大阪初日先行取れるかしら…
どーもこんばんは
さてさて、本日2021年10月6日、GLAYの16枚目のオリジナルアルバム「FREEDOM ONLY」がリリースされました!
13枚目の「MUSIC LIFE」(2014)と14枚目の「SUMMERDELICS」(2017)がGLAYにとって実験作的な含みもあるアルバムとなり、対して前作にあたる15枚目の「NO DEMOCRACY」(2019)はテーマ性の強いアルバムとなった中で、今作はコロナ禍という障壁を経て、GLAYの原点に帰るというか…全ての作詞作曲をTAKUROが手掛けたのは「HEAVY GAUGE」(1999)以来2作目という事実があるように、近年の作品の中ではパブリックイメージ的なGLAYに近い作品と言えるのかもしれません。その中でも「BAD APPLE」や「Tiny Solder」のような新たなアプローチを感じさせる楽曲もあって、ある種の新旧融合的な作品なんじゃなかろうかと。
すごいPRブログみたくなってきましたが100%自主的にやっております(むしろそういう依頼下さい)。
そして「FREEDOM ONLY」のリリースと時を同じくして、主要サブスクリプションに於いてGLAY楽曲が全曲解禁されたそうで。……私はLINEMUSIC使ってたので「あれ?解禁してなかったっけ…?」って感じだったんですけど、LINEMUSIC以外では結構解禁されてたりされてなかったりって感じだったんですね。メジャー曲はもちろん、これでマイナー曲やコア曲も楽しめる環境が出来たという事で……じゃあ逆に「GLAYを聴こうと思うけど、どのアルバムから聴けばいいの?」という方もいるでしょう。という訳で今回は、3歳からGLAYファンというエリート街道を走った私による「これからGLAYを聴こうとしている人が聴くべき、聴いてほしいGLAYのアルバム」を、初級編→中級編→上級編という流れでチョイスしていきます。是非ご参考に…。
GLAYについて語るブログでこんなの宣伝するのも恥ずかしいですがオリジナルアルバム配信しました。「あっ、コイツ明らかにGLAYに影響されとんな」的な曲もちょこちょこありますので是非…。
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一年前ほどに行われたGLAYの「Into the Wild」のリミックス企画も挑戦してみました。是非。
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聴くべきGLAYアルバム〜初級編〜
→ヒット曲くらいしかわからないけれど、せっかくだからこの機会にGLAYのアルバムを聴いてみよう…的な、初めてしっかりGLAYのアルバムを聴く人に薦めたいアルバム。
…まぁ、そういう方の場合はベストアルバムから聴いて気になった曲をピックアップしてもらうのが多分一番効率良いですけど、それを書いちゃうと今回のブログ終わっちゃうので…今回はオリジナルアルバム限定という事で。
file1:「BELOVED」(1996年)
主な収録楽曲:「BELOVED」「春を愛する人」「都忘れ」
file2:「pure soul」(1998年)
主な収録楽曲:「SOUL LOVE」「pure soul」「誘惑」
file3:「HEAVY GAUGE」(1999年)
主な収録楽曲:「SURVIVAL」「BE WITH YOU」「Winter,again」
やっぱり最初に聴くべきはこの3枚になってくるでしょう。それぞれGLAYを象徴するような代表曲も入っているので取っつきやすいという側面もありますし、その中で「都忘れ」や「pure soul」のような「知る人ぞ知る名曲界の有名曲も多いですし、実際にこの3枚のアルバムに収録されている楽曲は今でもライブ演奏頻度は高いですからね。
加えて、前者2枚はGLAYのパブリックイメージを形作った2枚でもあるので、初めてアルバムで聴くGLAYとしてハズれる事はまず無いはず。これと比較すると「HEAVY GAUGE」はやや重めなところもあるので、「HOWEVERより Winter,again派です」という人には特に合うかも。
聴くべきGLAYアルバム〜中級編〜
→前者3枚は言うまでもなく大ヒットアルバム。そこで初見の曲で合いそう…となった方に向いた3枚。
file4:「BEAT out!」(1996年)
主な収録楽曲:「Yes,Summerdays」「生きてく強さ」「グロリアス」
file5:「ONE LOVE」(2001年)
主な収録楽曲:「嫉妬」「MERMAID」「GLOBAL COMMUNICATION」
file6:「THE FRUSTRATED」(2004年)
主な収録楽曲:「HIGHCOMMUNICATIONS」「BEAUTIFUL DREAMER」「STREET LIFE」
file7:「LOVE IS BEAUTIFUL」(2007年)
主な収録楽曲:「ROCK'N'ROLL SWINDLE」「ANSWER」「SCREAM」
「BEAT out!」と「THE FRUSTRATED」はロック色強めというか、ロックバンドとしてのGLAYが前面に出ているアルバム…みたいな感じですね。「HOWEVERやWinter,againより口唇とか誘惑の方が好き」みたいな形には特にしっくりくるアルバムな気がします。もちろんその中には聴かせるタイプの曲もあるので、ライブを観たような疾走感と満足感があるのがこの2枚でしょうか。ちなみに私は「THE FRUSTRATED」がアルバムとして一番好きです。
逆に「ONE LOVE」と「LOVE IS BEAUTIFUL」はGLAYのバラエティ性に富んだアルバムなので、TAKURO以外のメンバーの作詞曲も増えた事でジャンルの広がりはかなり多岐に渡るアルバムですね。「LOVE IS BEAUTIFUL」に至っては氷室京介やEXILEとのコラボ曲まで入ってますし。この4枚はのめり込むステップとして大きな4枚な気がしています。
聴くべきGLAYアルバム〜上級編〜
→最初に聴くよりも、ある程度GLAYを聴いて、ある程度しっかりハマってから聴いた方が深みの出るアルバム…という意味での上級と呼ぶ。通常のアルバム以上にTAKURO、或いはHISASHIの世界観が色濃く出ていたりする。
file8:「UNITY ROOTS & FAMILY,AWAY」(2002年)
主な収録楽曲:「またここであいましょう」「Way of difference」「航海」
file9:「GLAY」(2010年)
主な収録楽曲:「汚れなきSEASON」「Precious」「Satellite of love」
file10:「SUMMERDELICS」(2017年)
主な収録楽曲:「XYZ」「HEROES」「Supernova Express 2017」
「UNITY ROOTS & FAMILY,AWAY」はGLAYというよりもTAKUROの世界観が如実に濃く出たアルバムで、ブルージーな音楽性はもちろんの事、歌詞もTAKURO個人の叙述詩的な側面もあるので、GLAYの中で異質な作品の一つとも言えます。対して「GLAY」はバンド名をそのままタイトルに使っただけあってGLAYらしさを徹底的に追求したようなアルバム。ある意味では一つの完成形とも言えるアルバムで、ファン人気も非常に高い一枚ですね。
逆に「SUMMERDELICS」はGLAY史上最も狂ったアルバムです(主にオープニングのせい)。…それは冗談として、このアルバムは収録楽曲3/4がTAKURO作曲ではなく、他の3名の作曲家としてのセンスが味わえるアルバムで、冒頭で述べた通り「実験作」的なニュアンスも近い一作ですね。
ちなみに新アルバムで一番好きなのはHypersonicです。
ではでは(´∀`)