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スアレス守護神ってフレーズ阪神ファンには耳が痛い〜明治安田生命J2リーグ第8節 徳島ヴォルティスvsV・ファーレン長崎 マッチレビュー〜

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おい阪神また点取られてたぞ

 

どーもこんばんは

 

さてさて、本日のマッチレビュー明治安田生命J2リーグ第8節、徳島ヴォルティスvsV・ファーレン長崎の一戦です。

 

オリジナルアルバム出してみました!聴いてみてくださいませ。

 

昨年、あと一歩のところで残留を逃したものの、降格枠が4枠というレギュレーションの中で健闘はしてみせた徳島。一方、豊富な資金力を活かしてJ2離れした大型補強を敢行し、今年もJ1昇格の有力候補として認識されている長崎………実力もあり、期待もされている両者ですが、ここまでは思わしく無い成績になっています。

徳島は試合内容こそ悪くはないものの、勝ちきれない試合が続いて1勝6分。負けてはいないんだけど…的な状態で8位と足踏みしており、長崎に至っては2勝1分4敗で17位にまで沈んでしまっている状況で、持ち前の堅守は今季はどこか空虚な響きにもなっています。とはいえ、やはり好成績を期待されたチーム同士です。これ以上昇格戦線から取り残されない為に、浮上のきっかけとなる一勝を難敵から掴み取れるのはどちらの青になる事やら。

両チームスタメンです。

 

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ルヴァン杯も含めて、ここから大型連戦が待っている徳島は前節山口戦からメンバーを5人変更。特に4バックは左SBの新井直人を除いて全員入れ替えており、ここまで全試合先発で出ていた安部崇士が外れています。また、長谷川雄志は移籍後初のスタメンです。

対する長崎はスタメン変更は一人のみ。前節群馬戦では左SBだった米田隼也を左SHに上げて、左SBにはパリ五輪世代のドバイカップから帰国した加藤聖をいきなり先発に抜擢しています。

 

本日の会場は徳島県鳴門市、鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアムです。

JFL時代の2004年までは徳島市民球場と併用する形で公式戦を行なっていましたが、2005年のJリーグ参入以降はこちらのポカリスエットスタジアムに一本化。2002年にはヴィッセル神戸が一度だけホームゲームを行いました。このスタジアムを内包する運動公園は「鳴門・大塚スポーツパーク」の名の通り、施設全体を大塚製薬命名権を持っていて、陸上競技場が「ポカリスエットスタジアム」なのに対し、同公園内の野球場の名前は「オロナミンC球場」です。

 

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試合を優勢に進めたのは長崎でした。徳島相手という事と、長崎の普段のプレースタイルを踏まえても徳島に「持たせる」戦い方をしてくると予想する向きも多かったですが、今日の長崎は結構前半から徳島に対して積極的なプレッシングを敢行。前線でボールを奪還出来る場面も多く、そこから個の強さを活かしていくような攻撃で多くのチャンスを作りました。

 

その姿勢は特にコーナーキックの多さに表れていて、22分と26分にはそれぞれクリスティアーノのCKからエジガル・ジュニオ、都倉賢のヘディングシュートが炸裂。しかしGKホセ・アウレリオ・スアレスの好セーブも光ってゴールには至りません。それでも前半は両チームのスタイルが表れる中で、長崎の方がより手応えを得た形でハーフタイムに入ります。

 

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後半も徳島と長崎の狙いは如実にピッチに現れているような試合展開でしたが、やはりより、その方向性をストロングとして好機に結び付けられていたのは長崎の方でした。徳島が少しずつボールを前向きに押し出していけるようになっていた中で60分、ややアバウトなボール回しながらも長崎は右サイドのクリスティアーノがクロスを入れるとまたしてもエジガルのヘッド。しかしこれもGKスアレスビッグセーブ。68分にも再び都倉が決定機を迎えますが、ここもスアレス無双炸裂。

 

松田浩監督は長崎が攻勢に出ている事もあって交代を引っ張りましたが、対してダニエル・ポヤトス監督は長崎が1枚目の交代カードを切るより先に5人選手を入れ替えて状況の打破を試みます。その後は徳島も盛り返して、終盤戦はポゼッションの徳島、カウンターの長崎というシンプルな構図が一層色濃く出て、アディショナルタイムには最後の最後に徳島に決定機到来。新井直人のクロスに坪井清志郎とムジャガ・バケンガが連続でシュートを放ちますが、今度は長崎のGK富澤雅也のファインプレーに阻まれゴールならず。試合はそのまま0-0。両者共に悔やまれるドローになりました。

 

徳島からすれば、思っていた以上に長崎が激しくきた…という、計算外というか計算以上だった部分はあったと思います。特に前半はそれが顕著で、結構徳島としては戸惑いというか、長崎の圧に押し込まれていくような展開も長かったですし。

そういう意味では今日の長崎のチームとしての手綱の引き方は非常に上手くて、前半は徳島の出鼻を挫くように圧をかけ、後半に徳島が修正を施して流れをイーブンにしてからは…どちらかと言えばいつものイメージに近い構える形でロングカウンターを狙いやすくするなど、そこの柔軟性は光ったと思います。その中でやはり、GKスアレスの大活躍は大きかったですし、あそこで耐えれたからこそ徳島が試合の傾きを戻せた部分もあるでしょうし。見応えのあるスコアレスドローでした。

 

【うれしはずかしじゅんいひょうのコーナー】

 

明治安田生命J2リーグ第8節

ブラウブリッツ秋田3-1いわてグルージャ盛岡

ロアッソ熊本1-2アルビレックス新潟

モンテディオ山形0-1ファジアーノ岡山

栃木SC0-2ツエーゲン金沢

ザスパクサツ群馬2-1水戸ホーリーホック

FC町田ゼルビア1-1ジェフユナイテッド千葉

横浜FC3-1FC琉球

ヴァンフォーレ甲府2-3ベガルタ仙台

レノファ山口FC1-0大宮アルディージャ

徳島ヴォルティス0-0V・ファーレン長崎

東京ヴェルディ1-0大分トリニータ

 

 

阪神

ではでは(´∀`)