有馬…有馬記念…。
どーもこんばんは
アーモンドアイ…。
さてさて、2019年も末になって参りました。日本は今年から元号が令和となり、令和初の大晦日、令和初の年越し、令和初のお正月…そんな言葉が世間が踊るようになりましたね。
しかし、平成か令和かの話で若干薄れ気味ですが……2019年も終わり、それは即ち2010年代も終わりという事。という事で今回からは2010年代のベストイレブンを考えていきます。
部門は以下の通り↓
④日本代表2010年代ベストイレブン
⑤2010年代ワールドベストイレブン
⑥番外編その1
⑦番外編その②
という事で今回はまずガンバ大阪編です!!
GK 東口順昭(2014〜)
2010年代、特に2010年代後半のガンバでベストGKを選ぶとすれば東口一択、それどころか2010年代のガンバ全体のMVPといっても過言ではないでしょう。長い間ガンバは「GKが補強ポイント」と言われていましたが、補強ポイントどころかいつからかむしろ強みにすらなったのはひとえに東口のおかげです。
最近は日本代表から遠ざかってはいますが、カタールW杯の時には36歳。川島永嗣がロシアW杯に35歳で出ていた事を考えれば十分目指せる舞台でしょう。
GKその他の候補選手
木村敦志(2003〜2014)
藤ヶ谷陽介(2005〜2013、2015〜2017)
林瑞輝(2015〜)
DF 丹羽大輝(2004〜2006、2012〜2017)
その独特過ぎるキャラクターだったり、2015年のチャンピオンシップ浦和戦で見せつけたようなトリッキー過ぎるプレーの印象が余りに強烈でしたが、長谷川健太監督の下で一時代を築いたガンバの殆どの試合でセンターバックを務め続けていたのは紛れもなくこの男。2016年序盤は少し離脱しましたが、岩下敬輔、西野貴治が負傷がちだった事も踏まえると丹羽のタフネス振りは凄まじいものがありました。
ガンバのディフェンスリーダーの象徴とされる背番号5を背負う選手としては異質過ぎる選手でしたが、それでも5番に相応しい選手だった事は確かです。
DF 加地亮(2006〜2014)
負傷がちではあったものの、試合にさえ出ればその存在感は抜群。ガンバの右バックと言えば加地!という方も未だに多いのでは無いでしょうか。2014年夏にアメリカに移籍するまでガンバにとって絶対に欠いてはならない選手でした。元々怪我の多い選手でしたが、加地が活躍していた頃のガンバは右サイドバックは完全に加地に依存していたような状態だった事で負荷が過度にかかっていたようにも思います。そう意味では、加地の後にそのポジションを担うオ・ジェソクや米倉恒貴の台頭や入団がもう少し早ければ…。
あっ、CAZI CAFE美味しかったです。
DF 藤春廣輝(2011〜)
ルーキーイヤーとなった2011年の終盤に下平匠からレギュラーを奪うと、そこからは圧倒的な走力とスタミナを武器に不動の左サイドバックに。2015年には丹羽大輝、米倉恒貴らと共にヴァイッド・ハリルホジッチ監督が率いていた日本代表にも招集されるようになりました。
近年は少し負傷離脱する事も増えていますが、31歳となった今年も常人の域を逸脱したスプリント回数を叩き出すなど、ガンバのスピードスターは来年もアスリートっぷりを見せつけてくれるはず。
DF 岩下敬輔(2012〜2016)
2010年代のガンバの一つのキーポイントは「長谷川健太監督の就任」とセットで「岩下の入団」と言っても過言では無いかもしれません。怪我が多く、1シーズンを通してフル稼働出来たのは2014年のみではありましたが、清水時代からの恩師である長谷川監督の下でピッチ内外に於いてチームの重要人物として君臨していました。
最近は不振が続くガンバに対して「今一番必要なのは岩下みたいなタイプの選手」という声も頻繁に聞かれるほど。
DFその他の候補選手
オ・ジェソク(2013〜2019)
米倉恒貴(2014〜2019)
三浦弦太(2017〜)
MF 遠藤保仁(2001〜)
来季でいよいよガンバでの20シーズン目に突入する銅像を建てるべきレベルのレジェンドの存在感も相変わらずでした。2012年、ガンバの降格が決まった時に真っ先に発した「契約残ってるんで」というヤット大先生らしい言葉による残留宣言が他の選手に与えた影響も少なからずある事でしょう。
2013年からはキャプテンも担い、2014年にはガンバの三冠獲得に加えて個人でもMVPを受賞。近年はさすがにこれまで通りのパフォーマンスを…とはいかなくなりましたが、それでも試合によっては観客を唸らせるようなプレーを見せる生ける伝説そのものです。
MF 倉田秋(2007〜2009、2012〜)
「ポスト遠藤」の呼び声も高く、ボランチとして入団した2000年代はガンバの厚い選手層にも阻まれて伸び悩みましたが、レンタル移籍を経て攻撃的なMFとして復帰した2012年以降は大車輪の活躍を披露。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督の日本代表では単発ではなくコンスタントに日本代表に招集されるようにまでなっています。
2017年からは二川孝弘の退団に伴いガンバの10番を背負う事に。今年で31歳を迎えましたが、今季のパフォーマンスはキャリアハイとすら思えるような働きで、年々その存在の大きさは増していくばかりです。
MF 今野泰幸(2012〜2019)
今野もまた、2010年代のガンバでMVP候補と言って差し支えない選手の1人です。ガンバに加入した直後はチームも今野自身も苦しい時期が続きましたが、ブラジルW杯終了後の今野の働きぶりと言えばそれはもう…。「ガンバは今野のチーム」という表現すら大袈裟ではなくなり、ある意味で「今野依存症」とも呼べるような状態に至るなど、その存在の大きさは強烈でした。2018年なんて今野が復帰した途端9連勝だぜ…。
MF 井手口陽介(2014〜2017、2019〜)
2014年からカップ戦などでちょこちょこ出場機会を得るようになっていた井手口が本格的にブレイクし始めたのは2015年。4月にJ1デビューを果たすと、そこからグイグイ出場機会を伸ばし、今野泰幸と共にガンバの中盤の守備を支えていきました。2016年には日本代表にも初招集され、2017年にはロシアW杯アジア最終予選のオーストラリア戦でのゴールで一躍時の人に。
それ以降は海外移籍の失敗、ロシアW杯落選などの挫折を経てガンバに復帰。最初は苦しみましたが、試合勘を取り戻してからは流石の働きを見せており代表復帰も果たしました。まだ23歳。まだまだ大いなる可能性が待っているはずです。
MFその他の候補選手
明神智和(2006〜2015)
大森晃太郎(2011〜2016)
阿部浩之(2012〜2016)
小野瀬康介(2018〜)
FW 宇佐美貴史(2009〜2011、2013〜2016、2019〜)
言わずと知れたガンバの至宝も海外移籍では上手くいきませんでしたが、ガンバでの活躍に関しては疑う余地はありません。2010年に18歳という若さでブレイクを果たして海外移籍を勝ち取れば、長谷川健太監督率いるチームに復帰してからは絶対的なエースストライカーとして君臨しました。
2度目の欧州移籍でも挫折を味わい、再びガンバな戻ってきた2019年…復帰当初は井手口同様苦しい時期が続きましたが、第28節札幌戦のゴールを機に再び本領発揮。もうずっとガンバにいてくれ!!
FW パトリック(2014〜2017、2019〜)
2010年代のガンバに於いて「救世主」という言葉が最も似合うのはこの男では無いでしょうか。川崎、甲府でのプレーを見る限り、ガンバに加入した時は正直ガンバ向きなのか…?という疑念もありましたが、宇佐美とのツートップは抜群の補完性を持ち、大黒将志&アラウージョに匹敵する攻撃ユニットとして2014年の三冠獲得に貢献。いや、実際破壊力すごかったもんあのツートップ。
再びガンバに復帰した今季は不完全燃焼に終わりましたが、来季も残留濃厚みたいですし復活に期待です。
FWその他の候補選手
イ・グノ(2010〜2011)
レアンドロ(2009、2012〜2013)
アデミウソン(2016〜)
ファン・ウィジョ(2017〜2019)
監督 長谷川健太(2013〜2017)
ガンバが一番苦しい時期に監督に就任してくれただけでも感謝ではありますが、長谷川監督のガンバでの功績はやはり守備の整備の部分が多かったです。そこに加えて倉田秋、大森晃太郎、阿部浩之、丹羽大輝、オ・ジェソクなどの既存戦力の覚醒などが重なって、長谷川ガンバの黄金期は生まれました。
最終年は残念なシーズンだったとしても、5シーズンでタイトルを4つもガンバにもたらしてくれた実績は決して色あせる事はありません。
その他の候補監督
西野朗(2002〜2011)
ツネ様来年頼むで…。
ではでは(´∀`)