G・BLUE〜ブログとは名ばかりのものではありますが...ブログ。〜

気ままに白熱、気ままな憂鬱。執筆等のご依頼はTwitter(@blueblack_gblue)のDM、もしくは[gamba_kyoto@yahoo.co.jp]のメールアドレスまでご連絡お願いします。

段階的〜明治安田生命J2リーグ第7節 FC町田ゼルビアvs京都サンガFC マッチレビュー〜

今朝のクラシコは面白かったぞ

 

どーもこんばんは

 

 

さてさて、本日のマッチレビュー明治安田生命J2リーグ第7節、FC町田ゼルビアvs京都サンガFCの一戦です。

 

 

 

2勝1分2敗だったサンガは前節千葉戦に勝利した事で勝ち越しに成功。新監督の下で迎えるスタートダッシュとしてはまずまずの成績を残しています。曹貴裁監督の下ではかなり積極的なアタッキングフットボールを展開していますが、前節のホーム初勝利の勢いそのままに目指している内容と結果をリンクさせていきたいところです。

両チームスタメンです。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20210411154254j:image
f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20210411154251j:image

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20210411210533j:image

 

サンガは前節からメンバーを3人変更。前節では本多勇喜が負傷退場した為、そのポジションにはまず麻田将吾が起用されて福岡慎平、宮吉拓実がスタメン復帰となりました。また、森脇良太が今季初めてベンチ入りを果たしています。

余談ですが、そういえばウタカって開幕前に町田移籍合意報道とか出てましたね…。

 

 

本日の会場は東京都町田市、町田GIONスタジアムです。

町田といえば2018年、終盤までJ2優勝すら狙える位置にいながらもJ1ライセンスを有していなかった為に成績を問わず昇格できない事が話題になりましたが、スタジアムの改修計画がJリーグに認められた事でJ1ライセンスが発給。バックスタンドの上層部は出来立てホヤホヤです。ラグビーキヤノン・イーグルスも主催試合を行うこのスタジアムですが、今年から町田の主催試合では「天空の城 野津田」というプロジェクトが始動しているとか。

ちなみに2012年、曹監督は湘南で監督デビューを果たした年でしたが、3位だった湘南が最終節で逆転で2位に入り、J1昇格を決めたのがこのスタジアムでの町田戦でした。ちなみにその際、湘南逆転された試合前で2位のチームがサンガ…。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20210411154321j:image
f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20210411154327j:image

 

 

前半からサンガはいつものようにボールをキープし、いつものように高い位置からアグレッシブに試合を展開していきます。そんな中でも今日はセットプレーを中心に意外性のある攻撃が目立ちました。14分、松田天馬のグラウンダーのCKをピーター・ウタカがニアに走り込んでからバイタルエリアに落とすと、川崎颯太がそこからシュート。しかしこれはGK福井光輝、そしてDFのブロックに遭ってゴールならず。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20210411210728j:image

 

それでも21分、左サイドの荻原拓也のパスを受けたウタカはまだペナルティエリアの外ではありましたが町田DF陣の意表を突いたミドルシュート。低い弾道で放たれた一撃は見事にゴールに吸い込まれてサンガが先制!

その後、町田も立て続けに得たセットプレーのチャンスでデザインされたCKを試みていきますが、前半はそのままサンガのリードで終えます。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20210411210706j:image

 

 

後半に入ってくると立ち上がりこそサンガの時間も続きましたが、徐々に町田にボールを持たれる時間と主導権を握られる時間が増えていき、それに伴いピンチも何度か招く事態に。ただ、開幕からの最初の5試合とは違って今日はリードしていたという背景もあって、ヨルディ・バイスと麻田将吾を中心にしっかりと守っていきます。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20210411210645j:image

 

その麻田が88分に負傷退場を余儀なくされるというアクシデントもあり、サンガはその後足を攣ったりなど負荷のかかった選手も多く見られましたが、町田の反撃も守備陣が高い集中力を保って許さず。最終的には前半のエースの一髪がそのまま決勝点となり、サンガが連勝を飾りました。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20210411210515j:image
f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20210411210745j:image

 

 

上で書いたようにリードしていたという背景もあるのでしょうが、安定感は少しずつ付いてきたと思います。最初の5試合が曹貴裁体制でやるべきことのスタンスを明確に示す期間だとすれば、今はそこからは少し段階を変えて、現実性と結果を肉付けしていく段階、フェーズは一つ変わったのかという気はしました。リズムや成長過程は良い感じで来ているのではないでしょうか。

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20210411210800j:image

 

 

【うれしはずかしじゅんいひょうのコーナー】

 

明治安田生命J2リーグ第7節

ブラウブリッツ秋田0-0大宮アルディージャ

ザスパクサツ群馬1-2V・ファーレン長崎

ヴァンフォーレ甲府1-1ギラヴァンツ北九州

ジュビロ磐田4-1松本山雅FC

東京ヴェルディ3-1レノファ山口FC

モンテディオ山形0-2アルビレックス新潟

水戸ホーリーホック0-2FC琉球

栃木SC0-0SC相模原

FC町田ゼルビア0-1京都サンガFC

ツエーゲン金沢0-1ジェフユナイテッド千葉

愛媛FC2-2ファジアーノ岡山

 

1位 アルビレックス新潟(19)

2位 FC琉球(19)

3位 ツエーゲン金沢(13)

3位 京都サンガFC(13)

5位 ジュビロ磐田(12)

6位 ヴァンフォーレ甲府(11)

7位 ブラウブリッツ秋田(11)

8位 栃木SC(10)

9位 V・ファーレン長崎(10)

10位 東京ヴェルディ(10)

11位 水戸ホーリーホック(9)

12位 ファジアーノ岡山(9)

13位 大宮アルディージャ(8)

14位 FC町田ゼルビア(8)

15位 ジェフユナイテッド千葉(8)

16位 ギラヴァンツ北九州(7)

17位 SC相模原(7)

18位 ザスパクサツ群馬(7)

19位 モンテディオ山形(6)

20位 松本山雅FC(6)

21位 レノファ山口FC(5)

22位 愛媛FC(3)

 

f:id:gsfootball3tbase3gbmusic:20210411211433j:image

 

新潟と琉球の勢いが止まりません。両者とも開幕5連勝で迎えた前節で引き分け、連勝が止まってどうなるのかが問われた試合でしたが、いずれも敵地で2-0で勝利。得失点差で新潟が首位ですが、共に6勝1分と圧倒的なペースで開幕ダッシュを決めています。

また、今季のJ2監督交代第1号は唯一の未勝利チームとなってしまった愛媛。和泉茂徳監督の辞任により、昨季は京都を率いた實好礼忠監督を就任させて迎えた初陣は2点を先行したものの、ラストワンプレーでゴラッソを叩き込まれて引き分けに終わっています。

 

 

腹壊した。

ではでは(´∀`)