荒野行動をやるべきか否かという謎の葛藤
どーもこんばんは
ハマりたい気持ちとハマったらヤバそうな気持ちと。
さてさて、今回は我らがガンバ大阪vsサガン鳥栖の試合のレビューです!
磐田に初勝利を挙げて勢いに乗るかと思ったら長崎に惨敗。
C大阪との大阪ダービーを制して勢いに乗るかと思ったら湘南に敗北。
もう全く波に乗れずに17位とクラブ規模を考えなくても散々な成績ですが、今日の相手は16位鳥栖。直接対決で負ける訳には行きませんし、それは鳥栖にとっても同じ。一時期は鳥栖は苦手な相手ではありましたが、吹田スタジアムが完成してからの2シーズンは3勝1敗と相性が良くなりつつあります。これで勝てばホーム3連勝。というかいい加減波に乗ってくれ。
それでは両チームのスタメンをご覧頂きましょう。
ガンバのトピックはファビオが出場停止から復帰した事、遠藤をボランチに戻して藤本をトップ下、米倉を右ハーフに位置させるなどの配置変更と、なんと言っても今野がベンチに復帰した事でしょう。頼れる男が、というか神様が帰ってきました。
鳥栖は高橋や原川など、サンガ時代によく見ていた選手には頑張って欲しいところです。あ、昨日やっと勝てて良かったよサンガ...
さて、そんなこんなで試合開始です。
前半立ち上がりは3バックで中央を固めてきた鳥栖を押し込み切れず、シュートもミドルシュートのみという状態でした。
ですが今日のスタメンの最大のポイントは米倉の右ハーフ起用であり、ピッチを広く使った上で米倉の推進力を活かす事。
遠藤やマテウスなど展開力のある選手達が積極的にピッチを広く使っていく事によって鳥栖の両ワイドと3バックの間を間延びさせる事に成功すると、鳥栖の左サイドの背後に出来たスペースを米倉がガンガン突いていく事で何度もチャンスを作り、前半は圧倒的にガンバのペースと言える試合展開でした。DAZNの集計によれば前半のシュートは13本。それが前半いかにガンバが優位に試合を進める事が出来ていた事を物語っています。
特に米倉の動きはキレキレで、特に35分過ぎ頃の決定機はこの日ガンバがやりたい事を具現化出来たシーンだったのではないでしょうか。
後半に入ってからは鳥栖のフィッカデンティ監督も修正を施し、前半ほどガンガン押し込めず何度か鳥栖にチャンスを作られましたが、今日のガンバの全体的な良い流れというのはそのままで試合は進みます。
鳥栖も修正を施して来ていたとはいえ、やはり米倉らにガンガン裏のスペースを突かれていた事もあってディフェンスラインが若干引き気味に。倉田の先制点はまさに前半から張り続けた伏線が活きた形になって、サイドから中に切れ込んでエリア外からのシュートという倉田が1番得意としているであろうゴールパターンからのビューティフルゴールでした。それは2点目のファン・ウィジョの追加点も同様です。
その後鳥栖は3人の交代枠を使い切った後にチョ・ドンゴンが負傷退場し(チョ・ドンゴンの倒れ方は接触などではなく、突然倒れて蹲るという不自然なものだったので状態が心配なところではありますが...)、数的優位な状況にもなって試合を落ち着いて運ぶ事が出来た事もあり、これまたエリア外からのマテウスのJリーグ初ゴールとなるスーパーゴールが決まって3-0。これ以上ない、まさにパーフェクトゲームと言っていい試合でした。
なんと言っても今日はスタメンの配置が当たった事、そして米倉があまりにも素晴らしい働きを見せてくれたと言えるでしょう。
前半から再三に渡る前への仕掛けはその後のゴールの伏線にも繋がり、自らも再三シュートを放った攻撃面では勿論、守備にも精力的に走って82分に食野と交代するまでガンバの右サイドを支配し続けてくれました。
すっかりエースストライカーとなったファン・ウィジョも、鳥栖にも韓国代表候補の選手がいる事もあって韓国代表のシン・テヨン監督が視察に訪れている中、無理に利己的なプレーに走る事なくチームのために献身的に動いてくれました。ウィジョ自身は目立たない時間が多かったですが3バックの警戒心を引きつけ、そして最後には自分でもキッチリと点を取りこの上ないアピールが出来たと思います。
林もJリーグデビューから日が浅い中で堂々たる仕事振りでした。序盤の原川のFKは難しい弾道のボールを良く止めたと思いますし、逆にあれが決まっていればその後の流れも変わってしまっていたかもしれません。
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とにかく完璧な試合でした。
ただ倉田がヒーローインタビューで言っていたように、今年のガンバは冒頭で述べたようにいい流れが続いていません。
これでホーム3連勝。次節の仙台戦もホーム開催です。ここでこの流れを続けて勝つ事が出来れば、ガンバも1つの殻を何とか破る事が出来たと言えるのではないでしょうか。
ともかく今日は最高の試合でした!
気持ちいい!!!!
ではでは(´∀`)