昨日はオリックスの夏の陣観に行ってみました。
どーもこんばんは
さてさて、本日のマッチレビューはイングランド、FAコミュニティ・シールド、リバプールvsマンチェスター・シティの一戦です。
さぁ、Jリーグも後半戦に突入し、更に盛り上がりが加速してきたところですが、いよいよ欧州サッカーも開幕の季節を迎えました!今日の試合はプレミアリーグ開幕を告げる一戦、18-19シーズンにUEFAチャンピオンズリーグを制したリバプールと、18-19シーズンのイングランドのタイトルを独占したマンチェスター・シティの、まさに頂上決戦です。
プレシーズンは両チームとも、コパ・アメリカ参加組を欠いての試合が続いていましたが、今日からはいよいよ復帰しています。
両チームスタメンです。
リバプール、シティの両チーム合わせてスタメンの新戦力はシティのロドリのみと、基本的には昨季の形を継続するようなスタメンとなりました。シティは横浜F・マリノス戦からはメンバーを1人だけ入れ替えてきました。
コパ・アメリカ組としては、リバプールはGKアリソン・ベッカーとFWロベルト・フィルミーノ、シティはニコラス・オタメンディがスタメン起用されています。
本日の会場はイングランド、ロンドンのウェンブリー・スタジアムです。
ブラジル、リオデジャネイロのマラカナンに並ぶ言わずと知れたサッカーの聖地。昨年はイギリスのロックバンド「QUEEN」の伝記映画となる「ボヘミアン・ラプソディ」が大ヒットしましたが、その映画のクライマックスシーンである1985年に開催された「LIVE AID」の会場は建て替える前のウェンブリー・スタジアムです。
なお、シティは今日はクラブ創立125周年記念ユニフォームを着用しての試合となります。
リバプールvsシティという、今季も注目されるチーム同士の対戦とあって序盤から激しい攻守の移り変わりが見られます。シティはサネが、リバプールはサラーがサイドから持ち込んで惜しいシーンを作るなど、スピーディーな展開でどちらが点を取ってもおかしくない展開。
そんな中で12分、シティはパスを繋いだ流れから左サイドにクロスを放ると、これをオレクサンドル・ジンチェンコが頭で落とし、更にダビド・シルバが後ろに巧く流すと最後はラヒーム・スターリングが押し込んでシティが早い時間帯に1点を先制します。
その後のシティはレロイ・サネの負傷退場などのアクシデントはあったものの、基本的には落ち着いて試合を進めていく事に成功。一方のリバプールは前線に攻め込む機会こそ増えますが、決定的なチャンスには中々至らないまま前半終了。シティが1点リードで後半に向かいます。
後半はシティが開始早々にスターリングが決定機を逃して以降、試合はリバプールペースへと移ります。フィルジル・ファン・ダイクのシュートがゴールギリギリのところでゴールラインテクノロジーによってノーゴール判定。
そして遂に78分、ジョーダン・ヘンダーソンのフリーキックのこぼれ球を左サイドで受けたファン・ダイクが上げた柔らかいクロスを途中出場ジョエル・マティプが合わせてリバプールが遂に同点。終盤戦に差しかかろうというタイミングで試合を振り出しに戻します。
こうなると試合は完全にリバプールペース。アディショナルタイムには抜け出したモハメド・サラーが決定機を迎えます。1度目のシュートはGKクラウディオ・ブラボに阻まれますが、こぼれ球を自ら頭で押し込んで逆転…と思いきや、このシュートはDFカイル・ウォーカーのスーパークリアでゴール回避。更にジェルダン・シャキリのシュートもブラボの好セーブに阻まれ、再三のチャンスを作ったリバプールは逆転弾を奪う事が出来ずにタイムアップ。試合はPK戦へ。
迎えたPK戦、シティはGKブラボがリバプールの2人目のジョルジニオ・ワイナルドゥムのPKをセーブ。それ以外は全員がPKを成功した為、コミュニティ・シールドの王者はマンチェスター・シティに決まりました!
後半は特に一方的なリバプールペースだった事が示すように、シティにとってはPK戦の勝利よりも負けなかった事がまず評価されるべき試合だったと言えるでしょう。なんだかんだ言ってシティですから、シーズンでの出来に不安はしていませんが、ブラボのファインセーブ連発やK・ウォーカーのスーパークリアなどに助けられた部分もあって、やはりプレシーズンの過密日程の影響は出ていたのかな、という印象です。
リバプールからすればやはり逆転ゴールを奪いたい流れであった事は間違いないでしょうが、シーズン開幕前の段階で後半のような戦い方が出来れば展望は明るいのではないでしょうか。
いよいよ始まるプレミアリーグ、目が離せない季節が始まります。
嗚呼オリックスバファローズ。
ではでは(´∀`)