久保くんさんマ!?
どーもこんばんは
禁断の移籍が早い…!
さてさて、久保建英レアル移籍報道や迫るコパ・アメリカの開幕に向かって盛り上がりを見せますが、本日のマッチレビューは明治安田生命J1リーグ第15節、川崎フロンターレvs北海道コンサドーレ札幌です。
前節は終了間際の失点で悔しい引き分けとなったものの、レアンドロ・ダミアンが結果を残し始めて、気がつけば10試合負け無しの川崎。一方の札幌も8戦負け無しで好調をキープ中です。
ポゼッションサッカーを主体とするチーム同士のフライデーナイトJリーグ。軍配が上がるのはどちらでしょうか。
両チームスタメンです。
ただでさえ怪我人の多いところにルーカス・フェルナンデスが出場停止、更に菅大輝がコパ・アメリカ参加に伴う離脱を余儀なくされるなど台所事情が厳しい札幌ですが、前線にはジェイが開幕戦以来の先発復帰という事になりました。
本日の会場は神奈川県川崎市の等々力陸上競技場。昨年の等々力での同カードは川崎が7-0と圧勝しました。川崎としてはその再現を、札幌としてはその悔いを晴らしたいところです。
前半から優勢にボールを進めたのは川崎の方でした。時折ジェイ、鈴木武蔵、チャナティップのトリオに攻撃を喰らうシーンはあったもののそれもそこまで大きなピンチには至らず、基本的には川崎がある程度プラン通りに試合を進めます。
しかし12分の抜け出した家長昭博の折り返しにドフリーで待っていたL・ダミアンのシュートはGKク・ソンユンの正面。更に25分、長谷川竜也が早坂良太に倒されて獲得したPKはL・ダミアンのシュートをまたしてもク・ソンユンが阻み、川崎は決定的な得点チャンスを逃してしまう事に。
そうこうしているうちに39分、ジェイとジェジエウの競り合いの末、今度は札幌の方がPKを獲得。これを鈴木武蔵が確実に決めて札幌が1点を先制。両チーム、1本ずつ与えられたPKが明暗を分ける形で、前半は札幌のリードで終えます。
後半、川崎はL・ダミアンを下げて小林悠を投入し、車屋紳太郎と登里享平の位置を入れ替えるなど選手の配置も対象変更して後半に挑みます。同点に追いつくべく、試合を押し気味に進めはするものの、大島僚太のCKに合わせた小林のヘッドはまたしてもク・ソンユンに阻まれ同点弾に至らず。
しかしそれでも69分、右サイドでボールを持ち出した家長が右足でクロスを送ると、一度DFに当たってクロスの軌道が変わったものの、小林が何とか合わせてワンタッチシュート。ジャストミートはしませんでしたが、このシュートを散々川崎の前に立ちはだかってきたク・ソンユンが掻き出し切れずに川崎が同点に追いつきます。
そこからはもう完全に川崎ペース。テンポの良いパスワークや、家長、長谷川の両サイドがキレのある動きを見せ続けた事で何度も何度もシュートシーンまでボールを進めます。しかしどうしても、どうしても押し込みながらも勝ち越しゴールだけが遠く、アディショナルタイムに小林に訪れた決定機も決め切れる事は出来ずに、試合は1-1のドローに終わりました。
両チーム、これで無敗記録は11と9に伸びた訳ですが、GKク・ソンユンを中心に何とか凌いだ印象の強い札幌に対し、川崎からすれば前節とは違う意味で勝点3を逃した試合だったと言えるかと。負けこそせずとも、ホームで特に勝ち切れない試合の続いている川崎にとっては、またしてももどかしい結末を迎えてしまった形になりましたね。
山本雄大主審お疲れ様です。
ではでは(´∀`)