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本日5月25日、GLAYさんデビュー26年目突入記念!GLAYが今まで発売した16枚のオリジナルアルバムでおすすめランキング作ってみた&ベスト10は解説とレビュー付き。

ドームツアーのリベンジあるなら是非なんとか京セラを…。

 

どーもこんばんは

 

 

さてさて、本日5月25日はGLAYのデビュー26年目突入日です。

 

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2019年は25周年イヤーとして「GLAY DEMOCRACY」と銘打ち、HEAVY GAUGE復刻ホールツアーやアルバム「NO DEMOCRACY」を提げたHOTEL GLAYのアリーナツアー、更に韓国公演や「良いGLAY」「悪いGLAY」が話題になったメットライフドーム公演などの単発ライブの他、ゴールデンボンバーとの対バン形式となったニコニコ超会議、これまで殆どフェスに出ていなかった中で参加したFM802 RADIO CRAZYなど精力的な活動を見せてくれました。その締めくくりとなるドームツアーこそ新型コロナウィルスの影響で中止となってしまいましたが、きっと26年目からも我々に色々なものを提供してくれる事でしょう。

大阪城ホール公演行ったんですけど、TERUさんのお声の調子がエグいくらい良くてだな…。

 

 

 

そこで、今回はGLAY26周年を記念致しまして、独断と偏見でGLAYが過去に出したオリジナルアルバム(インディーズで出した「灰とダイヤモンド」含む全16枚)でランキングを作ってみます。

GLAYのちょっとコアな曲も聴いてみたいという方には私からのおすすめとして参考にして頂きたいと同時に、既に聴き込んでるぜという方にはやれあーだーこーだ言い合う為の材料にして貰えれば幸いです。

 

 

 

まずはざっくり、11〜16位までです。

 

第16位 JUSTICE

(2012年)

 

 

【とりあえずコレは聴いて欲しい曲】

→「PARADISE LOST」「JUSTICE[from]GUILTY

 

 

 

第15位 灰とダイヤモンド

(1994年)

 

 

【とりあえずコレは聴いて欲しい曲】

→「KISSIN'NOISE」「TWO BELL SILENCE」

 

 

 

第14位 SUMMERDELICS

(2017年)

 

 

【とりあえずコレは聴いて欲しい曲】

→「シン・ゾンビ」「微熱Ⓐgirlサマー」

 

 

 

第13位 SPEED POP

(1995年)

 

 

【とりあえずコレは聴いて欲しい曲】

→「彼女の"modern…"」「REGRET」

 

 

 

第12位 MUSIC LIFE

(2014年)

 

 

【とりあえずコレは聴いて欲しい曲】

→「Only Yesterday」「DARK RIVER」

 

 

 

第11位 GUILTY

(2012年)

 

 

【とりあえずコレは聴いて欲しい曲】

→「華よ嵐よ」「Bible」

 

 

 

ではここからはベスト10!

 

 

第10位 UNITY ROOTS & FAMILY,AWAY

(2002年)

 

 

 

メインコンポーザーであるTAKUROさんの音楽性や世界観が濃く反映された一枚で、TAKUROさんが「自分の思い通りのアルバムを作ってみたい」と相談したところメンバーが2つ返事で了承したというエピソードも残るアルバムで、それはJIROさんの「GLAYとしてのバンド・マジックというよりTAKUROくんの頭の中にある世界観をどう音として表現するか考えて作った。」というコメントからも見て取れます。GLAYのオリジナルアルバムでは唯一アルバムツアーが行われていませんが、多くの曲が「知る人ぞ知る名曲」として人気も高く、先日発売されたベストアルバム「REVIEW Ⅱ」ではJIRO盤に3曲も収録されていたり…多分JIROさんこのアルバム大好き説。

TAKUROさんの嗜好を押し出した結果、ロックというよりはメロウな曲が多く並んでいますので、年を重ねる度に深みが増すような…ワイン的なアルバムな感じはあります。最近「黒い砂漠」とのコラボ動画が話題になった「またここであいましょう」が収録されているのもこのアルバム。

 

【とりあえずコレは聴いて欲しい曲】

→「航海」「Father & Son」「卒業まで、あと少し」

 

 

第9位 NO DEMOCRACY

(2019年)

 

 

 

25周年イヤーの昨年に発売された、TAKUROさんが詞の世界観を大事にしたという現段階での最新オリジナルアルバムです。賛否両論は一部でありましたが、注目はアルバム前半は挑戦的な楽曲が並んでおり、逆に後半には割とパブリックイメージのGLAY的な楽曲が並んでいる構成。YouTubeに公式が全曲アップしているので、是非一度。

「JUSTICE」「SUMMERDELICS」といった2010年代のアルバムでは実験的な要素や今までのGLAY作品には余りに取り入れてこなかったものを積極的に投入していった作品も多かった中、このアルバムはある意味でそれらの実験の結果といわゆるGLAYらしさをミックスさせた感じもあり、「25周年記念アルバムっぽくない」という売りは残しながらもある意味で「25周年を経て26年目に向けたGLAY」みたいなアルバムなんじゃないでしょうか。「My name is DATURA」のドイツ語ゾーンほんとすき。

 

【とりあえずコレは聴いて欲しい曲】

→「My name is DATURA」「誰もが特別だった頃」「JUST FINE」

 

 

第8位 GLAY

(2010年)

 

 

 

バンド名を掲げた記念すべき10枚目のオリジナルアルバム(灰とダイヤモンドを合わせれば11枚目)は、まさしく王道GLAYとも呼べる一枚です。シングルカットされていない楽曲にも関わらず、夏のメットライフドーム公演に際して行われた楽曲投票で「シキナ」が8位に食い込むなどファンからの人気もかなり根強いアルバムですね。ジャケットはTERUさんの「例のポーズ」が採用されていますが、これは「GLAYを象徴するものは何か?」との話し合いから決定されたものとの事。

ここから「JUSTICE」「SUMMERDELICS」のような、これまでのGLAYとしては変化球的なアルバムが続くようになった、メインコンポーザーはTAKUROさんのままだけど、ここから他の3人が作詞作曲を務める比率が高かったのはこのアルバムが「王道GLAY」として非常に高い完成度だった事もあるんだとか。90年代後半のGLAY全盛期頃のアルバムを聴いてコアファンに差し掛かりつつある方は是非聴くべし。

 

【とりあえずコレは聴いて欲しい曲】

→「汚れなきSEASON」「Precious」「Chelsea」

 

 

第7位 Beat out!

(1996年)

 

 

 

6thシングル「Yes,Summerdays」と8thシングル「グロリアス」でブレイクを果たし、いわゆる右肩上がり真っ只中の状態で発売されたアルバムです。「More than Love」「月に祈る」のようなロックナンバーから「Together」「軌跡の果て」などのバラードまで隙が無く、90年代に青春を過ごした人はこれや次の「BELOVED」から入った人は多いはず。

GLAYとしての形はこのアルバムの次の「BELOVED」で確立されたとも言われていますが、このアルバムは「BELOVED」とインディーズっぽい荒々しさもあった「灰とダイヤモンド」「SPEED POP」と時期的にもちょうど中間に位置している事もあり、成長過程的に言うなら一番楽しい時が閉じ込められたみたいなアルバムでしょうか。「軌跡の果て」はもう本当に……今の私と同じくらいの歳であんな歌詞書いたのかよ…って最近は思いながら聴いてます。ぐう名曲。

 

【とりあえずコレは聴いて欲しい曲】

→「More than Love」「Trouble On Monday」「軌跡の果て」

 

 

第6位 ONE LOVE

(2001年)

 

 

 

私が初めて聴いたGLAYのアルバムはこれと前年に発売されたベストアルバムの「DRIVE」(当時3〜4歳)。だから思い出深い一枚です。

いかんせん、GLAYのオリジナルアルバムとしては最多の曲数となる18曲が収録されているので、アルバムの世界観というよりは一枚のアルバムで色んなGLAYが楽しめる作品と言えますね。シングル化されていないにも関わらずファン人気が高かったりライブの定番曲になっている楽曲も多く、「君が見つめた海」のように意外な形で話題になった曲も。先日のミュージックステーションゴールデンボンバー鬼龍院翔さんが絶賛コメントを出してきた「ALL STANDARD IS YOU」はこのアルバムの1曲目です。

 

【とりあえずコレは聴いて欲しい曲】

→「嫉妬」「THINK ABOUT MY DAUGHTER」「君が見つめた海」

 

 

 

第5位 pure soul

(1998年)

 

 

 

まさしく「GLAY絶頂期」と呼べる時期に発売しれたアルバムという事もあり、GLAYのオリジナルアルバムとしては歴代最多の売り上げとなっています。「SOUL LOVE」「誘惑」などが収録されているので、最近ファンになった方にも入りやすいであろうアルバム。次作にあたる「HEAVY GAUGE」とは対な作品だと思っています。現在、この頃のGLAYを追ったドキュメンタリー映画が公式YouTube上にて公開されてますね。

前述の「ONE LOVE」と同様、アルバムのテーマやコンセプトというよりは多種多様な楽曲を楽しめるアルバムですね。「YOU MAY DREAM」→「ビリビリクラッシュメン」→「May Fair」→「SOUL LOVE」の冒頭4曲の流れほんと大好き。……「pure soul」は本当に凄い。あれはもうJ-POP史に残すべき名曲。歌詞のどこを切り取っても名曲です。最後のシメとして聴く「I'm in Love」も沁みる。

 

【とりあえずコレは聴いて欲しい曲】

→「ビリビリクラッシュメン」「May Fair」「pure soul

 

 

第4位 LOVE IS BEAUTIFUL

(2007年)

 

 

 

2000年代中頃のGLAYの境遇を知ると、より一層深みが増すというか感じるものが多くなるというか。シングル曲が少し多めだったり、氷室京介さんやEXILEとのコラボ楽曲が含まれているなど「pure soul」「ONE LOVE」同様にバラエティに富んだタイプのアルバムですが、ラスト2曲の流れはもう圧巻です。

個人的にこのアルバムも好きな曲多いんですよ。氷室さんとのコラボ楽曲「ANSWER」なんて圧巻ですし、下に挙げた曲以外でも「ROCK'N'ROLL SWINDLE」「変な夢〜THOUSAND DREAMS〜」「I will〜」とか。上でも述べましたが、この時(2005〜2006)くらいのGLAYについて調べてから聴くとより深みが増します。「LAYLA」と「MIRROR」に関しては本当にその上で聴いてみてほしい。

 

【とりあえずコレは聴いて欲しい曲】

→「WORLD'S END」「LAYLA」「MIRROR」

 

 

第3位 HEAVY GAUGE

(1999年)

 

 

 

いわゆるGLAY全盛期に発売されたアルバムは「pure soul」と「HEAVY GAUGE」の2枚ですが、前述の「pure soul」が全体的にポップというか明るい印象だったのに対し、逆に「HEAVY GAUGE」はその名の通りどこかヘヴィな作風に仕上がっています。昨年は発売20周年という事で復刻ツアーも行われました。私チケット全く当たんなかった。「pure soul」同様、「サバイバル」「BE WITH YOU」「Winter,again」といったヒット曲も多いので最近ファンになった方も入りやすいアルバムです。

それこそ、学生時代とかにこのアルバムを聴いた人が30代とかになって聴き直したら聴こえ方とかだいぶ違うんだろうなあと。「ここではない、どこかへ」や「Savile Row〜サヴィル・ロウ 3番地〜」辺りはまさしく、当時のGLAYのある種の内情というか、葛藤みたいなものも窺えます。

 

【とりあえずコレは聴いて欲しい曲】

→「FATSOUNDS」「ここではない、どこかへ」「生きがい」「Savile Row〜サヴィル・ロウ 3番地〜」

 

 

第2位 BELOVED

(1996年)

 

 

 

GLAYのアルバムの中で唯一シングル曲がアルバムタイトルになっているこの作品はJ-POPの歴史にさえ残すべきとも言えようアルバムでしょう。いかんせん捨て曲が無い…。GLAYのシングル化されてないのにめっちゃ人気、みたいな曲の代表格がてんこ盛りになっています。

前のアルバムに発売された「グロリアス」を含めてGLAYのパブリック・イメージが確定したアルバムでもあるのではないでしょうか。「春を愛する人」「都忘れ」の2曲なんて、「シングル化されていない楽曲人気投票」をJ-POP全体で行ったとしてもかなり上位に来るんじゃないでしょうか。バラード調の曲が多めではありますが、ラストソングは「RHAPSODY」というアップテンポなナンバーが飾ってるあたりにちょっとGLAYみを感じるというか。

 

【とりあえずコレは聴いて欲しい曲】

→「Lovers Change Fighters Cool」「春を愛する人」「都忘れ」「RHAPSODY」

 

 

第1位 THE FRUSTRATED

(2004年)

 

 

 

個人的に一番好きやアルバムは10周年の時に発売されたこのアルバムです。全体的に、まるでライブを擬似体験してるかのような構成にもなっていて疾走感があるだけでなく、ロックだったりポップだったり、はたまたダークだったり、感じるものがあったり…色々な側面がふんだんに詰め込まれたアルバムですね。昨年夏に行われた楽曲投票では、このアルバムからトップ3に2曲も食い込んだのは人気の高さを証明するものとも言えるでしょう。

ただ、個人的には…「pure soul」とか「HEAVY GAUGE」「BELOVED」とかを一通り聴いてからこのアルバムに手を出すのが一番おすすめの聴き方。ある程度GLAYにハマった状態でこのアルバムを聴くともう戻れないレベルにハマるんじゃないでしょうか。余談ですが、このアルバムは初めて4人全員の作曲曲が収録されたアルバムになっています。特にHISASHIさん作詞作曲の「coyote,colored darkness」はライブでイントロ流れた瞬間地鳴りのような歓声が。

 

【とりあえずコレは聴いて欲しい曲】

→「ALL I WANT」「BEAUTIFUL DREAMER」「あの夏から一番遠い場所」「coyote,colored darkness」「STREET LIFE」

 

 

 

イントゥザワー

ではでは(´∀`)