寝る時間はある。
でも結局寝付けなかった時の地獄。
どーもこんばんは
さてさて、JリーグだったりACL決勝だったり、ラグビー日本代表戦だったり日本シリーズだったりと大忙しの文化の日。今回のマッチレビューはJリーグ、浦和レッズvsガンバ大阪です!!
前半戦の不振っぷりが嘘のような絶好調と6連勝。今が超絶楽しいガンバファンはもう意気揚々と今日の浦和とのナショナルダービーに挑みます。
目指すは勿論ちょうど4年前の三冠を達成した2014年以来となる7連勝です。勝て勝て勝て勝てアウェイでも!!
とはいえガンバがレヴィー・クルピ監督から宮本恒靖監督への監督交代を機に調子をV字回復させたように、浦和も堀孝史監督から(大槻組長暫定監督を挟んで)オズワルド・オリヴェイラ監督への交代が功を奏したチームの一つ。現在6戦負けなしと絶好調です。
ロシアW杯による中断前最後の試合として行われた前半戦のこのカードは両チーム不振の中行われましたが、今回は打って変わって絶好調チーム同士の一戦となっています。お互いに最高の状態で迎えるナショナルダービーとなりました。
両チームスタメンです。
上で最高の状態、とは言いましたが今日のガンバは前節の横浜F・マリノス戦で負傷したGK東口順昭が欠場。とはいえ林瑞輝も今シーズン大きく成長した一人ですから、初めてのナショナルダービーで持てるものを全て出し切って欲しいです。
宮本監督にとっては初めてのナショナルダービーであると共に「ガンバの宮本恒靖」としての浦和戦は海外移籍前最後の試合となった2006年大会の天皇杯決勝以来。鹿島がACL決勝を戦う中、ACL優勝経験のある2チームが埼玉スタジアムでぶつかり合います。
ナショナルダービーという事もあるのか好調のチーム同士の対戦という事もあるのか、序盤から攻守が目まぐるしく入れ替わる激しい展開を繰り広げる両チーム。ガンバはシュートこそ中々打てなかったものの、右サイドを中心に浦和陣内に積極的に攻め込みます。
しかし時間の経過と共に試合の流れは徐々に浦和へ。ガンバは焦りからか少しファウルが多くなりますが32分にはFKを頭で合わせたマウリシオのシュートをGK林がファインセーブ。37分にも良いセーブを見せてゴールを許しません。
林の攻守に何とか応えたいガンバは43分、アデミウソンが落としたところに小野瀬康介がズドン。ズドン!!
小野瀬ー!!小野瀬ー!!!!
小野瀬の2試合連続ゴールはスーパーゴールとなってガンバが先制!前半はガンバが1点リードで終えます。
しかし後半立ち上がりの49分、ファビオが武藤雄樹に釣られて釣り出されたところを長澤和輝に通されてしまってそのままシュートまで持っていかれてしまいます。これは林が一度は弾いたもののこぼれ球に興梠慎三。いきなり同点に追いつかれて試合は振り出しに。
しかし後半のガンバは同点に追いつかれてしまったものの前半より連動性のある良い攻撃を展 繰り出せるようになっていた事も事実で、好調であるというバックグラウンドがそうさせるのか慌てずに試合を展開。
そして62分、遠藤保仁のパスを受けたファン・ウィジョが左サイドをドリブルで独走。そしてゴール左45度、ファン・ウィジョゾーンまで持ち込んでそのままシュート!ウィジョ最高や!!
まだまだ続くよ!69分!今度は藤春→遠藤→倉田と繋ぎ、倉田が再び藤春へとスルーパス。藤春の折り返しをアデミウソンが冷静に流し込んで3点目!パズルでも解くような鮮やかなパス回し!ああ嬉しいよおおおお!!!!
いつの間にやら焦って自滅するガンバも終盤にバテて悲劇を起こすガンバも気がつけばどこかへ消え去っていました。焦る事なくパスを繋ぎ、浦和が前に飛び出してきた隙を突いてガンバの攻撃に繋げる……かんぺき……
後半、立ち上がりの失点を除けば完璧な試合運びを見せたガンバ。宮本監督就任後初のナショナルダービーを制して4年ぶりの7連勝を達成しました!!
前半は浦和に押し込まれる時間が多く、劣勢と言える試合であった事は確かです。ですがGK林を中心に失点を許さなかった事、苦しい中でも点を取れた事は今のガンバの一つの強さを示しています。
まず非常に大きいのはアデミウソンの復調です。シーズン序盤はどうなる事かとすら思いましたがここに来て本来の力を見せつつあります。元々個人のポテンシャルは高すぎる選手ですからね。なんてったって元世代別セレソンの10番だし!
ウィジョや今野の素晴らしさや、遠藤や藤春、小野瀬など普段のレギュラー組の好調っぷりは最近ずっと言ってる気もするので(それだけ好調が続いてるというウハウハ状態であるって事ね!)今日は置いておくと、今日特筆すべき働きを見せたのはGKの林でしょう。
ガンバでは正GKの東口が余りにも異次元レベルの最強GKである為に第2GKの位置となっていますが、今や林はJ1チームのGKとして十分な安定感を身につけたと言えます。
思い返せば4月の大阪ダービー、あの時ガンバファンの全ての心臓が縮み上がったなんて事がありましたが、前節の横浜戦然り東口の欠場も痛くないと言えば嘘になるにしても、林でも十分安心して見られるようになりました。
浦和のオリヴェイラ監督も言っていたように浦和も良いゲームをしたと言えた濃密なナショナルダービーを制したガンバの残留はほぼほぼ決まったと思っていいでしょう。
残り3戦、あれだけ憂鬱だった2018シーズンが今では終わって欲しくないとすら思っているガンバファンは私だけではないのでは?
ではでは(´∀`)