札幌とかもうちょい暑くなったら旅行行きたい。
どーもこんばんは
今年こそはどこか旅行行きたいねぇ
さてさて、今日もJ1マッチレビューです。
我らがガンバは前節、今シーズン初の連勝を飾るとともに2試合連続での完封勝利を納めました。少しずつ波に乗り始めて来た印象もあるかな?というわけで、なんとか今日の試合も勝利し3連勝を果たすとともに、このいい流れのまま今シーズン現在全敗中のアウェイ戦でなんとか初勝利を収めたいところです。
札幌は札幌で、今シーズンのダークホース的なチームと現在化しています。ペドロヴィッチ監督との下、まさしく生まれ変わったというようなスタイルで躍進を続ける札幌相手に、ガンバは名門クラブとしての意地を見せたいところ。
両チームのスタメンです。
ガンバのトピックはやはり今野のスタメン復帰。
今日の札幌はショートパスを中心にしたポゼッションスタイルで躍進を続けているチームですから、そういう意味でも今日このタイミングで今野が復帰してきたのは大きいと言えるでしょう。
さぁ、試合開始です。
前半ですが、やはり今野がボランチの位置に入った事で比較的守備はスムーズに、円滑に進んでいったと思います。途中で林の負傷もあったり、少し予想外のこともあったりしましたが、序盤の守備は安定していたと言っていいでしょう。
ですが今日は攻撃に連動性がほとんどなくファン・ウィジョが前線で孤立、倉田や藤本もうまく絡むに絡めなくフラストレーションのたまる時間を過ごしているうちに両者ともにミスが目立つように。
そして前半39分に札幌に先制点を許してからは前半終了間際のウィジョのシュートを除いて札幌にペースを握られていました。
ここまで勝った試合は全て完封勝利と言えば聞こえはいいですが、逆に点を取られると勝てていないガンバにとってはまさに真価を問われるような後半戦を迎える事になりました。
ガンバの前半の大きな課題としては、やはり攻撃が殆ど機能しなかった事。特にウィジョが前線で孤立し、チームとして中央にほとんど侵入できなかったことが挙げられます。
そこで今野を下げてこちらも負傷明けの長沢を投入。
この交代で前線のターゲットが2枚になった事で、前半は完全に札幌の3バックに捕まる形になっていたウィジョもマークが分散して伸び伸び動けるようになっていましたし、長沢も長沢で怪我の期間の鬱憤を晴らすかのようにキレのある動きを見せていました。
その結果後半のガンバは前半の停滞っぷりが嘘のように試合の主導権を握り、前半はほとんどなかった決定的なシュートチャンスを再三作り出します。
しかし札幌ディフェンスの粘りやク・ソンユンの好セーブなどもあり同点弾だけがどうしても奪えません。
そしてなかなかゴールが奪えない中時間は進み、時折矢のように訪れる札幌の波状攻撃から、最後は都倉のアクロバティックなシュートがゴールネットに...
都倉がシュートの前にオ・ジェソクに対してプッシングを働いたのでは?という事でガンバも審判に抗議しますが判定は覆らず2-0。2点ビハインドをガンバは背負ってしまいます。
その後もガンバは圧倒的に攻め込むものの、どうしてもゴールだけが近そうで遠く、結局そのまま得点を奪う事はできずに連勝は2でストップ。一方の札幌はこれで10試合負けなしを達成しました。
やはりガンバの最大の敗因は圧倒的に攻め立てた後半にどうしても1点が取れなかった事である事には変わりありません。
ただ今日に限っては札幌を褒めるべき、と言った方が正しかったでしょうか。
もちろん今年の札幌の最大の特徴はミシャによるポゼッションスタイルへの転換ではありますが、広島・浦和時代と違うのは、従来の札幌の良さ、カウンター的な要素もある程度残しつつミシャスタイルを築いている辺りで、今の札幌の完成形はもしかしたら広島も超えるくらいになるかもしれない、という予感もありました。
なによりも今日のガンバにとって最も厄介だったのは、札幌リードの後半戦、札幌の攻撃回数はそれほど多かったわけではありませんが確実にシュートまで運ぶ、そして波状攻撃のように1度の攻撃で何本も仕掛けてきた辺りでしょう。
実際に2点目はそういう流れから得点を許しましたし、ガンバが圧倒的に攻めている流れでも札幌が勝ちそうな流れというものを自分達の手で作り出していたように感じます。
DAZNで実況、解説の方も言っていましたが、そろそろ札幌の強さは一時期限定の勢いではなく実力になりつつある...そんな気すらしています。
さて、ガンバなのですが、いくら札幌を称えても負けたのは事実ですし、まぁ1敗くらい...なんて悠長な事は言っていられません。
W杯による中断期間まで残り2試合。
1つでも早急に多くの勝点を稼がないと...
ガンバの底力が問われる2週間となるでしょう。
ではでは(´∀`)