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【J2ラスト5試合!】明治安田生命J2リーグ、ラスト5試合昇格争い&プレーオフ圏内争い&残留争い展望。

深夜のファミレスってちょっとわくわくする。

 

どーもこんばんは

 

さてさて、明治安田生命J2リーグは今週に第37節を終了し、未消化試合のある一部チームを除いて残り試合が5試合となりました!

ここからは昇格争いもプレーオフ圏内争いも本格的なサバイバルレースです。まずは10月21日時点での順位表を確認していきましょう。

 

1位 柏レイソル(72)

2位 モンテディオ山形(64)

3位 横浜FC(64)

4位 大宮アルディージャ(63)※

5位 京都サンガFC(62)

6位 水戸ホーリーホック(61)

7位 徳島ヴォルティス(61)

8位 ファジアーノ岡山(60)

9位 ヴァンフォーレ甲府(58)

10位 ツエーゲン金沢(53)

11位 V・ファーレン長崎(53)

12位 アルビレックス新潟(52)

13位 東京ヴェルディ(51)

14位 レノファ山口FC(44)

15位 FC琉球(43)

16位 愛媛FC(39)

17位 ジェフユナイテッド千葉(39)

18位 アビスパ福岡(38)※

19位 FC町田ゼルビア(36)

20位 鹿児島ユナイテッドFC(32)※

21位 栃木SC(30)

22位 FC岐阜(29)※

 

※大宮、福岡、鹿児島、岐阜の4チームは1試合消化試合が少ない。

 

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スタート奪取には失敗したものの、夏頃から本来の実力と戦力と結果が伴い始めた柏が首位を固めており、それに続く上位は開幕当初から好調だった山形、水戸、シーズン半ばから調子を上げてきた横浜FC、大宮、京都に加え、夏以降一気にギアを入れてきた徳島や岡山が追撃する大混戦になっています。

一方J3降格の危機に瀕する下位に目を向ければ、一時は岐阜が一人負けのような状態になりかけたものの、町田、鹿児島、栃木といったチームも足踏みと低調が続いた事で岐阜にも逆転残留の芽が残されるという構図になっています。

…で、今回はそんなラスト5試合にしてますます目が離せないJ2の昇格争い、プレーオフ争い、そして残留争いの行く末を展望し、最後に笑うのは、泣くのはどのチームなのか…予想していきたいと思います。お付き合いくだされ。

 

 

 

①自動昇格圏内&プレーオフ圏内争い

対象チーム:山形横浜FC大宮京都水戸徳島岡山甲府

 

残り5試合(赤字は昇格争い直接対決)

山形→愛媛(H)、水戸(A)、長崎(H)、山口(A)、町田(H)

横浜FC→東京V(H)、長崎(H)、徳島(A)、岡山(A)、愛媛(H)

大宮琉球(A)、柏(H)、※福岡(H)、栃木(A)、新潟(H)、金沢(A)

京都→新潟(A)、甲府(H)、琉球(A)、千葉(H)、柏(A)

水戸徳島(A)、山形(H)、愛媛(H)、鹿児島(A)、岡山(H)

徳島水戸(H)、岐阜(A)、横浜FC(H)、東京V(A)、山口(H)

岡山→栃木(H)、鹿児島(A)、金沢(A)、横浜FC(H)、水戸(A)

甲府→鹿児島(H)、京都(A)、福岡(H)、岐阜(A)、琉球(H)

 

※10月12日開催予定だった第36節大宮対福岡は台風19号の影響で11月6日に順延されている。

 

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現段階で2位山形と勝点差が8もある柏の昇格、優勝は9割方決まりと言っていいでしょう。ここから優勝を逃す可能性はあったとしても、自動昇格に関しては一枠はもう柏で決まりと見るのが自然ですので、今回の予想からは柏は除外して考えていきます。

2位争いはただでさえとんでもない混戦状態だったにも関わらず、第37節で組まれた京都vs横浜FC、大宮vs徳島の直接対決では双方ともに下位側にあたる京都と徳島が勝利。加えて山形も敗北し、前節終了時には「自動昇格は柏+大宮or横浜FCor山形かなぁ」なんて言われていた3チームが全て敗れた事でもうワケがわからなくなっちゃいましたね。2位山形と勝点差が4の岡山までは、数字的にも自動昇格の可能性が十分に残されていると言えます。

もっとも、現時点で消化試合が少なく、戦力的も十分な選手を揃えている大宮が2位候補一番手なのは確かだと思います。ここからの6試合で上位チームとの対決は第39節の柏のみ。その柏が一番厄介な相手ではありますが、順位で下に位置するチームが上のチームを逆転する機会である6ポイントゲーム(直接対決)が無いのは大宮の立場的にはかなり楽なんじゃないかと。その意味では前節横浜FCに快勝し、残る直接対決はプレーオフ争いという少し離れた位置にいる甲府戦のみという京都もやや優位な立場なのかもしれません。チームとしてもマンネリ感が漂っていたところを、ここに来て新たな選手の抜擢で横浜FCを下し、新たなパターンを提示しながら勝った事はかなり大きいでしょうし。ただ、京都の場合は最終節の相手が柏というが不安点ですが…。

その横浜FCは18戦無敗という記録が京都戦で途切れた訳ですが、こういうチームの無敗記録が途切れると一気にスランプに陥る事例もよくあります。そうならないように…という点では経験豊富なベテランが揃っているのは好材料ですが、無敗記録が途切れた直後の次節東京V戦で敗北を喫してしまった場合、一気に転がり落ちる可能性も否定できません。

 

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昇格争いに於いて面白い存在になる可能性があるとすれば岡山でしょうか。夏頃から好調を維持するチームという意味では、チームとしての力は徳島の方が上だと思いますが、岡山が大きいのはラスト2試合を横浜FC、水戸との2試合で締めるという事。大宮の項で述べた事とは逆に、下位側のチームにとって直接対決は最大のチャンスです。ラスト2試合より前には栃木、鹿児島と20位以下のチームとの対戦もあるので、きっちり勝点を積んだ上で横浜FC、水戸との2連戦に臨めれば、岡山は昇格争いのジョーカーとなる可能性は秘めているのではないでしょうか。

一応ここで取り上げた甲府ですが、第39節京都戦以外に直接対決も無いので自動昇格に関してはもう厳しいでしょう。ですが6位水戸との勝点差は3なので、プレーオフ進出の可能性は大いに残されています。直接対決は無くても、京都以外はJ2残留争いを強いられていたチームという有利点もあるので、プレーオフ圏内を争うチームが直接対決で潰し合っているところを突きたいですね。

 

 

 

②残留争い

対象チーム:町田鹿児島栃木岐阜

 

残り5試合(赤字は残留争い直接対決、青字は第37節終了時での上位5チームとの対戦)

町田岐阜(H)、愛媛(A)、山口(H)、(H)、山形(A)

鹿児島甲府(A)、※岐阜(H)、岡山(H)、(A)、水戸(H)、福岡(A)

栃木→岡山(A)、新潟(H)、大宮(H)、長崎(A)、千葉(A)

岐阜町田(A)、※鹿児島(A)、徳島(H)、新潟(A)、甲府(H)、東京V(A)

 

※7月20日開催予定だった鹿児島vs岐阜は雷雨の影響で10月30日に順延されている。

 

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一時はぶっちぎりの最下位にもなってしまい、J3降格が確実味すら帯びていた岐阜でしたが、最下位こそ抜け出せてはいないものの確実に勝点差は詰めています。特に、10月30日に順延された鹿児島との直接対決の結果は鹿児島にとっても今後のクラブの未来にすら影響を与える試合です。その前には町田との直接対決を控え、直接対決2連戦を越えれば残留を争う4チームの中で唯一上位チームとの対戦が無い事も考えると、岐阜が残留する確率というのも十分にあると見ていいでしょう。むしろ、正直現時点で一番残留は厳しいかな…と感じるのは最下位の岐阜よりも21位の栃木と考えています。

第37節終了時点では残留圏に位置する町田と鹿児島も不安要素は大きいです。次節の結果次第とはいえ、鹿児島は次々節に組まれた岐阜との直接対決を落とせばその時点で順位を逆転される可能性を秘めています。岐阜戦以後の鹿児島の対戦相手は岡山、柏、水戸。岐阜戦を落とした後の挽回は難しく、岐阜戦は是が非でも勝たなければなりません。

町田も鹿児島と状況は似ていて、勝点差的には21位栃木とは6点差、最下位岐阜とは7点差と一見安全圏に見えるものの、ラスト2試合の相手が柏、山形である事を考えると次節の岐阜との直接対決を落としてしまったら…。何にせよ、どこか降格するにしても残留にしてもキーマンは岐阜。町田vs岐阜、鹿児島vs岐阜の2試合で流れの方向性は大きく変わってくる事でしょう。

 

 

 

という訳で、J2ラスト5試合の展望はこんな感じです。

特に10月30日の鹿児島vs岐阜は超要注目ですね…。

 

 

 

…なんて事を軟骨唐揚げ食べながら書いてた。

ではでは(´∀`)