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結末はまるで漫画のような〜ロシアW杯グループF第2節 ドイツ代表vsスウェーデン代表 レビュー〜

帰国したらまたサンガと阪神が負けてた。

 

どーもこんばんは

 

さて、W杯のグループリーグも半分を終えて佳境に突入しています。

 

久し振りのマッチレビュー、今回はドイツvsスウェーデンの一戦です!

 

   

安定した戦いぶりで韓国をきっちり下す好スタートを切ったスウェーデンに対し、優勝候補の大本命とも目されたドイツは初戦でメキシコに敗れる大波乱。

 

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この前に行われた韓国vsメキシコ戦はメキシコが勝利したため、ドイツは敗れるとグループリーグ敗退の決まる崖っぷちでの一戦です。

両チームスタメンです。

 

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ドイツはまさかの敗戦を喫した前節からメンバーを4人変更。

フンメルスの怪我とヘクターの復帰はまだしも、エジルケディラを外すという思い切った決断をしてきました。

2014冬季オリンピックのメイン会場ともなった、ソチのフィシュト・スタジアムでの試合です。

 

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前半立ち上がり、ドイツは良く言えばガンガン前に仕掛ける、悪く言えば明らかに焦っているとも取れるような立ち上がりでした。

 

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ドイツも多くのチャンスを作りましたが、どうしてもドイツのバタつき具合や焦りが目に行き、それは観ている側にとっても「これほんまにドイツやばいんちゃうか…」という焦りを抱かせるには十分なものだったと言えるでしょう。

 

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スウェーデンが少しずつ、カウンターで得点機を作り始めるようになってきた頃、そんなドイツに追い打ちをかけるように前半にルディが負傷退場。計算外の自体に浮き足立ったのか、クロースのミスからスウェーデンのトイボネンが見事なカウンターを仕留めてスウェーデンが先制。

 

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ドイツはさらに窮地に立たされ、前半を終えます。

 

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後半、ドイツはワントップのヴェルナーを左サイドにポジションチェンジ。ワントップにはドラクスラーを下げてマリオ・ゴメスを投入します。

これが功を奏してヴェルナーが左サイドのスペースを有効的に使えるようになり、実際にドイツの同点弾はヴェルナーのセンタリングを中央でゴメスが潰れ、そのボールをロイスが押し込む形で生まれました。

 

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後半は一方的なドイツペースで、ドイツはハーフタイムの配置転換が功を奏した印象です。これについてはレーヴ監督のさすがの修正能力と言えるでしょう。

しかしスウェーデンも最後の最後まで失点を許さず、機を見て鋭いカウンターを仕掛けるなど、ドイツに常に脅威を与え続けます。

 

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ドイツの一方的なペースではありましたが、ドイツのゴールは時間の問題というような雰囲気ではなく、むしろ悲壮感だけが募っていくような展開が続き、そしてそれが現実になるかのようにボアテングがこの日2枚目のイエローカードで退場。

 

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絶体絶命の状況に追い詰められたドイツは攻め続けます。何度もスウェーデンゴールに襲いかかりますが、スウェーデンのGKオルセンがスーパーセーブを連発。

 

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DFが退場で欠けた状況ながらもサイドバックのヘクターを下げてウインガーのブランドを投入するなどなりふり構わぬ采配を見せ、度々ゴールを狙うも立ちはだかるのはスウェーデンの青い青い人の壁…

 

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これあかんわ…

もうドイツあかんわ…

誰もがそう思った後半アディショナルタイムラストプレー。

 

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その男の名はトニ・クロース

 

   

前半の失点に関与してしまった、ドイツの絶対的な大黒柱が最後の最後で超絶ゴール。

こうして間違いなくW杯史に残る、まるで漫画のような試合はドイツの劇的スーパーゴールで幕を閉じました。

 

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敗れはしたものの、スウェーデンの強固な守備、試合運びはもちろん讃えられて然るべきと言えるでしょう。ドイツとスウェーデンの突破条件はこれでほぼ同じですから、スウェーデンにも可能性は十分にあると言えます。

 

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ただやはり、普通ならどう考えても負けムードになっていたあの展開でああなってしまうのはやっぱりドイツというか……試合終わったら寝ようと思ってたのに寝れねぇじゃねえかよ。

 

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ではでは(´∀`)