昨日ヤンマーから帰ってきた後なぜか筋肉バッキバキに痛かった。
どーもこんばんは
さてさて、本日のマッチレビューは勿論このカード、明治安田生命J1リーグ開幕戦、横浜F・マリノスvsガンバ大阪の一戦です!
いよいよJリーグ開幕です!!今年もまた「GAMBAISM」をスローガンに掲げて挑む宮本ガンバ3年目の開幕戦で対峙する相手は昨季の開幕戦と同じ相手、そしてディフェンディングチャンピオンであるマリノスです。スタートダッシュに弱く、最後に開幕戦で勝ったのは2011年というガンバ。ここで前年度王者を倒し、2020年の華々しい幕開けを迎える事は出来るのでしょうか。
両チームスタメンです。
昨季途中から3バックシステムを採用し、今季もルヴァン杯の柏戦など3-1-4-2をメインシステムにすると予想されていたガンバでしたが、今日はマリノス対策という意味も込めてFC東京から復帰したオ・ジェソクを右サイドバックにした4バックを採用。ダブルボランチは井手口陽介と、今日の試合で21年連続開幕戦先発出場&史上最多タイに並ぶJ1通算631試合出場となる遠藤保仁が組みます。
昨季の最終戦、マリノスとFC東京の優勝決定直接対決となった試合ではJリーグ史上最多入場者数となる63854人を記録し、マリノスもその舞台で優勝を飾りました。去年日本中を沸かせたラグビーワールドカップでは日本が初のベスト8進出を決めたスコットランド戦、南アフリカがイングランドを下して優勝を決めた決勝戦が行われており、今年の東京オリンピックではサッカー競技の決勝戦会場にもなっています。
ちなみに、今日の試合で史上最多タイに並ぶ631試合出場を達成した遠藤保仁のデビュー戦は横浜フリューゲルス時代の1998年、相手は同じくマリノスで、スタジアムは今日と同じくその試合が柿落としとなった日産スタジアムでした。
激しい試合展開が予想されていた通りガンバは宇佐美貴史、マリノスはマルコス・ジュニオールが開始5分までに一度ずつ惜しいシーンを作ります。ですがここからは今季から取り組んでいるハイプレス戦術とマリノス対策が抜群にハマったガンバが想像以上に完璧な試合展開を披露する事に。6分、マリノスがバックラインでパスを回すところをガンバがハイプレスで追い込んで行き、矢島慎也がGK朴一圭からボールをカットするとこのボールに倉田秋が詰めてガンバが1点先制!!
システムこそ4-2-3-1ですが、ガンバは矢島、井手口、遠藤の中盤からワントップの宇佐美貴史に至るまで、前から後ろまで余りポジションを固定する事なく気の利いたポジション取りでハイプレスと間延びしない守備を実現し、マリノスの攻撃の核であるマルコス・ジュニオールには5分のチャンス以降ボールさえも殆ど入れさせず、仲川輝人には藤春廣輝が徹底マークで対応。「これは本当に開幕戦のガンバか…?」とファンですら驚くほどの機能っぷりでマリノスの攻撃を無力化していきます。
そして34分、マリノスのオフサイドトラップの隙を突いた倉田がGK東口順昭のロングフィードに抜け出すと、その倉田の折り返しに矢島が詰めてゴール!一度はオフサイドによって取り消されましたが、VARの末にゴールが認められてガンバが2点リード!!前半はガンバが2-0とロケットスタートのような前半で終えます。
しかし後半開始早々、遠藤渓太の折り返しに飛び込んだのはオナイウ阿道。後半いきなりの決定機は枠外に逸れましたが、ここから試合は一気にマリノスペースに傾いて行きました。マリノスは70分に喜田拓也を下げてエリキを投入して更に攻勢に出ます。72分、オナイウの折り返しをエリキが落としたところにマルコス・ジュニオールが飛び込みますが、なんとかこれはGK東口がファインセーブ。
ですが、直後の73分にはそのマルコス・ジュニオールが卓越した技術から自分で決め切って2-1と1点差に詰め寄られてしまいます。
ガンバは矢島慎也、倉田秋と得点に絡んだ2人を下げてアデミウソン、福田湧矢の2人を投入。一方のマリノスはマルコス・ジュニオールを下げてエジガル・ジュニオを投入して更なる反撃に出てきました。ガンバは前半からハードワークを徹底していた影響で体力が落ちており、キム・ヨングォンや小野瀬康介が脚を攣ってしまう事態に陥って防戦一方。そしてアディショナルタイム、遠藤渓太の決定的なシュートをゴールラインギリギリで藤春がブロックに成功し、生きた心地のしないアディショナルタイムを耐え抜いたガンバが2011年以来となる開幕戦での勝利を手にしました!!!!
あー…良かった…勝てた…耐えた…。なんでしょうね、安堵感の方がもう強くて、今あまりちゃんと戦術的な事書く気力無くなってますね。
前半の戦い方は今季のキャンプで取り組んできた事がバッチリハマったと言えるでしょう。対マリノスという意味でのゲームプランも機能していましたし、確かに同時にハイプレスで90分やれるのか…という懸念は予期されていたものではありましたし。ただ、これまで開幕戦で恐ろしく勝てなかったガンバがアウェイで前年王者を倒して得た開幕勝利は何にも勝るもので、とにかく今はもう……ヤッタァ…。
J1開幕戦の試合結果
【湘南:石原直樹(7分)、山田直輝(65分) 浦和:興梠慎三(39分)、レオナルド(42分)、関根貴大(85分)】
【仙台:シマオ・マテ(18分) 名古屋:阿部浩之(34分)】
【柏:江坂任(13分、58分)、オルンガ(20分、65分) 札幌:荒野拓馬(68分)、鈴木武蔵(76分)】
【C大阪:ブルーノ・メンデス(8分)】
【清水:ティーラシン・デーンダー(47分) FC東京:ディエゴ・オリヴェイラ(77分)、アダイウトン(80分)、レアンドロ(92分)】
【横浜FM:マルコス・ジュニオール(74分) G大阪:倉田秋(6分)、矢島慎也(34分)】
【広島:ドウグラス・ヴィエイラ(20分)、レアンドロ・ペレイラ(25分)、森島司(84分)】
【神戸:古橋享梧(74分) 横浜FC:瀬古樹(24分)】
浦和が3-2で湘南を下した金曜日の開幕戦で始まった2020年のJリーグ。内訳としてはホームチームの勝利、アウェイチームの勝利、ドローゲームの全てが3試合ずつという形になりました。
今季から新監督が就任したチームは3チーム。木山隆之監督の仙台は劣勢ながら何とかドローに持ち込んで勝点1を獲得。一方、ピーター・クラモフスキー監督が新たに就任した清水は新たなスタイルで手応えのある試合を観せましたが、清水のレジェンドである長谷川健太監督率いるFC東京のブラジルトリオが躍動し逆転負け。アントニオ・カルロス・ザーゴ監督が就任した鹿島は広島に完敗を喫しました。
サンガしれっと負けた…
ではでは(´∀`)