昨日のラグビーと男子リレー凄かったねぇ。
どーもこんばんは
さてさて、本日のマッチレビューは明治安田生命J2リーグ第35節、京都サンガFCvs愛媛FCの一戦です。
いよいよJ2も残り8節。昇格争いも更に激化しています。サンガは現在2位大宮と勝点2差の5位…自動昇格争いは、シーズン序盤から上位を争っていた大宮、横浜FC、山形、水戸に加えて岡山まで加わってきました。もはやここからは負けた者から脱落していくサバイバルレースです。
8月と9月は苦しい戦いの続いていたサンガ。勝負の10月が始まります。
両チームスタメンです。
サンガは第31節岡山戦から再び採用された3バックシステムを今日も採用してきました。前節鹿児島戦からはスタメンを3人変更し、福岡慎平、安藤淳、金久保順がスタメン復帰を果たしています。
本日は関西の皆様には「長ーーーーーーーーいお付き合い」でお馴染みの京都銀行デーという事で、先着1万名様にタオルがプレゼントされています。また、同じ西京極総合運動公園内のハンナリーズアリーナでは京都ハンナリーズvs滋賀レイクスターズのBリーグ開幕シリーズも開催中。
前半からいつものようにショートパスを繋ぎ、打開を試みようとしていくサンガ。しかし愛媛が「無理にプレスはかけないけど前に押し上げていく」ようなポジション取りを取ってきた為、ボールを回せないものの余り高い位置でボールを回せないというサンガにとって望ましくない展開に。
あんまり良い流れとは言えなかったサンガでしたが34分、庄司悦大のパスを受けた一美和成が金久保にボールを落とすと、金久保が深い位置からロングスルーパスを前線に供給。このパスに抜け出した仙頭啓矢がGK岡本昌弘との1対1を制してサンガが先制に成功。今季8点目となった仙頭にとっては第23節大宮戦以来のゴールという事になりました。
先制点を取った事でサンガもだいぶ落ち着いてきたのか、そこからはボールをコントロールしながら危なげのない試合運びで前半を締めていきます。アディショナルタイムにはピンチになる場面も迎えはしましたが、失点は許さず前半はサンガ1点リードで終了。
後半はどちらも今ひとつ流れを掴み切れない展開が続いていきます。しかしそんな中で57分、自陣でボールを奪ったサンガのボールが仙頭に渡ると、自陣から今度は仙頭がロングスルーパス。これを受けた一美が抜け出すとDFを振り切り、そして最後はGKをも張り切ってシュートを放って2-0。サンガが大きな追加点を挙げます。
しかし2点のビハインドを背負った愛媛がFW丹羽詩温を投入してきた辺りから流れは一変します。ここから愛媛の猛攻を喰らう時間が続き、65分には左サイドでボールを持った神谷優太がカットインから鮮やかなシュートを決めて1点差にすると、72分には前野貴徳のパスを受けた近藤貴司がクロス。ここに飛び込んだのは2016年までサンガで活躍した山瀬功治でした。これで試合は振り出し。サンガは2点のリードを7分で吐き出す事に。
同点でも大きな勝点1とは言えないサンガはジュニーニョ、湯澤洋介、藤本淳吾を投入。そこからは一進一退の攻防戦が繰り広げられましたが、決勝点になりうる3点目が入る事は無いまま2-2で終了。サンガにとっては痛すぎる引き分けとなってしまいました。
うーん……うーん……。確かに、今日のサンガは90分を通じて安定した試合を戦えていたか、と言えばそうではありませんでした。今日に関しては特に、いつものようにショートパス主体で崩していくのか、いつもよりも長いパスや単独突破も用いて攻撃していくのかの間でどこかチームがバラついている感もあって、守備というよりもどこか攻撃でチグハグ感が否めなかったです。その中でも2点取れた事はチームとしての地力が付いている証でもあるのかもしれませんが…いやぁ、痛かったですねぇ…。
【うれしはずかしじゅんいひょうのこーなー】
1位 柏レイソル(69)
2位 大宮アルディージャ(63)
3位 横浜FC(61)
4位 モンテディオ山形(61)
5位 京都サンガFC(59)
6位 ヴァンフォーレ甲府(57)
7位 水戸ホーリーホック(57)
8位 ファジアーノ岡山(57)
9位 徳島ヴォルティス(55)
10位 V・ファーレン長崎(53)
11位 ツエーゲン金沢(50)
12位 アルビレックス新潟(49)
13位 東京ヴェルディ(45)
14位 レノファ山口FC(40)
15位 FC琉球(40)
16位 愛媛FC(39)
17位 ジェフユナイテッド千葉(36)
18位 アビスパ福岡(35)
19位 FC町田ゼルビア(34)
20位 鹿児島ユナイテッドFC(30)
21位 栃木SC(29)
22位 FC岐阜(26)
大宮が水戸との直接対決を制して2位の座をキープ。それに対して首位柏を劇的ゴールで下した横浜FCもぴったりと3位につけています。第2集団としては京都が愛媛に引き分けて足踏みした一方、山形、甲府、岡山といったチームは勝点3を獲得。5位の京都にとっては2位の大宮と勝点4差の一方、9位徳島とも勝点4差として昇格争いは更に激化しています。
残留争いの方で言うと、勝点1とはいえ岐阜と栃木が積み立てた反面、鹿児島が新潟に0-6で惨敗。最下位岐阜と20位鹿児島の勝点差は4に縮まっています。
…さ、CSみよ…。
ではでは(´∀`)