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単調さと妥当な結末〜明治安田生命J2リーグ第23節 ジェフユナイテッド千葉vs京都サンガFC マッチレビュー〜

えっ、明日10月…?(ドン引き)

 

どーもこんばんは

 

さてさて、本日のマッチレビュー明治安田生命J2リーグ第23節、ジェフユナイテッド千葉vs京都サンガFCの一戦です!

 

 

 

8月はサンガにとって苦しい1ヶ月となりましたが、9月のサンガは3連勝を含む4勝1分2敗と白星先行。一時は二桁に落とした順位も6位まで戻してきました。(だからその2敗がどっちも大宮でかつ8月以降大宮が2勝しかしてない事にはもう触れないでください)。

今日の対戦相手も9月では2度目の対戦となる千葉。J2ナショナルダービーです。9月5日の千葉戦は6試合勝ち星のなかったサンガにとって久々の勝利となり、9月の好調を導くきっかけにもなりました。序盤戦に走りまくった長崎と北九州の調子が落ちつつある今、9月ラストを勝利で飾って最後に上位陣を出し抜ける布石を作りましょう。

両チームスタメンです。

 

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基本形はこれまでと同じ3-1-4-2で、2-4で敗れた前節大宮戦からはスタメンを3人変更。第16節から連続でスタメンフル出場していた上夷克典が今日は外れて久し振りに本多勇喜-ヨルディ・バイス-安藤淳の3バックに。セントラルMFと2トップのメンバーチェンジはいつも通りのローテーションといったところでしょうか。また、今日は清水圭介に代わって加藤順大が今季初となるベンチメンバー入りを果たしています。

 

 

本日の会場は千葉県千葉市フクダ電子アリーナです。

今季はサンガの新スタがやっぱり話題ですが、2005年にこのスタジアムが完成した時もコンパクトで見やすいスタジアムとして評判が良いと話題になっていました。このスタジアムが位置する千葉市蘇我スポーツ公園ジェフ千葉を含む4社合同で設立された会社が指定管理者となっています。千葉市蘇我スポーツ公園で開催される音楽フェス「JAPAN JAM」の協力企業に「ジェフユナイテッド株式会社」の名があるのはその為です。

 

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今季は比較的セーフティー寄りな戦い方をする両チームの対戦だけあって前半からお互い様子見な展開が続きます。ただ、サンガは自陣でゆっくりボールを繋ぎながら攻めの機会を作ろうと試みたものの、なかなか高い位置までボールを運ばない事に加えて安易なパスミスも相次いだ事で攻撃の糸口を一向に作る事が出来ません。

 

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対する千葉はサイドから早い段階でクロスを入れてくるダイナミックな攻撃。クロス自体はバイスを中心としたサンガのDF陣に跳ね返されましたが、セカンドボールを早く回収する事でミドルシュートでのチャンスに繋げていきます。どちらも満足のいく形はなかなか作れませんでしたが、セカンドボールの回収で優位に立った分、やや千葉優勢の0-0で前半を終えます。

 

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後半も大きく試合の内容は変わらず。両チームとも中盤の攻防において良い成果を出せていたとは少し言いづらい展開が続き、具体的な攻撃に繋がるまでの間にぐしゃぐしゃ……っと潰れてしまう形が長く続いてしまっていました。

 

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試合終盤になると試合はミス絡みから少しずつオープンになっていき、ラスト10分辺りはサンガも幅を使った攻撃で決定的なシーンがいくつか生まれるようになっていきました。85分には千葉のパスをカットした飯田貴敬がカウンタードリブルを一気に仕掛けて独走。しかしラストパスを受け取った途中出場の野田隆之介のシュートはGK新井章太に阻まれ、アディショナルタイムに此方も途中から投入された中野克哉のクロスにピーター・ウタカが頭で合わせますがこれもゴールならず。結局、90分通じて大きくは動かなかった試合は0-0のスコアレスドローに終わりました。

 

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……まぁ、なんというか、痛み分けっていう言葉もあまりしっくりこないんですけど、悪い意味でスコアレスドローが妥当なんじゃないかと思える試合でしたね。サンガに対しても千葉に対しても…。連戦疲労もあるのか、両チームとも余りに攻撃が単調過ぎました。順位こそ6位を維持しましたけど、福岡と徳島が勝ってしまった事を思うと勿体ない試合というより勿体ない90分でしたね。

 

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【うれしはずかしじゅんいひょうのこーなー】

 

明治安田生命J2リーグ第23節

ザスパクサツ群馬1-4モンテディオ山形

大宮アルディージャ2-1水戸ホーリーホック

ジェフユナイテッド千葉0-0京都サンガFC

FC町田ゼルビア1-1ギラヴァンツ北九州

ヴァンフォーレ甲府0-0東京ヴェルディ

松本山雅FC0-1ツエーゲン金沢

ファジアーノ岡山0-1愛媛FC

レノファ山口FC3-0ジュビロ磐田

アビスパ福岡1-0栃木SC

V・ファーレン長崎0-1徳島ヴォルティス

FC琉球0-1アルビレックス新潟

 

1位 徳島ヴォルティス(47)

2位 ギラヴァンツ北九州(45)

3位 アビスパ福岡(43)

4位 V・ファーレン長崎(40)

5位 ヴァンフォーレ甲府(36)

6位 京都サンガFC(35)

7位 アルビレックス新潟(34)

8位 栃木SC(33)

9位 東京ヴェルディ(32)

10位 大宮アルディージャ(32)

11位 ツエーゲン金沢(31)

12位 ジュビロ磐田(30)

13位 水戸ホーリーホック(30)

14位 ジェフユナイテッド千葉(30)

15位 FC町田ゼルビア(30)

16位 モンテディオ山形(29)

17位 ファジアーノ岡山(27)

18位 FC琉球(23)

19位 レノファ山口FC(22)

20位 愛媛FC(21)

21位 松本山雅FC(20)

22位 ザスパクサツ群馬(19)

 

ロースコアな試合が目立つ第23節になりましたね。注目された3位長崎と首位徳島の直接対決は終了間際の渡井理己のゴールで徳島が1-0で勝利してがっちり首位をキープ。また、栃木を1-0で下して8連勝を飾った福岡が3位に浮上しています。北九州、甲府、京都の昨年ならプレーオフ圏内だったチームはいずれもドローに終わっています。

苦しんでいるのがJ1からの降格組。磐田は下位の山口に0-3の完敗を喫していよいよJ1復帰が厳しくなり、前節の試合前に布啓一郎監督が退任して柴田峡監督のホーム初陣となった松本は金沢に敗戦。順位も21位にまで転落しています。

 

 

え、明日10月…?(2回目)

ではでは(´∀`)