どーもこんばんは
「世間的に知られているGLAYの曲は大体TAKUROが作ってるけど、GLAYはメンバー4人がそれぞれに全く作風の異なる曲を書ける、いわば音楽性の違いを強みにしたようなバンドなんやで。そう、それは例えるならQUEENのような」って感じのブログを追々書こうと思ってたらまさか共演するとは思わなんだ…。
— RK-3 (@blueblack_gblue) 2024年1月5日
さてさて、本日より2024年シーズンのガンバ大阪が始動しました!
昨季は16位という屈辱的な順位に終わり、シーズン前半戦と終盤戦の戦いぶりは悪夢のような日々とすら表現できましたが、一年を通じてチャレンジを試みながら夏場には一つの形を見た時期もあり、クラブも一応の手応えを掴んだからこそのポヤトス監督の続投だったのだろうと思います。
新シーズンに向けて、此方の予想遥かに上回るほどのインとアウトも大量発生した移籍市場。今回の移籍市場で派手な動きを見せた2トップは確実にガンバか名古屋でしょう。しかしながら、功労者との別れという痛みを背負いながらも、後々書きますが…今季の補強はクラブとしての覚悟を示すには十分な動きだったのでは。
という訳で今回はガンバ大阪のスケジュールを確認しながら今年の補強・編成をおさらいしつつ、2024年の基本布陣と開幕スタメンを予想していきたいと思います!
※このブログは1月12日時点での情報に基づいて記述しており、ブログに書いている文章はそこから書き換える事はありませんが、メンバーやポジション分布の部分については随時更新していきます。
アジアカップ2023観戦ガイドを作成しました!コンテンツは随時更新しておりますので、是非ご活用くださいませ!
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2023年のJリーグを振り返る記事も色々更新しています。それらの記事はこちらにまとめておりますので是非!
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【ガンバ大阪 2024シーズンスカッド】
名前を青色に着色している選手は新加入選手(ルーキー及び復帰選手含む)
GK1 東口順昭
DF2 福岡将太
DF3 半田陸
DF4 黒川圭介
DF5 三浦弦太
MF6 ネタ・ラヴィ
FW7 宇佐美貴史
MF8 食野亮太郎
MF10 倉田秋
FW11 イッサム・ジェバリ
FW13 坂本一彩←ファジアーノ岡山(復帰)
MF14 福田湧矢
MF15 岸本武流←清水エスパルス
MF16 鈴木徳真←セレッソ大阪
FW17 山下諒也←横浜FC
DF19 今野息吹←法政大学
GK22 一森純←横浜F・マリノス(復帰)
MF23 ダワン
DF24 江川湧清
GK25 石川慧
MF27 美藤倫←関西学院大学
DF28 坂圭佑←大分トリニータ
GK31 張奥林←ガンバ大阪ユース
DF33 中野伸哉←サガン鳥栖(完全移籍に切り替え)
FW37 山見大登
MF41 中村仁郎
MF47 ファン・アラーノ
MF48 石毛秀樹
名前を青色に着色しているスタッフは新任スタッフ(昇格・異動人事を含む)
監督:ダニエル・ポヤトス(2年目)
ヘッドコーチ:マルセル・サンツ
アシスタントコーチ:高木和道
アシスタントコーチ:上村捷太
アシスタントコーチ:遠藤保仁
GKコーチ:吉田宗弘
フィジカルコーチ:吉道公一朗
アナリスト:梨本健斗
アシスタントコーチ兼通訳:岡井孝憲
【退団選手】
GK 市川暉記→横浜FC(復帰)
DF 髙尾瑠→北海道コンサドーレ札幌
DF 佐藤瑶大→浦和レッズ
DF クォン・ギョンウォン→未定
DF 柳澤亘→徳島ヴォルティス
MF 杉山直宏→モンテディオ山形(レンタル)
MF 山本悠樹→川崎フロンターレ
FW 鈴木武蔵→北海道コンサドーレ札幌(レンタル)
FW 塚元大→ツエーゲン金沢
FW 山見大登→東京ヴェルディ(レンタル)
【他クラブにレンタル中の選手】
GK 一森純(横浜F・マリノス)→復帰
GK 谷晃生(FCVデンデルEH)→FC町田ゼルビアにレンタル移籍
MF 奥野耕平(湘南ベルマーレ)→完全移籍に切り替え
MF 山本理仁(シントトロイデンVV)→2024年6月までのレンタル期間
MF 髙橋隆大(奈良クラブ)→ギラヴァンツ北九州にレンタル移籍
FW 坂本一彩(ファジアーノ岡山)→復帰
FW 南野遥海(テゲバジャーロ宮崎)→栃木SCにレンタル移籍
【ガンバ大阪 2024シーズンスケジュール】
1月12日 始動/2024シーズンキックオフイベント(新体制発表会)
1月18〜31日 沖縄キャンプ@吉の浦公園ごさまる陸上競技場(中頭郡中城村)
2月10日 PSM vsサンフレッチェ広島(A)@エディオンピースウイング広島
2月23or24or25日 J1開幕戦 vsFC町田ゼルビア(A)
①ポジション分布図
【GK】東口,一森,石川,張
【CB】福岡,三浦,江川,中谷,坂
【SB】福岡(右),半田(右),三浦(右),福田(左右),今野(左),黒川(左),中野(左右),江川(左),岸本(右),松田(右)
【アンカー】ダワン,ネタ,美藤,鈴木
【インサイドハーフ】宇佐美,倉田,ダワン,美藤,アラーノ,石毛,山田,鈴木
【WG】宇佐美(左),食野(左右),倉田(左右),福田(左右),中村(右),アラーノ(左右),石毛(左),山下(左右),岸本(右),山田(右)
【CF】宇佐美,ジェバリ,唐山,坂本
②補強とスカッドの雑感
いやはや、動きましたねぇ…。選手の入れ替えがあるんじゃないか、みたいな話は前々からあったとは言え、ここまで大きな動きになるとは。想定外なくらい動きましたね。
昨季は一年を通じて、都度の変化こそあれど大筋では同じテーマ、同じコンセプトに沿って戦う事が出来た。それゆえに、どのポジションに人が欲しいのか…みたいな輪郭はチームとしてハッキリしていたように思います。2023年度と2024年度では強化体制が刷新されたので、その辺りの影響が悪い方に出なければいいけれど…と思っていましたが、前体制でやりかけたミッションを現体制が正当に引き継ぎ、かつ山本退団という大誤算への対処をプラスアルファで遂行する事が出来たのでは。補強選手にしても、大物選手から一芸に秀でた選手、戦術への適応が見込めそうな選手からポヤトスサッカーを知る選手など、新たに補強した選手のキャラクターバランスも良い。同時に今回の市場では多くの選手がガンバを去る事になりましたが、大量補強は多くの放出とセットにせざるを得ない訳で、さすがに山本退団は大誤算でしたが……それを除いては、かなり満足度の高いオフになったと言って差し支えないかと。宮原獲得に失敗した後にすぐさま岸本の話を漕ぎつけたり、きっちりプランBの用意と遂行を見せた事も美点ですね。
③予想布陣と予想開幕スタメン
やり方や主だった選手起用はあくまで昨年の形がベースになってくるでしょう。その上で気になってくるのは「CBの組み方」「ネタラヴィ離脱時の中盤構成」「宇佐美の起用位置」の3点でしょうか。
CBの組み方としては、純粋なCBとしての能力で選ぶなら確実に中谷&三浦の組み合わせになるはず。一方、昨季がそうだったように守備型+ビルドアップ型の組み合わせにしたいのであれば中谷or三浦&福岡といった組み合わせも考えられますし、当初はその型を踏まえて田中駿汰の獲得に動いたでしょうから、ポヤトス監督が開幕時にどちらのパターンを選択するのかは一つの注目ポイントです。アンカー問題は…基本的にはネタ・ラヴィが圧倒的な存在ではあるんですけど、イスラエルは現時点でEURO 2024出場の可能性が残っており、もし出場を果たした場合は1ヶ月ほど欠場する可能性が高い。本来ならその場合は山本をアンカーで使う心算だったと思いますが、その山本が退団した事もあって鈴木の獲得に動いた側面はあるでしょう。ベターに考えれば鈴木でしょうが、ここに美藤が絡めるようになると一気に面白いポジションになるのでは。
そして気になるのは宇佐美の起用法ですよね…。個人的には、実際にやるかどうかはともかくとして、ポヤトスは本心ではまだ宇佐美のインテリオール起用を諦めていないようにも思います。というのも、宇佐美のイメージといえばシュートやドリブルですけど、特に近年の宇佐美は少し長めのスルーパスを放つ能力がべらぼうに高いんですよね。
以前のブログでも書きましたが、スペースをどう使うかを徹底して説くポヤトスサッカーにとって、ポヤトス監督は宇佐美に「スペースにパスを出せる存在」として期待しているように思うんです。その能力をフルで活かす為には少し低い位置でスタートさせたい…というような。
そう考えると今季、ポヤトス監督が宇佐美インテリオールに再チャレンジする可能性は低くないと思います。もちろんシンプルにCF起用となる可能性もありますが、少なくともWGよりもセンターのポジションになるんでねえかと。
それを踏まえた予想布陣はこんな感じですね。
さて、ヤットさんのコーチ姿や中谷のガンバユニ姿に不思議な感覚は始まりますが、改革の2023年を過ぎ、ガンバは覚悟の2024年に突入します。
刷新とブラッシュアップ。その両面を目論むガンバは今季、ピッチ上でどのようなサッカーを見せてくれるのでしょうか。ポヤトスを続投させたフロントの覚悟と、それに応える義務があるポヤトスの矜持に期待して、今シーズンも楽しませて欲しいと思っております。今年も一年、よろしくお願いします!
黒川ァ(涙)
ではでは(´∀`)