RK-3はきだめスタジオブログ

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2-0を上手く活かそう〜明治安田生命J2リーグ第17節 京都サンガFCvsジェフユナイテッド千葉 マッチレビュー〜

実感無かったけどもう9月なのよね。

 

どーもこんばんは

 

……9月なのよね(確認)。

 

さてさて、本日のマッチレビュー明治安田生命J2リーグ第17節、京都サンガFCvsジェフユナイテッド千葉の一戦です。

 

 

 

7月の勢いと快進撃はどこへやら……気がつけばサンガは疲労の影響もあってか低空飛行に陥り、同じく失速気味の昇格候補、大宮と対峙した前節も終了間際の失点により敗戦。これで未勝利期間は6試合にまで延びてしまいました。千葉も千葉で状況としてはサンガに通ずる部分があり、昇格戦線生き残りをかけたサバイバル的な試合になります。……前節も同じ事書いた気がする。京都千葉だぜ!今やJ2版ナショナルダービーだわ!

両チームスタメンです。

 

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サンガは前節の大宮戦でターンオーバーを施行した事もあってスタメンが7人変わっています。前節は休みとなったピーター・ウタカ、庄司悦大、ヨルディ・バイスのセンターラインが復活。特筆すべき点としては、第6節愛媛戦以来の先発出場となったレナン・モッタが今日はウタカとのコンビでFWに入っています。

 

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本日の試合会場は京都府亀岡市、サンガスタジアム by Kyoceraです。

6試合未勝利と低空飛行が続いているサンガですが、その間もホームで行われた水戸戦、松本戦はなんとか引き分けに持ち込みました。まずはその記録の維持は達成して新スタを要塞化してほしいところです。

本日は現地観戦!観戦日記は後日更新しますね!

 

 

 

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18分にはサンガのミスを突いた櫻川ソロモンの折り返しにバイタルエリアに走り込んだ矢田旭ミドルシュートをGK若原智哉がファインセーブしたシーンのように、千葉の効率的かつシンプルな攻撃に押し込まれる時間が暫し続いていきます。ただ、千葉もそこまで攻撃に全勢力を傾けてくるタイプのチームでも無いので、サンガも出場停止から復帰したバイスを中心に安定した守備で崩れずに対応。

 

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するとサンガがじわじわと試合を押し込み始めていくと40分、FWで起用されたモッタが積極的なプレッシングで下平匠からボールを奪うとすかさずウタカにボールを供給。こうなれば後はウタカがさすがの決定力の高さを見せてサンガが1点を先制!

 

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モッタのハードワークはサンガに活力を与えていき、前半アディショナルタイムには若原のロングフィードに再びモッタが抜け出していきます。スプリント中にもも裏のトラブルが発生したモッタはこのプレーの後で負傷交代を余儀なくされたものの、最後の意地でコーナーキックを獲得。黒木恭平の蹴ったボールに森脇良太が合わせたシュートはポストに当たりますが、良い位置で待っていたバイスが押し込んでサンガが追加点!2点リードで前半を終えます。

 

 

 

後半、サンガは61分にウタカを下げて荒木大吾を投入してゼロトップ的な形になり、基本的にはセーフティーな形で守りながら機を見ては荒木に谷内田哲平、途中出場の福岡慎平らが良い距離感で連動したカウンターでいくつかチャンスを作るなど、とにかく勝点3が欲しい事情もあって安定した試合運びを心掛けているような感じでした。

 

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千葉は68分に米倉恒貴工藤浩平、アラン・ピニェイロの3枚替えを敢行。後半開始から投入した川又堅碁を中心にしたクロス重視の攻撃を仕掛けてきます。一方のサンガもそれに対して81分に長井一真、中野克哉、安藤淳の3枚替えでカウンター攻撃込みで対応する交代策を執り、82分には田坂祐介クロスバー直撃のミドルシュートを打たれたものの、それ以外は特に危ないシーンを与える事もなく試合終了。前半終了間際に得た2得点で余裕が持てたサンガがそのままクリーンシートを達成し、7試合ぶりの勝利を掴みました!

 

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モッタのFW起用は少々意外でしたが、モッタの前線からの運動量が2点を演出した結果が物語る通り、チーム全体として機能的に動けていた事が前半のハイパフォーマンスに繋がりましたね。モッタのハードワークにしても、中央でウタカがどっしり構えてくれている事でその効果も増していたように思います。2-0は怖いスコアとはよく言いますけど、今日のサンガに関しては「前半で2-0に出来た」という状況を後半は最大限に活用出来た試合でした。とりあえず勝ててよかった…!

 

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【うれしはずかしじゅんいひょうのこーなー】

 

明治安田生命J2リーグ第17節

東京ヴェルディ0-1愛媛FC

松本山雅FC1-0モンテディオ山形

アルビレックス新潟1-3ジュビロ磐田

京都サンガFC2-0ジェフユナイテッド千葉

大宮アルディージャ1-1ファジアーノ岡山

ツエーゲン金沢1-1V・ファーレン長崎

徳島ヴォルティス2-0ザスパクサツ群馬

アビスパ福岡2-0レノファ山口FC

ギラヴァンツ北九州0-3ヴァンフォーレ甲府

水戸ホーリーホック(明日19:00)栃木SC

FC町田ゼルビア(明日19:00)FC琉球

 

1位 V・ファーレン長崎(37)

2位 ギラヴァンツ北九州(35)

3位 徳島ヴォルティス(33)

4位 ヴァンフォーレ甲府(28)

5位 ジュビロ磐田(27)

6位 アルビレックス新潟(26)

7位 東京ヴェルディ(24)

8位 京都サンガFC(24)

9位 ツエーゲン金沢(24)

10位 大宮アルディージャ(24)※1

11位 FC町田ゼルビア(23)※2

12位 栃木SC(23)※2

13位 モンテディオ山形(22)

14位 アビスパ福岡(22)※1

15位 ジェフユナイテッド千葉(20)

16位 水戸ホーリーホック(20)※2

17位 ファジアーノ岡山(20)

18位 愛媛FC(16)

19位 松本山雅FC(16)

20位 FC琉球(14)※2

21位 ザスパクサツ群馬(13)

22位 レノファ山口FC(12)

 

※1 大宮vs福岡のカードが延期になった為、1試合少ない。

※2 試合開催が明日の為、1試合少ない。

 

上位陣では東京Vと新潟が敗北。首位の長崎も大宮に引き分ける結果となりました。上位対決として注目された北九州と甲府のカードでしたが、予想に反して甲府が3-0で圧勝。第6節以来の敗戦と北九州の無敗記録は10でストップしました。

明日予定されている水戸と栃木の試合はサバイバル的な意味で大きな意味を持ちそうです。

 

 

ドラマに西京極出てきてワロタ。

ではでは(´∀`)