近況報告としては最近コンフィデンマンみてきました。
どーもこんばんは
雑な近況報告…。
さてさて、本日のマッチレビューはUEFAヨーロッパリーグ決勝トーナメント2回戦、インテル・ミラノvsヘタフェCFの一戦です。
新型コロナウィルスの流行に伴う中断期間を経て、ようやく今日からUEFAの欧州コンペティションが再開します!そんな中でもこのインテルとヘタフェが激突するカードは1stレグも中止されたという経緯から一発勝負。セリエAで絶対王者ユベントスに勝点1差まで迫ったインテルが力の差を見せるか、或いはヘタフェの夢は続くのか、注目の一戦です。
両チームスタメンです。
本日の会場はドイツ、ゲルゼンキルヒェンのフェルティンス・アレナ。シャルケ04のホームスタジアムです。
前述の通り、通常はホーム&アウェーで行われるヨーロッパリーグではありますが、この試合は1stレグを開催出来ていない為に中立地での一発勝負となりました。今日は無観客ですが、普段は熱狂的サポーターの多いシャルケの試合では地下に巨大なビールタンクがあり、いつでもどこでも新鮮なビールを堪能出来るとの事。そもそもフェルティンスがビール会社だからね!
ヘタフェはラ・リーガの再開後は不振に陥っていた為、下馬評はセリエAを2位フィニッシュしたインテルが優位と思われていました。しかし予想に反して立ち上がりはワンサイドゲームと言っても過言ではないほどのヘタフェペース。ヘタフェの前線からの激しいプレッシングの前にインテルはまるでボールをコントロールする事が出来ずにセカンドボールをほぼ全て回収され、インテルはチャンスどころかヘタフェ陣内でマイボールにする事さえ出来ません。
しかしヘタフェも決定的なチャンスはなかなか作れないうちに25分にはインテルのラウタロ・マルティネスに決定機が。これはGKダビド・ソリアのファインセーブで回避したものの、試合はここからインテルがリズムを取り戻していきます。33分、インテルは自陣でのパス回しからアレッサンドロ・パストーニがロングフィード。これを受けたロメル・ルカクがDFのマークを引き剥がしてシュートを叩き込んでインテルが先制。前半はインテルが1点をリードして終えます。
立ち上がりから思いっきり飛ばしまくった影響もあるのか、後半は多少ヘタフェがペースダウン。インテルは追加点こそ奪えなかったものの、試合をインテルペースで落ち着いてコントロールしつつ惜しいシーンもいくつか創り出していきました。
しかしインテルが追加点のチャンスを逃しているうちに、今度は逆にヘタフェが選手交代をしながら攻勢を強めます。すると76分、ヘタフェはディエゴ・ゴディンのプレーがVARによってハンドと判定されてPK獲得。ですがホルヘ・モリーナのキックは無情にも枠の左へ…。
同点に追いつく最大のチャンスを逃したヘタフェ。インテルは70分のアレクシス・サンチェスに続いて82分にクリスティアン・エリクセンを投入すると、直後の84分にカウンターをエリクセンが納めて右サイドへ。ダニーロ・ダンブロージオの折り返しをDFデコナン・ジェネがクリアミスしたところをエリクセン自ら押し込んだインテルが大きな大きな追加点。
ヘタフェにとって、インテル相手の2点ビハインドは余りにも大きく…最後は反撃を見せはしたものの試合終了。2-0で勝利したインテルが一発勝負を制してベスト8進出を決めました。
ヘタフェに敗因を求めるとすれば、PK失敗以上に開始20分にあったと言えます。開始20分のヘタフェの出来は非常に素晴らしいものでした。しかしそれと同時に、格上チームであるインテル相手にあの強度で初っ端から戦うというのならなゆとしてでも先制点を取る必要がヘタフェにはあったのです。押してはいたけど押しきれなかったという部分があったと思います。
インテルに関しては、今季の出来はタイトルを取れなくとも満足のできるものです。ただ、どのみち成功と呼べるシーズンをタイトルで彩れる可能性の高さも示した試合でした。
なんでか知らんけどNOVAのCMが頭の中で流れてる。
ではでは(´∀`)