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喜怒哀楽のハイプレス〜明治安田生命J1リーグ第33節 横浜FCvsガンバ大阪 マッチレビュー〜

今ちょうど炭酸が喉の変なところに入った……

 

どーもこんばんは

 

さてさて、本日のマッチレビュー明治安田生命J1リーグ第33節、横浜FCvsガンバ大阪の一戦です!

 

 

 

いよいよ色々あった2020明治安田生命J1リーグもクライマックス。今季のガンバは不調な時期もありましたが、怒涛の12戦無敗などもあって2位にまで上り詰め、自力で天皇杯と来季ACL出場権を手にするチャンスを掴みました。ここまで来れば今季の目標は2位以上のチームが出場出来る天皇杯での優勝、国立の舞台で第100回目の天皇杯を掲げる事のみ。負傷者も多く、コンディション的にも厳しい状況ではありますが……泣いても笑っても残り2試合。今日勝てばまずはACLは確定します。宮本ガンバとして最高の成績はすぐそこです。確実に掴み取ってください…!

とりあえず、関節の結果によるACL天皇杯などの確定条件はこちらのページをご覧下さい↓

https://www.rrr3k.com/entry/2020/12/15/100000

 

両チームスタメンです。

 

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負傷離脱が長引いている井手口陽介小野瀬康介のみならず宇佐美貴史前節湘南戦に続いて欠場。宇佐美同様、湘南戦を欠場したキム・ヨングォンはベンチ入りを果たしたものの、加えて福田湧矢が累積警告により欠場という厳しい状態の中、奥野耕平が第27節仙台戦以来のスタメン出場となりました。また、ベンチにはJ1リーグ戦で初のベンチ入りとなる山口竜弥、そしてトップチーム初登録となるユースの中村仁郎が入っています。

 

 

本日の会場は神奈川県横浜市ニッパツ三ツ沢球技場です。1964年の東京五輪ではサッカーの会場の一つになり、当時ユーゴスラビア代表だったイビチャ・オシム氏もプレーした場所です。

今節は多くのチームがホーム最終戦を迎えていますが、横浜FCに関しては2試合連続でホームゲームが組まれているので最終戦という訳ではありません。ガンバが三ツ沢で横浜FCと戦うのはこれが3回目。横浜FCがJ1に上がってきた2007年とガンバがJ2に落ちた2013年に対戦しましたが、どちらもドローに終わっています。今日こそ…!

 

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試合は想像以上に早くスコアが動きました。試合開始から30秒ほど。前線から積極的にプレスをかけていくとその甲斐あって倉田がパスカット。そこから矢島慎也渡邉千真、倉田と繋いで最後は矢島がシュートを放ちます。これは阻まれたものの、こぼれ球がパトリックに当たって最後は倉田が詰めてガンバが先制。ここに来て開幕前に目指していた形で先制点はまさかの開始30秒で生まれました。

 

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ポゼッションでは横浜FCの方が大幅に上回ったものの、ガンバは高い位置からプレスをかけて効果的な位置でボールを奪って速攻に繋げる戦い方を徹底。最近の最たる攻めパターンであるパトリックにはあまりボールは入らなかったものの、その分渡邉、倉田、矢島の3人がよくボールに絡んで惜しいシーンも創出していきます。

 

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じわじわと横浜FCが攻め込んでくる時間は続いてはいましたが、前半終了間際の斉藤光毅のミドルシュートはGK東口順昭のスーパーセーブでなんとか阻止。前半はガンバが1点リード。何気にガンバが前半をリードで終えるのは第32節前倒し分の神戸戦以来6試合振り。

 

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しかし後半はかなり押し込まれる時間帯が続きます。横浜FCの前へ前へと来る圧に対し、前半は高く保てていたディフェンスラインも徐々に自陣深くに押し込まれていくと、奪ってからのカウンターも前半ほど効果的には働かず、逆にセカンドボールの多くが横浜FCに渡る苦しい展開に。

 

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しかしサンドバッグ状態になる事なんて良くも悪くも今年のガンバにとっては慣れっこ。なんなら勝ちパですらあります!81分でした。1点目同様、ようやく前へのプレスを押していける場面が生まれると矢島がパスカット。そこからパトリック→渡邉と繋いで最後は倉田がシュートまで持ち込みます。これはGK六反勇治が好セーブ。そのこぼれ球を拾った渡邉がDF伊野波雅彦をかわしてシュート。これも六反がセーブ。しかしまだまだ行ったるで状態のガンバ。最後パトリック!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

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ACL&

 

 

 

 

 

 

 

 

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嬉しいよ……(涙)

勝てば自力でACL出場が決まるガンバでしたが、他会場の結果により2位以内が確定。天皇杯出場も決定しました!今日の試合も横浜FCに押し込まれる時間も多かったですし、内容が良かった試合では無いものの、今季勝ち星を掴み続けたやり方をしっかり続けましたし、今日のゴールは…今や遠い昔な気がする開幕前の段階にやろうとしていた事が見えたようでなんかほんと泣きそうになりました。

 

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本当に良かった……。ほんと色々ありましたよ、今年。珍しくスタートダッシュを決めたかと思ったらまたスランプに陥って、8月後半〜9月前半くらいにはかなりの閉塞感もあって……。でもそこからの大躍進という喜び、若手の躍動、でもそれだけでなく、遠藤保仁の移籍というターニングポイントが一つあって、アデミウソンの事や怪我人の続出などいい事ばかりでもなく……それでもここまで辿り着きました。喜怒哀楽の全てを詰め込んだような2020年のガンバ。これが頂ではなく、あくまでステップの一つである事を信じています。

 

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【うれしはずかしじゅんいひょうのコーナー】

 

明治安田生命J1リーグ第33節

ヴィッセル神戸1-3鹿島アントラーズ(10月21日)

横浜F・マリノス2-1名古屋グランパス(10月21日)

FC東京1-0北海道コンサドーレ札幌(11月11日)

川崎フロンターレ3-1浦和レッズ

横浜FC0-2ガンバ大阪

湘南ベルマーレ1-2大分トリニータ

清水エスパルス2-3ベガルタ仙台

セレッソ大阪1-2サガン鳥栖

サンフレッチェ広島0-1大分トリニータ

 

1位 川崎フロンターレ(80)

2位 ガンバ大阪(65)

3位 名古屋グランパス(60)

4位 セレッソ大阪(59)

5位 鹿島アントラーズ(58)

6位 FC東京(54)

7位 柏レイソル(52)

8位 サンフレッチェ広島(48)

9位 横浜F・マリノス(47)

10位 浦和レッズ(46)

11位 大分トリニータ(42)

12位 ヴィッセル神戸(36)

13位 北海道コンサドーレ札幌(36)

14位 サガン鳥栖(35)

15位 横浜FC(30)

16位 ベガルタ仙台(27)

17位 湘南ベルマーレ(26)

18位 清水エスパルス(25)

 

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G大阪が勝利し、かつ4位C大阪鳥栖に敗戦。3位名古屋は試合が無い為、G大阪は2位以内と来季ACL&天皇杯の出場権を獲得しました。これでJリーグから天皇杯には川崎、G大阪、秋田の3チームが確定し、J2から徳島か福岡のどちらかを加えた4チームが出場する事になります。また、来季ACL出場権争いはC大阪の敗北により順位変動はなく、3位名古屋、4位C大阪、5位鹿島の3チームで争われます。

また、今節でようやく全18チームの消化試合数が揃いました。

 

 

ありがとう鳥栖!!

ではでは(´∀`)