう。
パナスタには今話題の氣志團さんが。
ではでは(´∀`)