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らしい?らしくない?〜明治安田生命J1リーグ第1節 セレッソ大阪vs大分トリニータ マッチレビュー〜

長居に来ると気付いたら鶴心に金落としてる

 

どーもこんばんは

 

 

さてさて、本日のマッチレビューは明治安田生命J1リーグ開幕戦、セレッソ大阪vs大分トリニータの一戦です。

 

 

 

いよいよ始まった2020年のJリーグ金曜日の湘南ベルマーレvs浦和レッズの試合を皮切りに、土曜日、日曜日と4試合ずつJ1のカードは組まれました。今回のマッチレビューで取り上げるのは土曜日に開催された開幕戦です。

セレッソと大分の共通点は昨季、高いチーム完成度と戦術的なクオリティで躍進を遂げた事でした。両チームとも更に完成度を高めて「昨季以上」を目指したいところでしょう。雨の降りしきる大阪の地でシーズンを占う開幕戦がキックオフの刻を迎えます。

両チームスタメンです。

 

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両チームとも、システムと基本メンバーは共に昨季から大きな変化はありません。ただ、セレッソボランチ藤田直之が欠場している事もあって、本来CBの木本恭生をボランチ、CBには瀬古歩夢を起用しています。一方の大分はオナイウ阿道が退団したセンターフォワードには川崎からレンタルで獲得した知念慶が入り、知念、町田也真人、香川勇気と新加入選手が3人名を連ねました。

 

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本日の会場は大阪府大阪市ヤンマースタジアム長居です。

昨季は同じ長居スタジアムで行われたセレッソと神戸の開幕戦が金曜日開催のオープニングマッチとなり、ダビド・ビジャのデビュー戦などもあって大きな話題になったのもちょうど1年前の2月22日でしたね。ちなみに、長居スタジアムの隣にある長居球技場(旧、キンチョウスタジアム)は現在改修工事中で2021年3月の完成を予定しており、完成次第セレッソは其方に本拠地を移転するとの事。その為、ヤンマースタジアム長居をフルシーズンで使うのは最後のシーズンになるかもしれません。

この日は現地観戦!その模様はまた後日!

 

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試合はいきなり動きます。大分は3分に瀬古からボールを奪った知念が迎えた決定的なチャンスを逃すと、8分には何度かセレッソに続いたコーナーキックの全てでショートコーナーを選択していたセレッソが初めて清武弘嗣がクロスを蹴り込むと、これをブルーノ・メンデスが合わせてセレッソが幸先よく先制。

 

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早い時間に先制点を奪った事で昨季同様ここからセレッソはリトリートな形にシフト。試合後にセレッソのミゲル・アンヘル・ロティーナ監督が「前半は得点シーン以外の全てで大分が上だった」と語ったように大分ペースの時間が長くなりましたが、セレッソも築かれた守備ブロックが崩れる事はなく、1点リードを保って前半を終えます。

 

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後半に入るとセレッソにもカウンターのチャンスは増えましたが、試合の流れは基本的には前半と同じ形で大分が反撃する時間が続く展開に。60分、左サイドを田中達也が抉ってクロスを上げると、ファーサイドから飛び込んだ松本怜が頭で合わせますが右ポストに阻まれて同点ゴールならず…。

 

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63分に町田也真人を下げて渡大生、70分に田中を下げて野村直輝と新加入選手を立て続けに投入して同点を狙う大分に対し、セレッソは63分に奥埜博亮を下げて柿谷曜一朗、75分に清武弘嗣を下げて豊川雄太を投入して攻撃の活性化を図ります。試合はアディショナルタイムラストワンプレー、大分のロングボールにマテオ・ヨニッチのクリアが中途半端になったところを知念が拾い、DFをかわして見事なシュートを放ちますが…これもポストに直撃。あと一歩のところで運が届かなかった大分、逆に昨季同様の安定感を見せつけたセレッソ開幕戦はセレッソが1-0で制しました。

 

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大分もサイドを中心に抉って良い形の攻撃シーンは作れていたんですが…結果的には、今というよりロティーセレッソの中央での守備組織力が上回った形でしたね。実際、間延びしないリトリート守備をあれだけチームに高い完成度を誇るものとして染み込ませたロティーナ監督の手腕の凄さを改めて感じる試合となりました。今日の手堅さを昨季同様に続け、攻撃の迫力を増していければ昨季以上の順位も目論めるのではないでしょうか。

 

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ローランド様来てたね。

ではでは(´∀`)