全ては年明けに始まる
どーもこんばんは
さてさて、1月9日、ガンバ大阪の2023年シーズンが始動しました!
挑戦・頓挫・失敗……近年のガンバはそれを繰り返しながら揺れるように進んできて、その先に挑戦で目指した果実を得られない日々だけがずっと続いてきました。
ただ、結局のところ、物事はチャレンジに出る勇気を持たなければ進まない訳で。ガンバは今季の新監督として、昨季まで徳島ヴォルティスの監督を務めたダニエル・ポヤトス監督を招聘。ガンバにとってスペイン人監督は史上初めてですし、欧州出身監督自体、1998年途中から1999年途中まで監督を務めたフレデリック・アントネッティ以来です。そして、後で触れますが補強スタンスも今年はガラッと変えてきました。2023年こそこのクラブにとっての改革の年になる…投げた賽の行く末に期待したいです。
という訳で今回はガンバ大阪のスケジュールを確認しながら今年の補強・編成をおさらいしつつ、2023年の基本布陣と開幕スタメンを予想していきたいと思います!
※このブログは1月8日時点での情報に基づいて記述しており、ブログに書いている文章はそこから書き換える事はありませんが、メンバーやポジション分布の部分については随時更新していきます。
オリジナルアルバム出してみました!聴いてみてくださいませ。
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【ガンバ大阪 2023シーズンスカッド】
名前を青色に着色している選手は新加入選手です(ルーキー及び復帰選手含む)
GK1 東口順昭
DF2 福岡将太
DF3 半田陸←モンテディオ山形
DF4 藤春廣輝
DF5 三浦弦太
MF6 山本理仁
FW7 宇佐美貴史
MF8 食野亮太郎
FW9 鈴木武蔵
MF10 倉田秋
FW11 イッサム・ジェバリ←オーデンセ・ボルドクルブ
DF13 髙尾瑠
MF14 福田湧矢
DF16 佐藤瑶大←ベガルタ仙台(復帰)
MF17 奥野耕平
MF18 ネタ・ラヴィ←マッカビ・ハイファ
DF20 クォン・ギョンウォン
FW21 塚元大←ツエーゲン金沢(復帰)
GK22 一森純
MF23 ダワン←SCサンタ・リラ(完全移籍に切り替え)
DF24 黒川圭介
GK25 石川慧
DF26 柳澤亘
MF28 杉山直宏←ロアッソ熊本
MF29 山本悠樹
DF34 江川湧清←V・ファーレン長崎
FW37 山見大登
FW40 食野亮太郎
MF41 中村仁郎
FW45 鈴木武蔵
MF47 ファン・アラーノ
MF48 石毛秀樹
GK99 谷晃生←湘南ベルマーレ(復帰)
※MF 髙橋隆大←静岡学園高校
※FW 南野遥海←ガンバ大阪ユース
※MF髙橋・FW南野の2名は今季新加入選手ではありますが、1年目より他クラブにレンタル移籍となっています。
【ガンバ大阪 2023シーズンコーチングスタッフ】
名前を青色に着色しているスタッフは新任スタッフです(昇格・異動人事を含む)
監督:ダニエル・ポヤトス
ヘッドコーチ:マルセル・サンツ
アシスタントコーチ:上村捷太
アシスタントコーチ:高木和道
GKコーチ:吉田宗弘
フィジカルコーチ:吉道公一朗
【退団選手】
GK 加藤大智→未定
MF ウェリントン・シウバ→未定
MF 齋藤未月→湘南ベルマーレ(復帰)※2023年は神戸へ再レンタルで所属
MF 髙橋隆大→奈良クラブ(レンタル)
FW パトリック→京都サンガFC
FW 坂本一彩→ファジアーノ岡山(レンタル)
FW 南野遥海→テゲバジャーロ宮崎(レンタル)
【他クラブにレンタル中の選手】
MF チュ・セジョン(大田ハナシチズン)→完全移籍
FW 唐山翔自(水戸ホーリーホック)→レンタル延長
【2024年からの入団が内定している選手】
DF 今野息吹←法政大学
MF 美藤倫←関西学院大学
【ガンバ大阪 2023シーズンスケジュール】
1月9日 始動/2023シーズンキックオフイベント(新体制発表会)
1月16〜31日 沖縄キャンプ@吉の浦公園ごさまる陸上競技場(中頭郡中城村)
2月18or19日 2023明治安田生命J1リーグ開幕戦 vs柏レイソル(A)
①ポジション分布図
【GK】東口、一森、石川、谷
【CB】福岡、三浦、クォン・ギョンウォン、佐藤、江川
【SB】福岡(右)、藤春(左)、三浦(右)、髙尾(右)、福田(左右)、黒川(左)、柳澤(左右)、佐藤(右)、半田(右)
【アンカー】山本理、奥野、ダワン、山本悠、ラヴィ
【インサイドハーフ】倉田、奥野、ダワン、山本悠、アラーノ、石毛、ラヴィ
【WG】福田(左右)、山見(左右)、宇佐美(左右)、食野(左右)、中村(右)、アラーノ(左右)、石毛(左右)、杉山(左右)、塚元(左右)
【CF】山見、宇佐美、鈴木、塚元、ジェバリ
②補強とスカッドの雑感
皆さん近い感想だと思いますが、とにかく思い切ったなぁと。2019年夏は別とすれば、開幕時点でここまでインもアウトも激しく動いたオフって無かったんじゃないでしょうか。ガンバって基本的に、前述の2019年夏を除けば割と同じメンバーでちょっとずつ入れ替えていくような感じでオフシーズンの編成を進めていましたし。ポヤトス監督体制で新しいスタイルのサッカーを模索する上で、小野瀬を切った事は想定外でしたが、パトリックの契約満了や昌子の売却にGOサインを出した事は不退転の決意の表れでもあったように思います。ちょっと話逸れますが、昌子に関しては昌子本人とガンバ、鹿島の三者にとって、これが一番落とし所としてはベターだったような気はしますし。
ポヤトス監督の意見やリクエストが直接反映されたのかどうかはわかりませんが、ポヤトス監督の志向に合った補強をする事は勿論として、過去のガンバと比較すると補強のスタンスが大きく変わっているのは大きなポイントでしょう。特にジェバリやネタ・ラヴィのような選手って、これまでのJリーグ経験のあるブラジル人選手か韓国人選手を徹底する考え方なら補強路線に入っていなかったような選手ですし。また、J2で台頭した杉山、江川、半田の獲得も大きなポイントで、三者とも…特に半田は海外も噂されるほどの争奪戦を制して獲得に漕ぎ着けたのは見事を超えてむしほ想定外でした。新体制にどういう選手が合うか、みたいな考え方から獲得・整理の両面を進められていたと思います。
放出の思い切りも含め、今回のフロントの動きはなかなか興味深かったです。実際問題、これが上手くいくかどうかは今すぐにわかる事ではないですけど、少なくともクラブとしての変革への決意と覚悟は強く伝わる動きだったのかなと。そこの意思は素直に称えたいなと思っています。
③予想布陣と予想開幕スタメン
おそらく4-1-2-3が予想されますが、2021年の徳島では4-2-3-1の方がメインでしたのでそちらのパターンも考えてみました。一部選手の獲得はほぼ確定という報道も出ていますが、これは一応現時点(1月8日)で正式決定している選手を基準に書いています。
現時点でまあスタメン濃厚だろうと思える選手は三浦、黒川、宇佐美の3人で、宇佐美も起用位置がどうなるかは少しわからないので、キャンプを経てポヤトス監督がどういうジャッジを下すのかはなかなか興味深いところ。こうやってみると各ポジション、随所に面白そうな争いはありますね。例えば右SBは半田が注目されるでしょうけど、髙尾にとってもやり方的には結構イキイキ出来るやり方になるやもしれませんし。ポヤトス監督も自分の理想をベースに組み立てていこうとするのか、ある程度含有戦力への迎合から物事を考えるのかの比率によっても話は変わってくるでしょう。開幕戦でどういう顔ぶれになるのかは既に楽しみです。
そしてなんといってもGKですよね……東口vs谷!遂にこの直接対決が来ましたよ……。Jリーグ史上最強と言ってもいいかもしれないこの守護神争い。ましてや足下の技術を第一に考えれば一森も候補に挙がってくるかもしれませんし、ここは本当に監督からしても贅沢な悩みになるのでは。
それにしてもよく半田獲ったな…。
ではでは(´∀`)