正直、歯列矯正はたまに考える。
どーもこんばんは
でりけぇとな問題ですなぁ...。
さてさて、衝撃のヴァイッド・ハリルホジッチ前日本代表監督電撃解任と西野朗監督の電撃就任から1ヶ月ほど経ちました。
しかしW杯までの期間は各国同じ。監督を替えたからって準備期間を長く設けてくれる訳ではありません。予備登録メンバー35人の登録期間はもう今週14日です。
予備登録メンバーというものを簡単に説明しますと、W杯の登録メンバーの大枠となるメンバーで、基本的にはそこで選ばれた35人の中から23人の本登録メンバーを選出する、という形になります。
日本で過去、あまりこの予備登録メンバー枠がフィーチャーされてこなかったのは、日本代表は1998年のフランス大会を除き、これまで予23人の本登録メンバーを発表した上で予備登録メンバーを決定していたため。
要は本登録23人を決めた上で予備登録12人を足した35人を選ぶような形だったからです。
それに対して今回は5月14日に35人のリストを先に提出し、18日(予定)にその中から30日のガーナ戦に召集するメンバーを30人前後召集。そして試合翌日の31日に最終メンバー23人を決定するという、予備登録35人を本登録23人と予備登録12人に分けるというこれまでとは違う形をとります。
日本代表にとっては1998年フランス大会以来の方式で、最近サッカーを身始めた人は「落ちるのは北澤、カズ、三浦カズ(by岡田武史)」の映像が流れる度に「なんで外れるメンバーをわざわざ言うんだろう?」と思う方もいるかもしれませんが、これはこの時の最終メンバー選考が合宿に参加した25人から当時のメンバー枠である22人に絞る、という方式を採ったため落選メンバーを告げるという形になったからです。
これについては監督や協会によってどっちが良いかは変わるでしょうし、一概にどっちが良いかとは言えない話題なのですが、とりあえず今回はいつもと少し違う方式を採っているという事を頭に入れておいてください。
なんにせよ今回は、23人の発表の前にガーナ戦に挑む大枠である30人前後の発表があるという事。
という訳で今回はその35人の予備登録メンバーを大予想したいと思います!
こちらもご参考あれ。
一応ブラジル大会の時は(今回よりも圧倒的に予想しやすい状態であったとはいえ)メンバー予想ニアピンで当てました!(ちなみに齋藤学ではなく豊田陽平を予想していたところだけ外しました。)
ではまずはGKから。
GK
ハリルジャパンでの召集歴、実力などを考えても予備登録はこの4人でほぼほぼ間違いないでしょう。
4月の大阪ダービーで負傷した東口の状態はまだ不安定ですが、先日全体練習には復帰を果たしたのでとりあえず予備登録として合宿には参加させ、コンディションを把握するという形になるのではないでしょうか。
DF
先日負傷した酒井宏樹の早期復帰は日本にとって大きなグッドニュースでしたね。勿論、状態が万全かどうかは断言しにくいでしょうが、今や代表でもクラブでも大きな存在である酒井が早々に復帰したのは心強いです。それは吉田麻也も然り。
その2人に加えて長友、槙野、昌子、酒井高徳ら当確と呼べるメンバー以外の人選はハリルジャパンでの招集歴+リーグ戦での調子+西野監督の好むタイプで考えました。此方の記事もご参考頂きたいのですが
ガンバでの選手起用を見ると、恐らく当落線上のメンバーで西野監督好みのタイプなのは谷口、三浦、森重辺りでしょう。
特に去年辺りから代表からは落選した印象の強い森重は、クラブでの好調も手伝って逆転メンバー入りの可能性も高いと言えます。
ただもし、一部メディアで報じられた、長谷部誠を中央に置く3-5-2へのシステム変更が是非はともかくとして事実なら、3バックに慣れている水本裕貴(サンフレッチェ広島)、塩谷司(アル・アイン)といった辺りを、とりあえず試しに合宿に召集する可能性もあるかもしれません。
MF
山口蛍(セレッソ大阪)
井手口陽介(クルトゥラル・レオネサ)
冒頭でも言いましたが、今回のメンバー選考のポイントは23人に絞る前に35人の大枠を合宿に呼べるという事。これはハリル解任前からその予定でしたが、仮に23人を先に決めるいつもの方式だと、それはあまりにも西野監督にも酷な作業になったでしょうから、監督交代というこれまでにないプロセスを経た今となっては結果的にその方式正解だったと思います。
そして先に35人を決めるという事は、先日Jリーグで負傷退場した清武弘嗣(セレッソ大阪)のようにW杯が絶望的な負傷であれば別ですが、コンディションが不安な選手もとりあえず合宿に呼ぼう、そして様子と回復具合を見てから23人に入れるかを決めよう、という作業が出来ます。
要は所属クラブでの出番減から試合勘に不安のある井手口や怪我明けホヤホヤの今野、そして怪我が再発したとの報道のある香川辺りも一応合宿には呼んでから判断しよか、というある種の時間稼ぎもできる訳です。
ハリルの会見以前も以降も、香川には何かとミソがついていますし、実際代表でのコンディションには不安があるので23人から漏れてもおかしくはないと思います。ですがそれと同時に、35人からも外れる選手ではまずないと思うので、一旦予備登録のリストには入れておくのではないでしょうか。
FW
乾貴士(エイバルCF)
久保裕也(KAAヘント)
大迫以外に当確と言えるメンバーがいない激戦区となりつつあるポジションですが、とりあえず合宿にはこの辺りのメンバーを呼んで後はそこから絞り込むでしょう。岡崎や杉本の負傷具合は気になりますが、前述のような理由で予備登録メンバーのリストには入ると思います。
逆にそこからも落ちる気がする有力選手は浅野拓磨(シュトゥットガルト)、中島翔哉(ポルティモネンセSC)辺りと見ています。
浅野についてはクラブで出れていない事に加えて、同じ状況下の井手口と違うのはポジションの競争状況のみならず、西野監督の選手選考の傾向的に浅野タイプはそこまで重宝するとは思えない事です。
まず何度も言っている通り、あくまでまずは35人を選考するという事。23人に絞るのはもう少し先なので、本田、香川、岡崎辺りがどうなるのか、とかそこまで踏み込んだ予想はガーナ戦を観てからでもいいと思います。
ですが35人にも23人にも共通するポイントとして、何をもってそれとするかは人それぞれだとしても大きなサプライズは今回は無いと思います。
ここ最近がそうだったので、今更本田、香川、岡崎辺りが外れてもそこまでサプライズとは言えないし、いかんせん西野監督になってあまりにも急すぎるので、E-1選手権を除くハリル政権下である程度の招集歴のある選手で占められる可能性が高いと思います。
その割を食ったと思われるのが中島翔哉で、ハリルが監督を続けていれば、或いは代表デビューがもっと早ければ可能性もあったかもしれませんが、今回は事情が事情だけに代表デビューしたばっかりの選手を、いくら活躍したとはいえそのままロシアに連れていくとは考えにくいです。
代表経験はまだありませんが、リーグ戦での活躍と将来性から一部で「秘密兵器か!?」なんて言われている堂安律(FCフローニンゲン)、伊藤達哉(ハンブルガーSV)らも同じような理由で招集はないと言えるでしょう。
なんにせよ、ワールドカップ前にしか味わえないこのドキドキもまた、ワールドカップのある年、4年に1度しか味わえない緊張です。
それぞれがそれぞれの予想をしながら、その時を待つのも、これまた一興です。
ではでは(´∀`)