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開幕〜Jリーグプレシーズンマッチ 京都サンガFCvsセレッソ大阪 マッチレビュー〜

なぜこの日に限って雪が降る…!

 

どーもこんばんは

 

さてさて、本日のマッチレビューJリーグプレシーズンマッチそしてサンガスタジアム by Kyoceraのこけら落としマッチとなる京都サンガFCvsセレッソ大阪の一戦です。

 

 

 

2020年2月9日…遂にこの日がやってきました!京都は亀岡市にサンガにとって長年の悲願だった球技専用スタジアムが遂に本格オープンの日を迎えます。實好礼忠新監督の下、昨季はJ1で優勝争いにも絡んでいたセレッソ大阪とのプレシーズンマッチ。長く続く2020年シーズンと、そしてこれから更に長く続くであろう新たなスタジアムでの冒険が今日、幕を開けます。

両チームスタメンです。

 

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サンガは昨季のメインシステムである4-1-2-3ではなく3-4-2-1を採用。森脇良太、ヨルディ・バイス、飯田貴敬、中川風希、ピーター・ウタカ新加入選手がフィールドプレーヤーの半数を占めるスタメンで今日の試合に挑みます。

一方のセレッソは昨季の戦術をベースにした形。GKには鹿児島から復帰したアン・ジュンス水沼宏太が退団した右サイドハーフには山形から獲得した坂元達裕が入りました。

 

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言うまでもありませんが…本日の会場は京都府亀岡市サンガスタジアム by Kyoceraです!!

 

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遂に完成した21600人収容の球技専用スタジアム!建設費約156億円で建設されたスタジアムはJR亀岡駅から歩いてすぐのところに立地しています。バックスタンドの下にはクライミングウォールエリアがあり、また、亀岡市が2020年大河ドラマ麒麟がくる」の舞台の一つになっている事もあって、大河ドラマ展も当スタジアム内で営業しています。

本日は現地観戦!詳しい事は後日、観戦日記で!

 

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プレシーズンとは言えど、ただでさえJ2である上に新戦力も多くチーム開発段階であるサンガに対し、ただでさえJ1で昨季高い完成度を誇ったチームそのままの状態で挑んできたセレッソとの実力差は窺える展開で試合は進んでいきました。サイドから積極的な攻撃を繰り返すセレッソに対し、サンガも序盤は森脇、バイス安藤淳の3バックが粘りを見せて決定的な機会は与えなかったものの、12分に坂元達裕のクロス性のボールがゴールに吸い込まれてセレッソが先制。サンガスタジアムの初ゴールは山形で結果を残してJ1への挑戦権を掴んだ坂元が記録する事に。

 

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ボールを持てない訳では無く、ボールを前に運べていない訳でも無いものの、ワントップに入ったウタカに当ててからの展開が中々繋げられなかったサンガは前半を通じて苦しむ展開が長く続きます。それでも26分でした。右サイドに流れたウタカがペナルティエリアに侵入すると庄司悦大とワンツーで突破。最後はウタカが落としたところを庄司が叩き込んでゴール!!サンガの初ゴールは10番を背負う庄司によってもたらされ、前半は1-1で終えます。

 

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後半、セレッソ清武弘嗣を下げて柿谷曜一朗を投入したのと同時にサンガは宮吉拓実を下げて李忠成を投入。57分には飯田を下げて石櫃洋祐も投入しました。するとサンガは前半とは打って変わって攻勢に出られるようになる時間が増えましたが、チャンスを活かし切れないでいると64分に柿谷、ブルーノ・メンデスと繋いだセレッソが最後は奥埜博亮が流し込んで勝ち越しゴール。再びビハインドを背負う形になったサンガは森脇、レナン・モッタを下げて荒木大吾、中野克哉の2人を投入してシステムを4-1-3-2にシフト。かなり攻撃的なシステムに変更して反撃に出ます。

 

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81分に中川風希を下げて曽根田穣を投入する頃には、両サイドバックの石櫃と黒木恭平もガンガン攻め上がれるようになり、新加入の荒木らも存在感を見せた事でサンガは惜しいシーンを何度も創出する事が出来るようになります。しかし後一歩のところが足りないまま…。アディショナルタイム、柿谷が粘って折り返したところを丸橋祐介がシュート。GK清水圭介が弾いたこぼれ球を大怪我から復帰した途中出場の都倉賢に押し込まれて痛恨の3失点目…。

 

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それでもサンガはラストワンプレーで、荒木のパスを受けたウタカが個人技からDFを振り切ってシュートを放ち1点を返しますが反撃もここまで。サンガスタジアム by Kyoceraのこけら落としは3-2で逃げ切ったセレッソが勝利。サンガは格上相手に健闘したものの、惜しくも破れる結果となりました。

 

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3バックを試した時間と4バックを試した時間の2つがあった事が要因ではあるのでしょうが、すごくざっくり言えば前半は攻撃、後半は守備に課題を感じた形になりましたね。ただ、特に後半は攻撃面で光明もかなり見えました。この時期であるという事、本調子では無くても相手がほぼベストメンバーのセレッソである事を踏まえると、あれだけやれたら課題は課題とした上でポジティブに捉えてもいいと思います。特に終盤戦の攻防は見応えありましたね。良いスタジアムでした!!

 

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気温は鬼のように寒かった…。

ではでは(´∀`)