RK-3はきだめスタジオブログ

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ガンバ大阪2025始動!2025年の編成と補強の雑感と簡単な展望

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見せてくれ、GAMBA SONICのB'zを…

 

どーもこんばんは

 

さてさて、まだ紅白のB'zの余韻が抜けきっていません。紅白って2024年を2024年に置いてくる為の番組ちゃうんか。2025年の話題ほぼB'zやないか。

しかして、そうは言えどもJリーグの朝は早い。本日1月7日よりガンバ大阪の2025年シーズンが始動します。

 

 

 

近年のガンバに渦巻いていた低迷から脱する兆しを見せた2024年のガンバ。ずっと求めていた10個目の星は掌をすり抜けていくように取り逃がしてしまいましたが、来年こそはこの星を掴むという手応えは確かに感じる充実感あふれるシーズンが2024年だったと思います。

ACL出場の可能性も現時点でありますから、今季の目標は当然ながら昨季より良いシーズンを過ごす事。その目標が果たされた時、追い求めていた理想の一部は叶っている事でしょう。そういうシーズンになる為の努力、奮闘がここから求められていきます。

 

 

 

という訳で今回は、現時点での2025年シーズンに向けた編成及び補強の雑感をだらだらと書いていこうと思うております。

 

ガンバ大阪2025年、開幕までのスケジュール】

1月7日 チーム始動日

1月7〜15日 トレーニング@ガンバ大阪練習場

1月17日〜2月1日 沖縄・中城村キャンプ@吉の浦公園ごさまる陸上競技

2月(日付未定) キックオフイベント(新体制発表会)

2月14日 J1開幕戦 vsセレッソ大阪(H)@パナソニックスタジアム吹田

 

2024年のJリーグを振り返る記事も色々更新しています。それらの記事はこちらにまとめておりますので是非!

 

オリジナルアルバム出してみました!聴いてみてくださいませ。

 

 

①2025年 トップチーム編成

 

【スタッフ】

監督:ダニエル・ポヤトス(3年目)

ヘッドコーチ:マルセル・サンツ

コーチ:髙木和道

コーチ:上村捷太

コーチ:遠藤保仁

コーチ:明神智和(新任)

アシスタントコーチ兼通訳:岡井考憲

GKコーチ:吉田宗弘

フィジカルコーチ:吉道公一朗

 

 

 

【トップチーム登録選手】

GK1 東口順昭

DF2 福岡将太

DF3 半田陸

DF4 黒川圭介

DF5 三浦弦太

MF6 ネタ・ラヴィ

FW7 宇佐美貴史

MF8 食野亮太郎

FW9 林大地

MF10 倉田秋

FW11 イッサム・ジェバリ

MF14 山田康太

MF15 岸本武流

MF16 鈴木徳真

MF17 山下諒也

GK18 荒木琉偉←ガンバ大阪ユース

DF20 中谷進之介

GK22 一森純

MF23 ダワン

DF24 江川湧清

MF27 美藤倫

GK31 張奥林

DF33 中野伸哉

MF38 名和田我空←神村学園

FW40 唐山翔自←ロアッソ熊本(復帰)

FW42 南野遥海←栃木SC(復帰)

MF44 奥抜侃志←1.FCニュルンベルク

MF47 ファン・アラーノ

DF67 佐々木翔悟←ジェフユナイテッド千葉(復帰)

FW97 ウェルトン

 

【退団選手】

GK 石川慧→ヴァンフォーレ甲府

DF 松田陸→未定

MF 福田湧矢→東京ヴェルディ

 

期限付き移籍中の選手】

GK 谷晃生(FC町田ゼルビア)→完全移籍に切り替え

DF 今野息吹(愛媛FC)→レンタル延長

MF 杉山直宏(ジェフユナイテッド千葉)→完全移籍に切り替え

MF 中村仁郎(松本山雅FC)→FC岐阜にレンタル移籍

FW 鈴木武蔵(北海道コンサドーレ札幌)→横浜FCに完全移籍

FW 山見大登(東京ヴェルディ)→完全移籍に切り替え

FW 唐山翔自(ロアッソ熊本)→復帰

FW 南野遥海(栃木SC)→復帰

 

 

 

②ポジション分布図

 

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【GK】東口、一森、張、荒木

【CB】福岡、三浦、中谷、江川、佐々木

【SB】福岡(右)、半田(右)、黒川(左)、岸本(右)、江川(左)、中野(左右)、佐々木(左)

ボランチ】ネタ、倉田、鈴木、ダワン、美藤

【WG】食野(左右)、倉田(左右)、岸本(右)、山下(右)、J・アラーノ(左右)、林(右)、ウェルトン(左右)、奥抜(左右)、唐山(右)

【トップ下】宇佐美、山田

【FW】宇佐美、ジェバリ、林、唐山、南野

 

 

 

③編成と補強の雑感

 

大前提として昨年の大型補強は2ヶ年計画的な側面があったと思います。ウェルトンには4億円以上、山田康太には1億円以上の移籍金を投じたという話ですし、中谷はフリー移籍とはいえ年俸をも含めて結構なお金が動いているはず。それ以外にも多くの選手を獲得した訳ですから、スカッドの大拡張と選手の入れ替えは2024年開幕前にある程度済ませておく、その上でポヤトス監督にチームを作ってもらって、2025年は2024年のメンバーの維持をベースにその不足分を補っていく…という方針だったように思います。レンタル移籍で外に出ていた若手以外は多く去った事も2024年を起点と考えた編成ゆえでしょう。特に中盤はボランチも2列目もレギュラーとレギュラーを狙える控え選手がそれぞれいる状況ですし、チームとしての骨格、輪郭は2024年である程度整った感覚はあるので、基本的には「去年の維持」を前提に「底上げとブラッシュアップ」が念頭にあったオフでしょう。

ですので、今季の補強がそこまで多くない事、基本的には昨季のレギュラーをベースに、獲得するなら日本代表クラスまである選手か将来枠くらいだろうな…という予想はしていましたし、それ自体は私としても同意といったら変ですけど肯定的に見ていました。実際、それが現時点で上手くいっているかどうかはともかく…ポストプレータイプのジェバリでもなく、1.5列目タイプの宇佐美や山田でもないストライカータイプが足りないといった結果が林の獲得だったでしょうし、林の獲得はタイミングの問題であの時期になっただけで扱いとしては2025年に向けた補強だったと考えるべきでしょう。そして選手層の薄かったCBと左SBを兼ねた将来性のある選手として佐々木、福田が抜け、レンタル組としても山見や杉山が去った分として、彼らよりプレーヤーとして格上にあたる奥抜の獲得。ここまでは動きとして理解できるものだったと思います。CBはもうちょっと要るだろうと思いつつも、FWに関しては林を待ってみるという選択肢は無しではないと考えていましたし。

ただ、坂本の離脱と林の怪我がまだ長引きそうという状態は……ガンバとしては「状況が変わった」と言うしかありません。そもそも去年の坂本が担った役割の代わりになれる選手を探せという事自体が簡単じゃない。同じポジションの山田も違うタイプの選手ですし。そしてこうなってくると林が復帰してもまた…という可能性は否定できませんし、ジェバリは元々稼働率がすこぶる悪い。宇佐美にしても33歳になるシーズンではいつ何が起こっても不思議な事とは言えない訳で、それなら鈴木を残しても良かったんじゃないかとか考えたりもして。表に出てこないだけで水面下では何かが進んでいると期待したいですが……。もちろん、昨年の坂本のような軌跡を唐山や南野が辿るならそれに越した事は無いんですけど、2人の覚醒を待つ編成はいくらなんでもリスクが大きいだろう…と。

 

 

でも名和田よく獲ったな…。

ではでは(´∀`)