何もしてないのに腰痛めた
どーもこんばんは
さてさて、本日のマッチレビューはプレミアリーグ第19節、リバプールvsマンチェスター・ユナイテッドの一戦です。
今週最大の注目カードです。まさに今黄金期の最中にいる3位リバプールと、近年の不振、開幕当初の不調から脱して首位に浮上した首位マンチェスター・ユナイテッド。かつての低迷から脱してこの舞台を戦うリバプールに対して、ここを低迷打破のキーポイントにしたいマンUと…例年にも増して大混戦の様相を呈しているプレミア、新年最初の大一番です。リバプールとマンU…不振の時期も長かったこの両チームが、再びこういうシチュエーションで相対する構図に心躍らせているのは当該ファンだけではないのでは。
両チームスタメンです。
本日の会場はリバプール、アンフィールドです。イングランドでも有観客試合が復活した時期も昨年末頃にありましたが、ここに来て再び無観客に戻ってしまいました。
リバプールがホームでの無敗街道を邁進し続けて、その数字はなんと67試合無敗というトンデモ記録。しかし一方、マンUはマンUで何気に15試合アウェイゲームで負けていないという敵地での強さを誇っています。そして最後にアウェイで敗れたのが昨年のアンフィールドでのリバプール戦でした。マンUがリバプールを止めるのか、それともマンUの記録がリバプールに始まりリバプールに終わるのか…!
ちなみに、怪我や新型コロナウィルス感染で欠場の多かったチアゴ・アルカンタラは何気にアンフィールドデビュー戦。
リバプール優勢までは大方の予想通りだったと思いますが、前半は予想以上にリバプールのワンサイドゲームという形に。基本的にマンUは受け身の体制を取り、攻撃は今日は中央で起用したマーカス・ラッシュフォードを中心としたロングカウンターに絞る事で応戦する構えを見せていました。
その結果、前半は一時リバプールのボールポゼッションも7割を超えるほどの数値を叩き出すなどリバプールターンのずっと続く展開に。とはいえ、逆にスペースをスピーディーに活用していくサッカーを強みとするリバプールにもこのスペースの無さはやりやすい展開とは言えず、逆に前半の最後の方はマンUに逆襲を喰らう時間帯もあって、どちらかといえばマンUの方がプラン通りに進めている感覚のある前半は0-0で終えます。
後半も多くの時間でリバプールがボールを持つ展開は変わりませんが、前半よりもマンUが前への姿勢を打ち出してきた事で試合は次第にオープンな展開になっていきました。マンUが61分にアンソニー・マルシャルを下げ、ラッシュフォードを左に移して中央にエディンソン・カバーニを投入すると、リバプールもマンUもサイドに活路を見出した攻撃に移っていきます。
全体的にはリバプールが推している時間の方が長く続きましたが、より多くの決定機に繋げていったのはマンUの方でした。75分、左サイドでボールを持ったラッシュフォードのパスにオーバーラップしたルーク・ショーの折り返しにブルーノ・フェルナンデスが詰めますが、これはGKアリソンがスーパーセーブ。83分にはポール・ポグバ、84分にはコーナーキックのこぼれ球にラッシュフォードが詰める決定的な場面を迎えましたが、この2つもアリソンが見事にシャットアウトしてゴールを阻止。アンフィールドでの手に汗握る死闘は最後までスコアは動かず。0-0でマンUが首位をキープしました。
点を取れなかった事を除いては、マンUはオーレ・グンナー・スールシャール監督が想定していた通りの試合を進められたと思います。最悪でも引き分けならOKという立場にいるのはマンUでしたし、少ないチャンスで確実に決定機まで持っていった点を踏まえても今日のマンUは実に合理性では秀でていたかと。
一方、リバプールとしては一見押しているように見える展開の中でも全員の守備意識の高さは特筆すべきポイントでしたね。MVPを挙げるのならアリソンという事になるのでしょうが、特にファビーニョは圧巻のパフォーマンスでしたし、サディオ・マネやモハメド・サラーの守備意識も最終的にゼロで抑えられた要因でしょう。首位攻防戦にふさわしいゲームでした。
筋肉痛になるような事はしてない。
ではでは(´∀`)