どーもこんばんは
唐突に言いたくなった。
さてさて、本日のマッチレビューは明治安田生命J1リーグ第9節、セレッソ大阪vs大分トリニータです。
第5節の勝利以降、またしても勝利から遠ざかっているセレッソ。一方第5節の敗北以降、再び負けなしと好調をキープしている大分。あまりにチーム状態は真逆の両チーム同士の対戦が第9節唯一の土曜日開催のゲームとなりました。
今節は各チームにとって平成最後のJリーグです。両者波乱万丈の平成の世でしたが、果たして最後を笑って締める事が出来るのはどちらのチームになるのでしょうか。
両チームスタメンです。
余談ですが、大分トリニータ出身の清武弘嗣にとってはこれがリーグ戦で初めての古巣対決です。
本日の試合は大阪、ヤンマースタジアム長居でキックオフ。このヤンマースタジアム長居も、平成の時代に大改修を行い、2002年には日韓W杯の会場として日本代表が初の決勝トーナメント進出を果たした舞台となりました。その際には、セレッソ大阪のレジェンド森島寛晃氏がゴールを決め、「自国開催のW杯で自身のホームスタジアムでゴールを決めた」事が話題になりましたね。
明日は私用でマッチレビューを書けないので、今日が当ブログ的にも平成最後のマッチレビューです。
前半、想像以上に長居スタジアムに強く吹き荒れる強風の影響もあって、両チーム我慢比べというか、お互いになかなか思うようにいかず、どこか焦れるような思わしくない展開が終始続いていきます。
ただ、エンドの向きも不運だった大分よりは、ショートパス主体で風の影響が比較的小さいセレッソの方が前半はやや優勢といった様子で試合は進み、前半も終盤に入って風も序盤ほどの猛威を振るわなくなってくれば、大分も徐々にリズムを取り戻していきました。
しかし結果、前半のところはどちらも点を取る事が出来ずに終了。0-0で折り返します。
後半、先にペースを握ったのはセレッソでした。都倉賢、清武らを中心にスピードを活かした攻撃を展開し、この流れを加速させるべく今日はベンチスタートとなった柿谷曜一朗も投入。しかしペナルティエリアに侵入こそ出来るものの、大分の粘りになかなかシュートまで持っていく事が出来ず。
やや押され気味だった大分も、雨脚が強まると共に反撃を開始。持ち前の推進力とスピードを武器にセレッソの守備陣を度々翻弄しますが、セレッソと同じく決定的なシュートチャンスには繋げきれないまま。
アディショナルタイム、片山瑛一のロングスローをマテイ・ヨニッチが合わせるなどセレッソが最後の猛攻を仕掛けますが、このシュートはGK高木駿にキャッチされ、最後まで両チーム1点が遠く試合終了。雨が降ったり止んだり、不安定な気象状況にも苦しめられた平成最後の一戦は0-0のスコアレスドローで終了となりました。
セレッソからすれば、これで4戦勝ち無しと絶不調にしては悪くない試合で、ある程度やりたい事も形に出来ています。しかしそこで手詰まりになって点が取れなかった辺りは今のセレッソの調子を示しているようにも感じましたし、逆に前節のガンバ戦しかり、この展開でも勝点1をもぎ取る辺り、今の大分のチームとしての好循環が伺えた一戦でした。
さぁ、今日の試合は平成最後のマッチレビューという事で。
今のとこは私が生きた唯一の時代、平成…色んな試合観てきました。令和の世でも、素晴らしい試合が観れる事を祈りまして。
ではでは(´∀`)