さてさて、昨日(6月11日)ですね。
3月から開催されていたGLAYさんのホールツアー「HIGHCOMMUNICATIONS TOUR 2023 -The Ghost of GLAY」がファイナルを迎えました。
何を隠そう、私は大のGLAYファンでございます。
まぁ、隠すも何も私、普段から狂ったようにGLAYについてのブログ書いてるので今更も今更ではありますけども。
このハイコミツアー、私RK-3、4月13日のロームシアター京都公演に行っておりました。
という訳で本日のブログではライブレポというほど大層なものじゃないですが、この日の日記なるものを書いていきたいと思います。久々にブログ感のあるブログじゃあないか…。
ツアーは終わりましたので、普通に曲名は出していきます。
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オリジナルアルバム出してみました!GLAYの影響もバキバキに受けています。聴いてみてくださいませ。
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時は遡り(大して遡ってないけど)、公演の数日前。
この前河原町行ったついでに京都ロフトのGHOST GLAY CITY寄ってきました。
— RK-3 (@blueblack_gblue) 2023年4月12日
GLAYさんが京都におる………#GhostGlayCity#GLAY#HC2023 pic.twitter.com/TSoEBaQbhd
Twitterに上げたの自体は12日前ですが、先に京都LOFTで開催していた「GHOST GLAY CITY」に殴り込んでから私の京都公演は始まりました。
この展示、河原町エリアでやってくれたのはありがたかったですねえ。どの道公演当日はは混む訳ですよ。それが公演日のちょっと前でもひょいって、なんなら河原町に用があることなんか普通にある訳ですから、そのついでに行けちゃうという。これは非常にありがたや…。公演日ならTERUさんのサインあったんですけど、まあそれはこの際仕方ない。
で、いよいよ当日。
我らが成人式の会場…の向かい側。
ロームシアター京都はそこに。
全然関係ない話ですが、成人式の日は思っクソ雨が降っていました。女子が「地獄!」って言ってた。ちなみに成人式の写真はスマホがイカれて何割かトびました。この辺彷徨えばAirDropで拾えたりしませんか…?
話を戻して。
GLAYって基本的にはアルバムツアーはアリーナツアーとして行われるんですけど、ホールツアーでやる時は大体「HIGHCOMMUNICATIONS TOUR」というタイトルが付くんですね。最初にこの題名がついたのが2003年。通称"ハイコミツアー"は今年で4度目ですか。
ハイコミツアーの特徴というと、基本的にはレア曲・コア曲ツアーです。アルバムツアーや周年ライブでは拾いきれなかった曲にスポットを当てていこう的な趣旨ですね。特にGLAYの場合、シングル曲じゃないけどライブ定番曲になってる楽曲が多い反面、それなりに売れたのにいつの間にかレア曲になってるシングル曲なんかもあったりして。そういう楽曲群に、地方を回るので代表曲を1〜2曲とその時々の新曲を混ぜていくという。そういう仕様でございます。
シャツはREVIEW2.5のやつでいきました。
ガンバのアパレルグッズというかエンブレム、最近はわかりやすく「G」を模したような感じになってるので案外GLAY着ていっても馴染むんじゃねとか思ったり。
さて、GLAYと言えば「白でも黒でもない…」と言ったりしてるように、割と王道系というか爽やか系なタイプのバンドのイメージが強いと思いますが、今回のハイコミツアーは「THE GHOST」という新曲の世界観をベースに作った事もあって、白か黒かで言えば黒統一みたいなテイストのライブになっています。
ギリシャ神話的というか、宗教画っぽいというか、サイゼリヤの壁画っぽい絵画をモチーフにした不穏なオープニングムービーから始まった1曲目はTHE GHOST。JIROさん作曲の、これまでのGLAYになかったタイプの楽曲という触れ込みで始まった新曲(ワイはGLAY的Another One Bites The Dustと呼んでる)。あの生ベースの地響き感はたまんないっすね。アリーナになると会場が広くて音もちょっと分散するので、あのゾクゾク感はホールツアーを観てならではという感じでしたわ。
そこからが怒涛のレア曲コーナー。
「THE GHOST」から続く「THE FRUSTRATED」も痺れましたね。この2曲までは透けた幕とゴースト仕様のマントを被って演奏されていました。THE FRUSTRATEDは世界観意識で選曲されたんでしょうけど合ってましたね。雰囲気的に。私、このアルバムが一番好きなんですよねぇ。
そして3〜4曲目ですよ!なんといっても!「MERMAID」「嫉妬」の流れですよ!
この2曲、前者はそこそこ売れたけどいつの間にかレア曲になっていた曲で、後者はライブ定番曲なのに私が行った時にことごとく当たらなかったんですよね。当時4歳…アルバム「ONE LOVE」から聴き始めた私にとって、この2曲はいつか聴きたくてたまらない2曲でした。MERMAIDの爆発するようなイントロと同時に4人がバッと同時にステージ前方に飛び出してきた瞬間の迫力、嫉妬の不穏なイントロから織りなす極上のスタイリッシュさ…。この時点でチケット代は回収どころか利益をもたらして返ってきましたね。ええ。間違いない。
そこからはアップテンポな「百花繚乱」「FAME IS DEAD」を経てのバラードパート。ラインナップは「恋」「氷の翼」「CHILDREN IN THE WAR」「I will〜」「Pure soul」でした。I will〜良かったですねぇ……この曲、アルバム「LOVE IS BEAUTIFUL」で聴いた時から大好きでして。聴ける日は来ないだろうと思ったらまさか聴けてしまうという。いやぁ、これ聴けたのほんと嬉しかった。Pure soulはもう何回聴いてもいい。歌詞のどこの部分を切り取っても名文。あのイントロのピアノの時点で身体も痺れますし。今の私の歳でTAKURO御大がこの曲の歌詞を書いたと思うと……ちょっと頭狂いそうになる。脳にどんな装備を有したらこんな歌詞書けんだ。
CHILDREN IN THE WARにしてもね…これがセトリに入ったのはご時世ゆえでしょうし、基本的にはメッセージ性を強く押し出した楽曲で、このライブでもそういうメッセージを持って演奏されていたんだと思うんですけど…改めてこうやって聴くとロックバラードとして秀逸だなぁと。
そこからは再びロックパートに入りました。「限界突破」「JUSTICE [from] GUILTY」「黒く塗れ!」「DOPE」とメンバーそれぞれのロックナンバーを経てからの「BEAUTIFUL DREAMER」でした。黒く塗れでHISASHIさんの「かーみも爪も目も鼻もぜんぶ」が聴けたの嬉しかったですね。HOTEL GLAYの時は2曲目に演奏されていましたが、この曲はどちらかと言えば後半の方が映えそう。
そして最後には壮大なバラード「Satellite of Love」で本編〆。これがまあ凄かった。TERUさん声バチクソ伸びてた。全てが伸びる。魂のこもった美声という心地良い音圧。TERUさん、音の可視化という個展を開催していらっしゃいましたが…あの瞬間はほんとマジで音が可視化された気分になっていました。
アンコールの1曲目はグロリアス。GLAYの代表曲ですね。何回聴いてもやっぱり名曲ですわ。恋に焦がれて恋に泣きますわ。なんでも、グロリアスが今ツアーでセトリに加わるのはこの日が最初だったそうで。あのイントロが鳴った時は沸きましたね。
MCではなんやかんや言えどもここはやっぱり京都。TAKURO御大が清水寺に行った話とかJIROさんが前入りして観光した話とか聞けたり、HISASHIさんが「ジークギオン!」と叫んでMCを終えたり。そこからEXPOの映像でしか観た記憶のなかった「LADY CLOSE」とメインテーマの「HIGHCOMMUNICATIONS」で盛り上がって、オーラスは「SOUL LOVE」でした。
元々GLAYの代表曲ですが、コロナ禍以降は更に深く、特別な意味合いを持つようになった逸曲。人生で1回だけ北海道行った事ありますが、千歳に降りた瞬間にあのイントロを流すと心に決めてましたもんね。どこまでも伸びやかで美しい声を響かせるTERUさん。みんなで歌える喜びを噛み締めながら「心のままに」が盛大に裏返る観客。大団円!
…はい、という訳ですごく楽しかったです。
今回のGLAYのライブはいつもよりもテーマ性の側面が結構強くて。スタイリッシュ感とロックバンドとしての矜持を堪能させていただきました。アリーナツアーもチケット頑張って取るぞ。
余談ですがロームシアター京都は寺みたいなやつがあります(これについての詳細は知らない)
口唇に本能!
ではでは(´∀`)