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「悪くない」のは間違いないけれど…〜J1第26節 横浜F・マリノスvs浦和レッズ レビュー〜

ふ、ふ、ふ、藤浪……

 

どーもこんばんは

 

藤浪さんどうしたの急に……

 

さてさて、本日のマッチレビューは今節のJ1で唯一日曜開催となった横浜F・マリノスvs浦和レッズです。


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Jリーグ25周年に相応しいオリジナル10同士の対戦ですが、マリノスは気が付けば残留争い真っ只中。昨日の試合では鳥栖G大阪、長崎と下位3チームが揃って勝利を収めたので(おっしゃあガンバ勝ったぁ!)マリノスとしては何としても勝たなければならない一戦。

一方の浦和も今日敗れるとマリノスに勝点で並ばれ、一気に残留争いに巻き込まれる可能性が出てくるので、何とか勝利を収めて安定圏まで浮上したいところ。4万人の観衆が見守る中、勝利を手にするのはどちらになるのでしょうか。

両チームスタメンです。

 

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浦和はオズワルド・オリベイラ監督が2試合のベンチ入り停止処分を受け、前節から2試合限定でまさかの復活を果たした大槻組長体制2試合目。前節はジャージで組長感を抑えて指揮を執りましたが、今日はバリバリスーツのアウトレイジモード復活で勝利を目指します。

 

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結局、インタビュー終了後に大槻組長ジャージにお着替えなさってから始まった試合は立ち上がりはやや浦和が主導権を握りますが、徐々に地道にポゼッションを続けていたマリノスがペースを握り始め、前半の中頃にはほぼほぼマリノスペース。

 

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しかし決定的なチャンスには至らずとも押し込みつつあったマリノスでしたが先制点を奪ったのは浦和。43分にFKのこぼれ球を宇賀神がミドルシュートを叩き込み、前半はそのまま1-0と浦和リードで終えます。

 

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先制はしたものの劣勢だった浦和はマルティノスを下げて荻原を投入し、前線からマリノスのポゼッションに対応しようと試みるものの、前半よりもピッチを幅広く使うようになったマリノスは前半よりも一方的にペースを握る試合展開に。

 

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再三のチャンスがようやく実を結んだのは69分、天野の絶妙なスルーパスに抜け出した遠藤の折り返しを5分前に大津に替わって投入されたウーゴ・ヴィエイラが巧みなボールタッチで浦和DFを振り切りゴール右下に流して同点ゴール。今シーズン10得点目となるゴールで試合は振り出しに戻ります。

 

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しかしこのまま試合はマリノスペースで進むかと思われた79分、マリノスDFの背後に生まれた一瞬のスペースを見逃さなかった青木のボールに抜け出しのは武藤。冷静に流し込み、浦和が再び勝ち越しに成功。

 

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83分にはユン・イルロクを投入して攻めに全比重を傾けたマリノスに対して浦和は阿部勇樹を投入し試合を終わらせにかかるなど、攻めるマリノス、守り切りたい浦和と両者の狙いがハッキリした中試合は白熱の終盤戦へ。

 

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マリノスはDFのドゥシャンを最前列に上がらせて最後の猛攻を仕掛けるものの、昨日の試合で下位3チームが揃って勝利した事も精神的に影響したのか後一歩、後一点にどうしても届かず、試合は2-1で浦和が耐え切って接戦をモノにしました。

 

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浦和は前節のC大阪戦で先制しながらも同点弾献上と共に崩れて逆転を許した反省をきっちり今日の試合に繋げる事が出来たのではないでしょうか。

 

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同点に追いつかれてからも不必要に焦る事なくきっちりとマリノスの攻撃をケアし、決勝ゴールとなったシーンは一瞬のスキを見逃さなかった出し手の青木も受け手の武藤も素晴らしかったと思います。終盤もGK西川を中心に良く守り切りました。組長の次回登板はいつになる事やら。

 

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昨日の試合結果で15位鳥栖、16位柏とは勝点で並び、17位ガンバとも勝点2差まで詰められたマリノスにとって今日は何としても勝たなければならない試合で、実際にマリノスの試合展開は悪いどころか良いと言えるものでしたし気迫も感じました。

 

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ですが今のマリノスにとって「内容は悪くないんだけど勝てない」という状態はある意味で結果も内容もクソ状態より精神的にも相当しんどくなってきているのではないでしょうか?

 

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このまま「なぜか勝てない」「なぜか点が取れない」では焦りもさらに重なるでしょうし、恐らくその先に待つのは「空回り」という恐怖の展開。オリジナル10の名門は立て直せるかどうかというよりも、チームとして耐え切れるかどうかの瀬戸際に立たされています。

 

ではでは(´∀`)