RK-3はきだめスタジオブログ

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気持ちいい〜UEFAチャンピオンズリーググループF第3節 インテル・ミラノvsボルシア・ドルトムント マッチレビュー〜

昨日のCLは電波がバグって更新を諦めたんですよね…。

 

どーもこんばんは

 

さてさて、本日のマッチレビュー19-20UEFAチャンピオンズリーググループF、インテル・ミラノvsボルシア・ドルトムントの一戦です。

 

 

 

まぁ、とりあえずFCバルセロナが1位抜けするであろうと言われているグループFに於いて、人々の注目は何と言ってもこの2位争いです。初戦でバルサに引き分ける事が出来たドルトムントに対し、第2節でバルサに敗れてしまったインテルは必然的に直接対決での勝利が求められます。国内リーグでも上々の滑り出しを見せる名門同士、注目の一戦です。

 

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インテルは昨年と似た構図のしんどいグループに入ってしまいましたが、今年はどうなるやら。

両チームスタメンです。

 

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本日の会場はイタリア、ミラノのジュゼッペ・メアッツァです。

 

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ミラノの2チームは近年不振が相次いでいましたが、この歴史あるスタジアムに昨年からチャンピオンズリーグがまた帰ってきました。

サン・シーロとも呼ばれる当スタジアムがACミランと共同使用されている事は有名な話ですが、今回のチャンピオンズリーグではホームスタジアムが設備不足でCLで使用出来ないアタランタBCも使用する事になっています。

また、インテルACミランはこのスタジアムの隣に新スタジアムを建設するプラン、いわゆる「サン・シーロ地区再開発案」を検討しており、その投票が来週月曜日に行われるという事で。

 

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前半は膠着状態が長く続いていきます。ボールを持ちながらディフェンスラインを高く保ち続けたインテルの方がやや押

し気味ではあったものの、インテルは3バックにして中央を固めてきたドルトムント相手に活路を見出さず、ドルトムントドルトムントで自陣に押し込まれる時間が長かった為、シュートすら打てない時間が続いていきます。

 

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しかしそんな中で23分、3バックのディフェンスラインでゆっくりとボールを回していったインテルは中央でステファン・デフライがボールを受けます。そのままゆっくりと持ち運ぶと、まさしく「ここしかない!」というタイミングと位置にピンポイントスルーパス。これに抜け出したラウタロ・マルティネスがGKロマン・ビュルキの股を抜いてインテルが先制点を得ます。

 

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先制点を取った事で少しリズムが出たインテルに対し、ドルトムントのもどかしい時間帯は続いて31分のアクセル・ヴィツェルミドルシュートまで1本もシュートを打てないまま。前半アディショナルタイムにはジェイドン・サンチョがこの日最初の決定機を迎えましたが、これもゴールには至らず前半はインテルの1点リードで終えます。

 

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勝点の状況的に、勝点を重ねるというよりも同点に追いつく事でインテルが勝点を積み上げる事を防ぎたいドルトムント最悪勝点1でも、とりあえず同点に追いつけたらOKという状況の中、前半よりは攻めのリズムを掴む事が出来るようにはなりましたが、試合自体が前半よりもオープンな展開になった為、後半はどちらかに転ぶか読めない展開が続きます。

 

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74分にはインテルが自陣ゴール前でのパスミスをきっかけにドルトムントに形を作られ、ゴール前で再びサンチョに決定的なシーンが訪れたものの、ここはインテル守備陣が体を張ってブロック。逆にインテルは84分、途中出場のセバスティアーノ・エスポージトが抜け出したところをマッツ・フンメルスに倒されてPKを獲得しますが、マルティネスのキックはGKビュルキにストップされてしまい、更に試合はスリリングなものに。

 

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しかし再び歓喜の瞬間が訪れたのは猛攻を仕掛けたドルトムントではなくインテルでした。89分、マルセロ・ブロゾビッチがカウンター攻撃から持ち上がると前線にスルーパスを送り、自陣から猛然と駆け上がったアントニオ・カンドレーヴァのシュートでカウンター攻撃を完結させて2-0。その後はボールを回しながら上手く時間を使い切り試合終了のホイッスル。インテルが2-0で勝利を収め、今季CL初勝利を挙げました。

 

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今季のインテルの最大の強みと言われているラウタロ・マルティネス、ロメル・ルカクのツートップを中心としながらも、アントニオ・コンテ監督の率いるチームらしい機動力が合わさってなんというか…上手く機能的に勝つ事が出来たという印象ですね。ここ数試合は若干守備に脆さが見えていましたが、今日はドルトムントの反撃もしっかり耐え切りましたし。デフライのパスとマルティネスの抜け出しで奪った先制点は見てるだけでも気持ちよかったです。

ドルトムントマルコ・ロイスを筆頭に怪我人が多かった事もそうですが、前半のうちにインテルのハイラインを押し返せなかった事が最後まで響きましたね。

 

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UEFAチャンピオンズリーグダイジェスト】

UEFAチャンピオンズリーググループステージも今日で折り返し地点という事で、各グループの順位表を掲載します。

 

グループA

1位 パリ・サンジェルマン(9)

2位 レアル・マドリード(4)

3位 クラブ・ブルージュ(2)

4位 ガラタサライSK(1)

 

グループB

1位 バイエルン・ミュンヘン(9)

2位 トッテナムホットスパー(4)

3位 レッドスター・ベオグラード(2)

4位 オリンピアコス(1)

 

グループC

1位 マンチェスター・シティ(9)

2位 ディナモ・ザグレブ(4)

3位 シャフタール・ドネツク(4)

4位 アタランタBC(0)

 

グループD

1位 ユベントス(7)

2位 アトレティコ・マドリード(7)

3位 ロコモティフ・モスクワ(3)

4位 バイヤー・レヴァークーゼン(0)

 

グループE

1位 ナポリ(7)

2位 リバプール (6)

3位 レッドブル・ザルツブルク(3)

4位 KRCゲンク(1)

 

グループF

1位 FCバルセロナ(7)

2位 インテル・ミラノ(4)

3位 ボルシア・ドルトムント(4)

4位 スラヴィア・プラハ(1)

 

グループG

1位 ライプツィヒRB(6)

2位 ゼニト・サンクトペテルブルク(4)

3位 オリンピック・リヨン(4)

4位 SLベンフィカ(3)

 

グループH

1位 アヤックス(6)

2位 チェルシー(6)

3位 バレンシアCF(4)

4位 LOSCリール(1)

 

 

 

第1節では前回王者のリバプールナポリに敗れた他にもいくつか波乱があったりしましたが、第3節を終えて改めて順位表を見ると割と予想通りというか、大方の見込み通りの順位に落ち着いて来ている感はありますね。

そしてやはり、4チームの実力差が最も少ないとされているグループGは全チームが1勝と1敗はしており、予想通りの大混戦となっております。

 

 

 

お風呂でモノ食べながらDAZNかアマプラ見るのが至高の時。

ではでは(´∀`)