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要所要所〜明治安田生命J2リーグ第31節 京都サンガFCvsファジアーノ岡山 マッチレビュー〜

昨日の嵐はおこぼれで見せてもらいました。

 

どーもこんばんは

 

 

さてさて、本日のマッチレビュー明治安田生命J2リーグ第31節、京都サンガFCvsファジアーノ岡山の一戦です!

 

 

 

いよいよ昇格に向けて後がなくなりつつあるサンガは前節、似たようなポジションに位置する山形相手に3-0で快勝北九州戦の時には活かせなかった勝利の流れを今日こそ維持し、7月や9月の時のような連勝街道に乗れれば奇跡を目論める望みは繋がります。内容以上に、まず大事なのは勝点3。北九州や山形を撃破できたことを無駄にしない為にも重要な一戦です。

両チームスタメンです。

 

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前節山形戦で出場停止だった飯田貴敬が右サイドに復帰。それ以外は前節と同じスタメンで、システムも第28節北九州戦以降採用している3-4-2-1で挑みます。ベンチメンバーも飯田の復帰に伴い谷内田哲平が外れた以外は山形戦と同じです。

 

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本日の会場は京都府亀岡市、サンガスタジアム by Kyoceraです。

一時期はホーム3連敗を喫してしまったサンガですが、ここに来て北九州と山形に連勝。今日も勝って再びホームでの連勝を伸ばしたいところです。北九州戦からサンガは平日キャンペーンとして、平日のホームゲーム時には京都銀行のタイアップでマスクケースが配布されています。

 

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序盤は岡山ペース。岡山が試合の主導権を握る展開が続き、スムーズな攻撃で右サイドから効果的なクロスが何本か入っていきます。サンガはヨルディ・バイスを中心に跳ね返していく事で決定的なピンチにまでは持ち込ませなかったものの、攻撃は逆にサイドに追い出される形でなかなか攻めあぐねていきました。

 

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ただ、時間が進むに連れて少しずつサンガも高い位置でボールを持ち、攻撃の糸口は見出せるようになっていきます。28分にはクロスのこぼれ球に曽根田穣とピーター・ウタカが詰めましたがゴールまでは至らず。サイドでのせめぎあいが多く見られた前半は0-0で終えます。

 

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後半、いきなり出鼻を挫かれます。53分、岡山のクリアがルーズボールになったものの、ややお見合い気味になったところを齋藤和樹が突いてそのまま右サイドを突破。折り返しを山本大貴が合わせて岡山が先制。7試合無敗という好調の勢いそのままに……。

ですがサンガも粘ります。DAZNがまだリプレイを流していた54分、キックオフの流れから岡山にやられた事をそっくりやり返すかのように自陣から庄司悦大がロングスルーパスを送って仙頭啓矢が左サイドを抜け出すと、その折り返しに曽根田穣が突っ込んできて同点弾!これで曽根田は2試合連続ゴール。黒木のパス以降は庄司、仙頭、曽根田がそれぞれワンタッチでロングカウンターを成立させます。

 

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するとサンガの攻撃は一気に厚みを増していきます。中央からの突破は岡山にブロックされましたが、そのボールを庄司が拾ったところから仙頭、ウタカが立て続けにシュート。いずれも岡山にブロックされて阻まれたものの、カウンターの芽を摘みにきたバイスがそのままオーバーラップ。曽根田とのワンツーを受けるとペナルティエリア内で岡山のDF2人をぶっちぎってシュート!バイスの馬力と攻撃意識が光ったゴールでサンガが逆転!!

 

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岡山は66分にパウリーニョとイ・ヨンジェ、76分にはデューク・カルロスと強力な外国人選手を投入して果敢に攻めていきます。サンガも70分くらい辺りまでは追加点も狙いましたが、それ以降は福岡慎平、野田隆之介を投入しながら上手く試合を進めていく割り切った展開。そのまま一点を守り切り、僅か3分間で一気に動いた試合はサンガが鮮やかな逆転勝利を飾りました!

 

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難しい試合というか、全体的には岡山に優勢にゲームを進められた試合ではありましたけど、終わってみれば要所要所のポイントはきっちりサンガが抑えられていたのかなと。失点はボールがラインアウトするかどうかで少し緩んだところを突かれましたけど、逆にキックオフで岡山が少し緩んだところを見逃さなかった庄司のダイレクトパス、それをしっかり察していた仙頭と曽根田の飛び出しは見事でした。バイスのゴールも含めて、劣勢ながらも色んな意味での「予測」が左右したゲームでしたね。

 

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【うれしはずかしじゅんいひょうのコーナー】

 

明治安田生命J2リーグ第31節

東京ヴェルディ2-2ツエーゲン金沢

モンテディオ山形1-2アルビレックス新潟

水戸ホーリーホック0-1アビスパ福岡

ジェフユナイテッド千葉1-1愛媛FC

ヴァンフォーレ甲府1-0FC琉球

松本山雅FC0-0栃木SC

京都サンガFC2-1ファジアーノ岡山

レノファ山口FC1-1ザスパクサツ群馬

徳島ヴォルティス3-1ジュビロ磐田

ギラヴァンツ北九州1-2大宮アルディージャ

V・ファーレン長崎3-1FC町田ゼルビア

 

1位 徳島ヴォルティス(62)

2位 アビスパ福岡(62)

3位 V・ファーレン長崎(57)

4位 ギラヴァンツ北九州(50)

5位 アルビレックス新潟(49)

6位 ヴァンフォーレ甲府(49)

7位 京都サンガFC(47)

8位 ジュビロ磐田(44)

9位 栃木SC(43)

10位 モンテディオ山形(42)

11位 東京ヴェルディ(42)

12位 ツエーゲン金沢(40)

12位 ファジアーノ岡山(40)

14位 水戸ホーリーホック(39)

15位 大宮アルディージャ(39)

16位 ジェフユナイテッド千葉(36)

17位 FC町田ゼルビア(36)

18位 FC琉球(33)

19位 松本山雅FC(33)

20位 ザスパクサツ群馬(30)

21位 レノファ山口FC(27)

22位 愛媛FC(26)

 

大宮に敗れた北九州以外の上位陣は軒並み勝利。首位の徳島は遠藤保仁加入後6試合負けなしだった磐田を3-1で下しました。福岡も1-0で水戸に勝利した為、1位と2位の勝点は同数の状態が続いています。

下位では5試合で3勝を挙げていた好調の琉球でしたが今日は甲府に敗戦。栃木相手に勝点1を得た松本は4試合負けなしです。

 

 

変なLINEが出るたびに和田豊再燃すんのほんま草

ではでは(´∀`)