今週はなんかずっと大阪行ってた気がする。
どーもこんばんは
さてさて、本日のマッチレビューはイングランド、プレミアリーグ第13節、マンチェスター・シティvsチェルシーの一戦です。
前節でリバプールに完敗を喫したシティが今夜挑む相手は、最初は不安視されていたものの、徐々にチームとして形になるにつれて「今一番調子が良いチーム」とも言われているフランク・ランパード監督率いるチェルシーです。シティにとっては、上位戦線に取り残されないよう、前節のリバプール戦のショックを振り払いたい一戦、チェルシーにとってはシティとリバプールの築く牙城に風穴を開けたい一戦となりました。
両チームスタメンです。
本日の会場はイングランド、マンチェスターのエティハド・スタジアムです。
Amazon PrimeのALL or NOTHINGでもお馴染みのマンチェスター・シティのホームスタジアムです。前回にあたる2015年のラグビーワールドカップはイングランドで開催されましたが、その時にもこのスタジアムは開催会場の一つとなり、既にグループステージでの敗退が決まっていた開催国イングランド代表の最終戦が行われたりもしました。
試合は前半から目まぐるしく攻守が入れ替わるスリリングな展開になります。シティはポゼッションを主体にしながらチェルシーの隙を窺い、チェルシーは持ち前のスピードとダイナミックさを駆使しながら互いの特長を活かしつつの攻防戦が繰り広げられていきましたが、決定的なシュートチャンスに漕ぎ着けた回数で言えばチェルシーの方が多い形になってきました。
そんな中で試合が動いたのは22分でした。マテオ・コヴァチッチがボールを持つと、度々最前線で脅威となっていたタニー・エイブラハムの動きに気を取られたシティDFの隙を突いて絶妙なパス。これに2列目からエンゴロ・カンテが抜け出すと、最後はバンジャマン・メンディを振り切ってゴールに流し込んでチェルシーが先制点を奪います。
しかしシティもすぐさま反撃。29分、チェルシーのパスミスを拾うとそこから一気にカウンターを仕掛け、ダビド・シルバのパスは一度はチェルシーのDFラインに引っかかりますが、このこぼれ球を拾ったケヴィン・デ・ブライネがDFを振り切ってミドルシュート。シティがすぐさま試合を振り出しに。
その後も激しい攻防戦がピッチ上で繰り広げられましたが、次に歓喜の瞬間に沸いたのは青は青でも水色のユニフォーム、シティでした。37分、ロドリのパスをリヤド・マフレズが右サイドで受けると、そこからDF2人を一気にブチ抜いてカットイン。ペナルティエリア内に切り込むと、フィカヨ・トモリの股を通す完璧なコースにシュート決めてシティが逆転に成功。前半はシティが1点リードで終えます。
前半同様、後半も激しい攻防戦が繰り広げられましたが、後半は「同点に追いつくチェルシーの攻撃」よりも「3点目を狙うシティの攻撃」の方が猛威を奮う事が多くなり、65分にはシティの波状攻撃から決定機が生まれましたが、チェルシーDFの決死のブロックやGKケパ・アリサバラガのファインセーブなどで追加点は許さず。しかしのらりくらりとボールを回し、チェルシーが前に出てきたところで攻め込んでいくシティのゲームコントロールの前に中々立ち向かう術が見つかりません。
チェルシーはリース・ジェームズ、ミシー・バチュアイ、メイソン・マウントを投入して同点弾を狙いに行きましたが、アディショナルタイムのマウントのフリーキックは僅かに枠外。試合は結局、スリリングな展開とは裏腹に前半のスコアを維持して終了。シティが2-1で強豪同士、注目の上位対決を制しました。
非常に見応えのある試合でしたね。前半の激しい攻防戦なんかは、もう前半から手に汗握っちゃうほどの勢いでしたし、シティの良さもチェルシーの良さも存分に出ていたものだったと思います。しかしその前半をシティリードで折り返してしまったことによって、後半のチェルシーは少し袋小路に追い込まれたかのような展開にもなってしまいましたね。なんにせよ、夜中に起きてケーキとコーヒーとともに観て良かったと思える名勝負てわした。
コーヒー飲んでも寝れる子。
ではでは(´∀`)