今日に限ってDAZNトんでどうするんだ
どーもこんばんは
さてさて、本日のマッチレビューは明治安田生命J1リーグ第33節、川崎フロンターレvs横浜F・マリノスの一戦です。
前節、松本にきっちりと勝利を収めた事で遂に首位に浮上したマリノス。このまま一気に…!と行きたいところではありますが、今日の相手はACL出場圏内争いの渦中にいる4位川崎です。激戦必至の神奈川ダービーです。Jリーグのクライマックスに相応しい激闘がDAZN大パニックの中幕を開けます!果たして優勝争いの結末や如何に…!
両チームスタメンです。
川崎は今日がホーム最終戦。思えば2013年は「勝てば優勝決定」というシチュエーションだったマリノスを川崎が下した事で優勝を阻止した一幕もありました。川崎はその時のように優勝を阻止出来るのか、それともマリノスがあのトラウマを払拭する事が出来るのか…、
立ち上がりから試合の主導権を握ったのはマリノスでした。サイドからのスピード溢れる攻撃が続き、5分にはマルコス・ジュニオール、6分にはエリキが決定的なシーンを迎えます。この2つはゴールになりませんでしたが、8分には左サイドをエリキが突破して折り返すと、中央で待ち構えていた仲川輝人が押し込んでマリノスが一点先制。
しかしマリノスが先制点を獲得した後は、試合は徐々にいつものリズムを取り戻してきた川崎のペースで試合は運ばれていきます。3連覇こそ既に消滅しているものの、川崎は川崎でこれまでに培ってきたパスサッカーを用いて、川崎も川崎でACLを狙う為には負けられないという事情もあり川崎ゴールに攻め込みますが、マリノスもDFラインがしっかりと仕事をしてゴールを許しません。
試合は一進一退の中、マリノスが1点をリードして前半を終えます。
前半終了時点でFC東京がリードを許していた為、このまま終われば優勝を手に出来る立場だったマリノスは後半も完璧な立ち上がりを見せます。49分、中央でボールを持ったサイドバックの松原健が絶妙なスルーパスを前線に供給すると、抜け出したエリキがGKチョン・ソンリョンとの1対1を冷静に制して追加点。いよいよマリノスがその勝利を濃厚なものにします。
更に69分、右サイドを仲川が抜け出して折り返すと、これをエリキが豪快に叩き込んで3点目。今節での優勝争いの行方はマリノスというよりもFC東京に委ねられる事に。
54分に脇坂泰斗を下げて長谷川竜也、61分に阿部浩之を下げてレアンドロ・ダミアンを投入していた川崎の反撃は75分、左サイドを突破した長谷川のクロスをレアンドロ・ダミアンが頭で合わせ、途中出場の2人が演出したゴールで1点を返します。
その後は負傷退場したマルコス・ジュニオールに代わって出場した大津祐樹も負傷退場してしまうなど苦しい時間が続いたマリノスでしたが、フィジカルコンタクトが激しくなり出した中でも89分に前線からプレスをかけたエリキが谷口彰悟からボールを奪うとそのまま持ち込み、最後は無人のゴールに途中出場遠藤渓太が流し込んで大きな大きな4点目をゲット!
ただ勝利するだけでなく、大量リードを奪って快勝したマリノス。終盤はベンチ外の選手もグラウンドレベルに降りてきて試合を見守り、FC東京が浦和と引き分けた事で今節での優勝には至らなかったものの、最終戦、約4ヶ月ぶりのホーム日産スタジアムでの優勝に王手をかけました!
見事な試合でしたね。スピード溢れる連動性のある攻撃、積極的なチェイシングを軸とした守備意識など、今季のマリノスの強さが詰まった試合だったんじゃないかなと思います。
今節での優勝は決まりませんでしたが、これでマリノスは次節の最終戦に於いて4点差以上で負けない限り優勝を逃す事はありません。FC東京との直接対決という最高のシチュエーションが彼らを待っています。
Jリーグ2019はマリノスにとって、最高の結末を迎える事が出来るのでしょうか!
【うれしはずかしじゅんいひょうのこーなー】
1位 横浜F・マリノス(67)
2位 FC東京(64)
3位 鹿島アントラーズ(60)
4位 川崎フロンターレ(57)
5位 セレッソ大阪(56)
6位 サンフレッチェ広島(52)
7位 大分トリニータ(47)
8位 北海道コンサドーレ札幌(46)
9位 ガンバ大阪(44)
10位 ヴィッセル神戸(44)
11位 ベガルタ仙台(41)
12位 名古屋グランパス(37)
13位 浦和レッズ(37)
14位 サガン鳥栖(36)
15位 清水エスパルス(36)
16位 湘南ベルマーレ(35)
17位 ジュビロ磐田(31)
18位 松本山雅FC(30)
優勝争いは前述の通り横浜FMとFC東京のどちらかに絞られました。最終節は横浜FMのホーム、日産スタジアムでの直接対決。FC東京が逆転優勝をする為には4点差以上での勝利が求められます。
残留争いに関しては、湘南が1-0で広島に勝利し浮嶋敏監督就任後初、そして10試合ぶりとなる勝利。この結果により、G大阪に1-4で敗れた松本、そして磐田が名古屋に2-1でしたものの、この2チームのJ2自動降格が決定。これにより、16位湘南以上のチームの自動降格の可能性は消滅し、最終節はJ1参入プレーオフの枠を巡って争う事になりました。
数字上では12位名古屋と13位浦和にも降格の可能性が残されていますが、鳥栖と清水が直接対決の為に両チームとも勝点3を得る状況は無く、鳥栖、清水と名古屋、浦和には得失点差で大きな開きがある為、事実上降格の可能性があるのは鳥栖、清水、湘南の3チームと見るのが現実的です。
だぞーん、だぞーん。
ではでは(´∀`)