新幹線で博多にたどり着いた後
南下して大分→熊本コースは行った事あるけど佐賀→長崎コースはそういえば行った事ない。
どーもこんばんは
九州でグルメ旅的な事もしてみたいけどね
さてさて、ロシアW杯は大会のクライマックスを迎えようとしていますが、ロシアW杯の閉幕とともに再開の足音が聞こえてくるのはJリーグです。
7月18日から、再び日本で熱い戦いが再開されます。
そんな中、W杯開幕前の5月に発表されたビッグニュースが
アンドレス・イニエスタのヴィッセル神戸入団でございます。
今大会のスペイン代表の試合も、少しなんかよくわからないニヤニヤ感で観ていた人も多いのではないでしょうか。
しかしビッグネーム獲得の波はイニエスタだけでは収まらなかった。
フェルナンド・トーレス、サガン鳥栖入団。
兼ねてからイケメン選手として日本でも多大な人気のある選手だったので、もしかしたらサッカーを普段観ていない人の中ではイニエスタよりも知名度は上かもしれません。
というわけで、5月に更新しました「イニエスタとかいうすごいひと」に続きまして、今回は「フェルナンドトーレスとかいうすごいひと」をお送りさせて頂きます。
決して太平洋沖で発生する気象状況のアレではありません。エルニーニョはスペイン語で「神の子」という意味であり、トーレスを表す異名として親しまれていました。
そりゃそうでしょう。アトレティコ・マドリードのユースで活躍したトーレスはすぐさま頭角を現し、なんと16歳でトップチームデビューを果たします。
当時のアトレティコ・マドリードは今とは違い2部にいる事も不思議じゃないようなチームでした。特に95-96シーズンにリーガ優勝を果たして以降は低空飛行の続く日々…。2部から昇格できない状態が続く中のトップチームに昇格でした。
しかしトーレスが17歳にしてコンスタントに出場機会を得るようになった01-02シーズンに1部昇格を果たすと、02-03シーズンから退団する06-07シーズンまで5シーズン連続で2桁ゴールを記録。さらに19歳の時点でキャプテンに就任し、2006年ドイツW杯には22歳で出場し3得点を挙げるなど、まさしく神の子っぷりを発揮します。
近年のアトレティコの躍進は、トーレス退団後、行けそうで行けない日々の続いたチームをディエゴ・シメオネが劇的にチームを生まれ変わらせた事でもたらされたところですが、「行けそう」と言われるような基盤を作ったのはトーレスのこの時期の活躍が大きいと言えます。
②持ってる男
06-07シーズン後にリバプールに移籍したトーレスはその後10-11シーズン途中にえげつない移籍金でチェルシーに移籍。14-15シーズンの前半はACミランで本田圭佑とも共にプレーし、後半戦から再びアトレティコに復帰しましたが、実のところ、圧倒的な成績を残したリバプール時代と比べてチェルシー移籍以降は期待通りの成績を残せていた訳ではありませんでした。
特にチェルシーでは多額の移籍金で入団したものの、デビューから903分得点無しというクラブワースト記録を作ってしまったほど。
それでもフェルナンドトーレスという選手が評価され、愛され続けている理由はその勝負強さと持ってる男っぷりからと言えるでしょう。
まずスペイン代表における最も重要なシーンはやはりEURO 2008決勝でのゴール。このトーレスの決勝点で1-0でドイツを下し、長らく国際タイトルから見放されていたスペインにタイトルをもたらし、この後のスペイン代表黄金期の第一歩を刻みます。
2010年南アフリカW杯、EURO 2012、FIFAコンフェデレーションズカップ2013ではいずれもレギュラーとしてのプレーは出来なかったにも関わらず、南アフリカW杯決勝では途中出場でイニエスタの決勝ゴールに絡み、EURO 2012ではまたしても2大会連続決勝戦でゴールを挙げ、大会得点王を獲得。そして翌年のコンフェデ杯でも限られた出場時間の中で得点王を獲得してみせます。(EUROもコンフェデも同点での得点王だったが、同率で並んだEUROではマリオ・ゴメス、コンフェデではフレッジと比べて出場時間の少なかったトーレスの単独得点王という扱いになった。)
また、期待されたほどの活躍ができなかったチェルシー時代ですが、11-12シーズンの準決勝、ペップ・グアルディオラが率いていた全盛期のFCバルセロナを沈めた大カウンターからのゴールは今でも語り草となっています。
2015年のアトレティコ復帰後は、最初のトーレス在籍時に比べて強くなりすぎたチームの中、レギュラー確保とはなりませんでした。
しかしそれでもスーパーサブとして大活躍し、大事な場面で重要なゴールを決め、全盛期ほどではなくとも十分にやれる状態でJリーグに来てくれる事でしょう。
勝利こそならなかったものの、アトレティコでのホーム最終戦でも2ゴールを挙げるなど、勝負強さは健在です。
③スター性
トーレスを語る上で欠かせないのが抜群のスター性です。
その類まれなルックスはもちろん、Youtubeやネットで度々「師匠」と弄られているように定期的にとんでもないシュートの外し方はするけど凄く大事なところで決める、異常に難しいシュートを決めるなど、いちいちスターだなぁ…と思わせる、華があるんじゃなくて華まみれのプレイヤーと言えるでしょう。
今回のフェルナンドトーレスの移籍の経緯は本当にヒヤヒヤしました。
まず最初に中国、もしくはアメリカへの移籍が有力と出たあと、鳥栖とオーストラリアへの移籍説が浮上します。
そして合意報道が出てからJリーグ公式サイトがまさかのフライング発表……しかもそこからの破断報道で、誰しもが一瞬トーレスinJリーグを諦めかけたのではないでしょうか。
決まってくれて良かった…。
どちらかといえばアトレティコやリバプールのように、スペースを多く使えるカウンター寄りのチームスタイルの方が活躍できるトーレスは、近年のスペイン代表の超ポゼッションサッカーの中ではあまりパッとした活躍が出来ませんでした。
しかし鳥栖はどちらかといえばスペースを活かしていきたいタイプのカウンターチーム。ビクトル・イバルボや豊田陽平らとの連携が整えば、原川力辺りからいいボールが供給され続けていけば、トーレスにとってはかなりやりやすいチームスタイルかもしれません。
トーレスは今回のロシアW杯には出ておらず、本人も選手追加登録解禁後初戦となる7月22日からのデビューに意欲的なので、Jリーグでの期待したいところです。
ではでは(´∀`)
鳥栖さんこのタオル売る気かしら……