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ダイナミックスタート〜プレミアリーグ第4節 アーセナルvsノリッジ・シティ マッチレビュー〜

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WEリーグ開幕今日かあ

 

どーもこんばんは

 

 

さてさて、本日のマッチレビューイングランドプレミアリーグ第4節、アーセナルvsノリッジ・シティの一戦です!

 

オリジナルアルバムの配信も開始したのでそちらも観てね

 

 

その一報が突如舞い込んだのは移籍期限最終日でした。

イタリア…セリエAボローニャで大活躍した日本代表DF冨安健洋の市場価値は一気に上がり、今夏のステップアップの移籍はほぼ確実視されていました。獲得オファーを出したとされるクラブはアタランタトッテナム・ホットスパーレスター・シティ……しかし合意間近とさえ言われたトッテナムの移籍話が決裂した後、それがトッテナムだった事もあって大きなサプライズがその後に待っていようとは。

アーセナルには過去に稲本潤一宮市亮浅野拓磨が在籍していましたが、彼らと冨安の大きな違いはアーセナルが26億払って獲得した」ということです。意味・期待・責任……それらは途轍もなく重いでしょう。日本人DFはリーグ戦3戦3敗0得点9失点と苦しむアーセナルの救世主となれるか!?

両チームスタメンです。

 

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本日の会場はイングランド、ロンドンのエミレーツ・スタジアムです。

2006年に開場したエミレーツ・スタジアムは、開場当時の監督でアーセナルの黄金期を築いたアーセン・ベンゲル監督の意見も大きく反映された造りになっているとか。ベンゲル監督といえばかつては名古屋グランパスエイトでの監督経験もあったり、かつてはSEGAが胸スポンサーを務めていたり、何かと日本とアーセナルは縁が深かったりもしますね。

今日からここが新たなる冨安の本拠地です。結果的に同じノースロンドンのライバル関係でもあるアーセナルトッテナムが取り合う形にもなったので、もしかしたら冨安が活躍すればするほどちょっとした因縁めいた見方もされていくのかも…?

 

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前節マンチェスター・シティ戦では5バックシステムにして受け身寄りなやり方を選択したアーセナルでしたが、今日は4-2-3-1の形にして前半からかなり積極的に前線からプレッシングをかけていきました。その甲斐あってか、アーセナルはこれまでの試合よりも悪くない形でボールを持てており、冨安とキーラン・ティアニーの両サイドバックも高いポジションをキープし続けていきます。

 

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20分には飛び出したピエール・オーバメヤンが上手く抜け出してシュートを放ったかと思われましたが、GKティム・クルルのセーブとDFのブロックに阻まれてゴールならず。ただ、そうこうしてアーセナルが攻撃を完結させ切れない時間が続くと徐々にノリッジが押し返してくるようにもなりました。前半の前半はアーセナルがかなりの激しさを持ってプレーしましたが、前半の後半は試合は落ち着いたようで五分の展開に。

そんな中で前半終了間際、左サイドを抜け出したティアニーのクロスは一度はノリッジのクリアで右サイドに流れますが、そこに猛ダッシュで飛び込んできた冨安が豪快なボレー!しかしボールは僅かに枠の上に飛んで惜しくもゴールならず。前半は0-0で終えます。

 

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後半もスタートからエンジンをかけたのはアーセナルでした。後半の立ち上がりからアタッキングサードに侵入してシュートチャンスを創出すると、57分にはオーバメヤンの折り返しをブカヨ・サカがシュート。一度はブロックされたところにニコラ・ペペが詰めましたがこれもブロックされ……アーセナルの連続攻撃はノリッジに跳ね返されてしまいます。

 

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ミケル・アルテタ監督は62分にトーマス・パーティ、63分には冨安が下がってエミール・スミスロウがピッチに送り込まれます。迎えた66分、アーセナルは遂にチーム初ゴールが生まれました。ペナルティエリアに右から侵入したペペのシュートは一度クルルに阻まれ、更にもう一度押し込もうとしたシュートもクルルに阻まれます。しかし粘って突進してボールがこぼれると、そこにオーバメヤンが詰めてアーセナルが遂に先制点!

 

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試合が終盤に近づいてくると、アーセナルも少しペースを落としてくるのかな…と思いきや相当オープンな展開、カウンターの応酬みたいな感じになってきました。その中でオーバメヤンやスミスロウがチャンスを掴み、これらの決定機こそ活かせず追加点にはならなかったものの…それでも同点に追い付かれることはなくタイムアップ。1-0…アーセナル、冨安デビュー戦でようやく今季初白星、かつ初勝点です!

 

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第2節チェルシー戦、第3節マンチェスター・シティ戦とは相手のレベルが大きく違うとはいえ、ピッチをワイドに使いながらプレッシングも積極的に…という点では、なかなか今日はダイナミックなサッカーは出来ていたんじゃないかと思います。オーバメヤン、ペペ、サカの3人で内と外の関係はうまく出来ていたと思いますし、そこに冨安とティアニーとサイドバックも絡んでいけてたのは大きなポイントでしょう。問題はこれを継続していけるか…でしょうか。

冨安に関しては十分素晴らしかったと思います。もちろん100点ではないでしょうが、初めてのリーグかつ初めてのビッグクラブで、更に練習期間が1日2日しか無かったであろう事を踏まえれば十分上出来でしょう。何より、攻撃にしてもプレスにしても怯まずにアグレッシブさを見せれたのは大きかったと思います。前半終了間際のシュート決まってて欲しかったなぁ…。

 

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すごいって言うよりおかしいよクリロナ

ではでは(´∀`)