無観客試合の一番面白いのは暴言普通に拾っちゃうところ。
どーもこんばんは
さてさて、いよいよ、いよいよJリーグが帰ってきました!!!!
2月25日にルヴァンカップ第2節の延期が発表されて以来、今日に至るまで長かった…。多くの障壁を乗り越え、まだ障壁がなくなった訳ではありませんが、とりあえずようやくここまで辿り着きました。関係各位の皆様本当にありがとうございます。
今回のマッチレビューは勿論Jリーグ。2020明治安田生命J2リーグ第2節、東京ヴェルディvsFC町田ゼルビアの一戦です。
いきなりの東京ダービー!東京クラシック!東京クラシックでかつ、ボールポゼッションを重視した戦術を取る事が予想される2チームの対戦です。
今季からランコ・ポポヴィッチ監督が再び就任した町田は練習試合とはいえ浦和や鹿島相手にも堂々たる戦いぶりを見せました。今季は有力な選手も数名獲得したので期待の大きいチームの一つです。対するヴェルディは今季は開幕戦では徳島に完敗を喫し、キャンプからどこか独特というか、パスサッカーをベースに…以外はどこか謎な印象。果たしてこの歴史的な再開幕戦の運命はどこに転がるのでしょうか?
両チームスタメンです。
無観客試合…「リモートマッチ」と称して行われる試合。昨季はラグビーワールドカップの開幕戦も行われた味スタ。本来なら味スタも今年は東京オリンピックのサッカー競技が行われる予定でしたが…。
試合はいきなり動きます。3分、持ち上がった平戸大貴がペナルティエリア手前の左側から右足を一閃。美しい放物線を描いたシュートがいきなりゴールに吸い込まれて町田が幸先良く先制点を奪います。
しかしその後はヴェルディがバックラインから丁寧にボールを繋ぐことで試合をやや優勢に進め始めていき、決定的なチャンス…まではなかなか作れなかったものの支配率は一時70%を超える事に。ヴェルディはじっくり繋いでからここぞというタイミングで2列目が一気にラインブレイクを図る事で決定機を狙い、そこは町田がしっかりと集中を切らさず踏ん張って失点は許しませんでしたが、スコアが動いてからの試合展開は完全にヴェルディ…という形での町田リードで前半を終えます。
後半頭からヴェルディは藤本寛也と山下諒也の2人を同時に投入。町田も後半開始にあたって修正を図ってはきたものの、やはり後半も試合はヴェルディペースで進みます。ただ、ヴェルディも51分に端戸仁が迎えた決定機を逃して以降はボールは回るけど…というような展開が続き、ヴェルディにとっても、そして本来ならボールを持ちたい側でもある町田にとってももどかしい展開が続いていきます。
しかしこのまま試合も終わるかと思われたアディショナルタイム、端戸のキープから抜け出した山下がペナルティエリアに侵入すると、ここで髙江麗央に倒されて土壇場でヴェルディがPKを獲得。これを藤本が冷静に決めて同点に追いつき、試合はそのまま終了。再開初戦は1-1のドロー発進となりました。
町田も本来はポゼッションしたい、高い位置にラインを設定したいチームである以上、先制点が入った後にヴェルディがボールの支配権を奪った時点で試合の構図は「町田が耐え切れるかどうか」みたいな構図になった気がします。いきなりですけど、後半は特にヴェルディもフラストレーションが溜まる展開だったと思いますし、いきなり耐久戦のような展開になっていましたね。町田からすれば非常に悔やまれるゲームでした。
ヴェルディに関してはまだまだ脆さと課題はありますが、開幕の徳島戦に比べればだいぶ形は出来ていたのではないでしょうか。再開初戦である程度方向性を示せた事は決して悪くはないと思います。
録音の応援音声って急にくるのね。
ではでは(´∀`)