どうしても本田△に勝てん。
どーもこんばんは
例のTwitterの奴だね。
さてさて、本日は以前更新しました今、もし仮に監督が退任した時、とりあえず内部昇格で監督を務められそうな人物を紹介していきます企画の後編でございます。
詳しくは前編の方をご覧頂きたいのですが、要はこのチームでは今誰がS級ライセンスを持っていて、いざ監督が退任となった時にどうなるのか、なんて事を考察していきます。
一応誤解の無いように予め申しておきたいのが、今回のブログは「解任されそう」的な予想や「解任するべき」「この人を監督にするべき」的な意見ではなく、「もし仮に解任されたら」というスタンスですので、他意は無くシンプルにS級ライセンスを保持している=後任監督候補となる人物を紹介していく…という形になるので、その事は心に留めた上でご覧下さい。
それではスタート。
現監督→篠田善之(1年目)
候補1 平岡宏章
現職→清水ユース監督
その他指導歴→新潟コーチ、新潟S監督、清水ユースコーチなど
現役時代の選手経歴→清水、札幌、新潟
清水もまた、既に監督交代を敢行したチームの一つで、トップチームのアシスタントコーチを務めていた篠田善之コーチが監督に昇格しています。その結果、今のところトップチームのコーチ陣にはS級ライセンス保持者が居ない状態ですから、万一の場合は恐らく現在ユースの監督を務める平岡宏章監督がトップチームの監督を務める事になると考えられるでしょう。
清水のレジェンドの一人である、強化部長の大榎克己強化部長もS級ライセンスを所持し、清水での監督経験もある人物ですが、強化部長という立場である為後任監督になる可能性は低いかと。というかもしそうなったら清水サポが阿鼻叫喚しそう…。
現監督→鈴木秀人(1年目)
候補1 中森大介
現職→アシスタントコーチ
その他指導歴→佐川印刷SC監督、愛媛ヘッドコーチなど
現役時代の選手経歴→山形など
候補2 田中誠
現職→アシスタントコーチ
その他指導歴→磐田U-18監督など
現役時代の選手経歴→磐田、福岡
日本代表通算32試合0得点
つい先日、磐田はクラブレジェンドである名波浩監督が辞任。後任に同じくクラブのレジェンドである鈴木秀人コーチが監督に昇格する事となりましたが、神戸の事例のようにあくまで鈴木監督は事実上の暫定監督扱いで、外部から後任監督を招聘する可能性もありますし、また今の磐田の調子だと監督交代アンコールが発生する可能性も十分にある訳で。
そうなってくると、今のコーチ陣にはS級ライセンス保持者が2人いる状態ですので、昨今の磐田のOB積極登用の流れを見ると、日本代表でも活躍した田中誠コーチが昇格する可能性が高いと考えられます。
現監督→風間八宏(3年目)
このチームも現在、チームスタッフにS級ライセンス保持者が風間監督しか居ない状態です。ですので、風間監督が解任せざるを得ない状況を作らないようにしなければなりませんし、同時に解任するのであれば後任に目処をつけてから解任する必要があると言えます。
ただ、最近の名古屋は絶賛スランプ中…。川崎時代がそうだったように、風間監督のチームは長期的なプランでチームを作る事が前提ではありますが、雲行きはなんとも言えない状態かもしれません。
現監督→宮本恒靖(2年目)
候補1 森下仁志
現職→アシスタントコーチ兼U-23監督
主な監督経験→ジュビロ磐田(2012〜2013)、サガン鳥栖(2015)、ザスパクサツ群馬(2017)
その他指導歴→磐田ユースコーチ、磐田コーチ、京都コーチなど
現役時代の選手経歴→G大阪、札幌、磐田
候補2 島田貴裕
現職→ユース監督
その他指導歴→G大阪ジュニアユース監督、G大阪ユースコーチなど
現役時代の選手経歴→G大阪など
どのチームもそうとは言えども、今のガンバは特に途中解任なる展開だけは他チーム以上に避けたいと考えている事でしょう。ただ万が一そうなった場合、ガンバのS級ライセンス保持者としてはかつてガンバの監督も務めた松波正信氏が居ますが、松波氏は現在強化部長である為に可能性は薄いです。
そうなってくると第一候補となるのはU-23で監督を務める森下仁志コーチとなるのでしょうが、森下コーチはこれまでの監督としての成績がお世辞には良いと言えず…それと同時に、逆に育成チームの監督としては超優秀という事がわかった為、U-23の監督から外してトップチームの監督にする事は全ての面で良くないと言えるでしょう。ですのでそうなると、現時点でユースの監督を務める島田貴裕監督が暫定で就任する可能性が高いのでは。
候補1 小菊昭雄
現職→アシスタントコーチ
その他指導歴→C大阪U-15コーチ、C大阪U-13監督、C大阪代行監督など
今シーズン、時代が令和に変わった辺りから好調になりつつあるセレッソですが、最近は落ち着いているとはいえ何気にシーズン中の監督交代のイメージが強めでもあるチーム。まぁ、今はロティーナ体制が上手くいっているので今季はないでしょうが…。
仮にこのチームで今監督解任になれば、アシスタントコーチを務めている小菊コーチの監督昇格が濃厚で、2012年には家庭の事情でレヴィー・クルピ監督が帰国した際に数試合指揮を執った経験もあるので濃厚と言えるでしょう。
監督→トルステン・フィンク(1年目)
候補1 モラス雅輝
現職→アシスタントコーチ
その他指導歴→オーストリアサッカー協会U-19ヘッドコーチ、浦和コーチ、SVホルンコーチなど
新たにフィンク監督を迎えたばかりで、調子は少し上向きといっても、いつどこで監督交代が発生するかわからないのがヴィッセル神戸。しかし、トップチームのコーチ陣としてはフィンク監督就任のタイミングで吉田孝行監督、林健太郎コーチとこれまでに代行監督を務めた事のあるS級ライセンスを持つ2人が退団しました。
ですので、今のトップチームではライセンスが通れば欧州での指導経験が豊富なモラス雅樹コーチが昇格する流れになる事が考えられます。神戸で日本のS級ライセンスを持っているのはSDの三浦淳宏氏、強化部長の栗原圭介氏の2人ですので、ライセンスが認められなかった場合は1〜2試合だけこの2人が臨時で指揮…となるでしょう。
監督→城福浩(2年目)
候補1 沢田謙太郎
現職→アシスタントコーチ兼ユース監督
その他の指導歴→広島ジュニアユース監督など
現役時代の選手経歴→柏、広島
日本代表通算4試合0得点
現在好調とも不調とも言えない状態の続く広島。その広島で万一監督交代が行われた場合、トップチームのコーチを務めて現在もユースの監督を務めている沢田謙太郎コーチが唯一のS級持ちという事で昇格する事になるかと。
ただ、広島はユースチームというものを重要視している事もあり、迂闊にユースの監督変更も伴う事になる決断には慎重を期する部分も出てくるのではないでしょうか。
監督→金明輝(1年目)
既にルイス・カレーラス監督の解任というワイルドカードを切っている鳥栖。その際に昨年も代行監督を務めた金明輝コーチを監督に昇格させた事で、鳥栖もまた現在S級ライセンス保持者がチーム内に居ない状態となりました。Cygamesの撤退もあり、財政を極力これ以上圧迫させたくないという部分もありますから、とりあえず鳥栖としては何があっても金監督と心中するくらいの気持ちなのではないでしょうか。
監督→片野坂知宏(4年目)
大分もそのクラブ財政が影響しているのか、S級ライセンス保持者が片野坂監督以外にいない状態となっています。
現在の大分の調子を見れば、少なくとも片野坂監督が途中解任となる事はまず無いでしょう。しかしその一方で付き纏っているのが、片野坂監督が結果を残しまくっているが故に片野坂監督が引き抜かれるのではないか?という事。ここまで来れば大分のフロントも、片野坂監督の慰留を前提にしながら「プランB」を考えざるを得ない段階なのかもしれません。
…以上です。
とりあえず内部昇格にはそのまま監督に定着する人と、あくまで後任監督決定までの繋ぎの人と2パターンありますので、その辺りもソワソワしながら見ていきたいですね。
コーラをよこせ。
ではでは(´∀`)