どーもこんばんは
さて、本日2月25日はJリーグ開幕節の最終日!…というのはこのブログのメインコンテンツとして。
今日はGLAYの話です。
本日2月25日、スカパーにて2023年12月24日にポートメッセなごやで行われた「GLAY HIGHCOMMUNICATIONS TOUR 2023-The Ghost Hunter-」が放映されるという事で(セットリストはこちら)。
私も名古屋公演の一つ前、12月14日の大阪城ホール公演に行ってきまして。
という訳でスカパー放送記念。今回はその時の日記的なものを書いていけたらと。
【Amazon.co.jp限定】THE FRUSTRATED Anthology(ミニ巾着付)
ホールツアーの日記(2023年4月13日ロームシアター京都公演)はこちら
↓
↓
オリジナルアルバム出してみました!GLAYの影響もバキバキに受けています。聴いてみてくださいませ。
↓
Jリーグのシーズンもどうにか乗り切り、辿り着いたは梅田駅。
何気にあまり使わないJRに乗って大阪城公園まで到達しました。
駅のデザインに色々歴史のニュアンスが散りばめられているのがそそりますね。
ウキウキツアートラック。
これまでのライブでも意外とあんまりツアートラック見れてないんですよね。
久々に人前ではしゃいでしまいました。
さていよいよ開演。
まずまさかの「3年後」始まり!25年を経て、リアルタイムでは拝めなかったPuresoulツアーを思わせるオープニング…。ホールツアーの時もそうでしたけど、1曲目ではメンバーの顔をあえて見えにくい状態にする演出もダーク感があっていいですね…。今回のハイコミツアーは全体的にロックショー的なニュアンスが強いだけに尚更。そこからは『棘』『デストピア』といったダークサイドも感じさせつつポップなロックが続き。『棘』の映像演出もカッコよかったですよね。あの曲のAメロ大好きなんです。生どすこいカレーも堪能できました。ちなみにライブ後はカレーじゃなくてラーメン食べてます。
まぁ、もう…なんといっても『Missing You』ですよ。これを聴くまでは死にたくないと思っていた曲の一つ。ようやく聴けました。ド頭のTAKUROさんのブルージーなメロディに絡むJIROさんのベース……あのドチャクソに重いバラード、やっぱりロックバラードとして秀逸なんですよね。裏Winter,againというか。そしてそれが、曲調の異なる『海峡の街にて』に続いて演奏される曲順がまた良かった。しかも『Missing You』に続くのが『生きがい』ですよ。人間の業を思わせるような曲の並び…なかなかJIROさん(セットリスト担当)もニクイ構成にするじゃないか。TERUさんの歌詞間違えみたいな事を叫びましたよ。「どこまで行くんや、どこまで行くんや」と。あのお方、「どこまで行けば どこまで行けば」ってすごいオーバーランしてらっしゃいましたし。『Lock on you』でなんかTERUさんもしっちゃかめっちゃかになっていらっしゃったグダグダコール&レスポンスはご愛嬌。
中盤には『軌跡の果て』がセットリストに入ってきまして。これも死ぬまでに聴きたい曲の中にあったんですけど、SUMMER DELICSツアーの時は日替わり曲で当たらなくて…やっと聴けました。この歌詞を書いたTAKURO御大が今の自分より年下という事実を受け入れられていません。最後にTERUさんが「今夜は誰かのブルースに酔い…」と歌われますけど、あそこを聴いて酔いたい夜が実際にありますもんね。そして実際にアルコールを入れずに酔いましたもん。
この次の曲が新曲『Pianista』に続いていくんですけど、最近のHISASHIさん楽曲…『ROCK ACADEMIA』なんかもそうですが、2曲合わせてHISASHI的軌跡の果てみたいな匂いを感じる事もあって。それとこの曲はレコーディング音源よりもライブで聴いてより好きになりましたね。HISASHIさんやらJIROさんやらは「演奏ややこしい!」と仰ってましたが……特にBメロのギターの感じが気持ちよかった。B・BLUEのサビのバッキングみたいで。音源ではそこがあまり押し出されてなかったけど、ライブはそこのギターの音とリズムが大きくて刺さりました。
『Pianista』の次は『ALL I WANT』。やっぱり極上ですよね…この曲のバンドサウンドは。もうイカついギターと繊細なフレーズが絡み合うという…。アルバムとしてはTHE FRUSTRATEDが一番好きなんですよ。切り刻んでくる勢いと迫力。GLAYがギターバンドである事をよく感じさせるパフォーマンスでした。
『Buddy』の前にはTAKUROさんよりこの曲に関しての想いを込めたMCが。なんでもGLAYとファンは「無線LAN的なただならぬ関係」というなんとも謎めいた…。小粋なジョーク、冷静な口調で語る熱い想い。そこから「ッッバディッッッッ!!!!!」と叫ばれた時は音響が破壊されたのかと思いました。そこからあんなにメロディアスの曲が奏でられるとは…。
『Young Oh! Oh!』の前の間奏をモチーフにしたイントロのイントロもライブ仕様で心をくすぐる作り。そして次の『Chelsea』!!これよかった。めちゃくちゃ聴きたかった!JIROパート、唐突に「うぇえええええい!!!」とか言い出したけどあれは御大の発狂が移ったのか!!どうなんだジロウちゃん!!!!!!!
本編はHIGHCOMMUNICATIONSで終了。あの曲の後半、ただでさえ背の高いTAKURO御大が高いところで暴れ出すシーンを見るの大好きです。
【Amazon.co.jp限定】THE FRUSTRATED Anthology(ミニ巾着付)
アンコールのセットリスト、頭3曲はなんと『SPECIAL THANKS』『SOUL LOVE』『KISSIN' NOISE』というバース掛布岡田もびっくりのクリーンナップ。SOUL LOVEはみんなで合唱しましたが、我ながらすごく綺麗な歌声で歌えのではなかろうか(何の自慢)。
…ところで、この時は2023年12月の大阪公演。もうこの時期に大阪でライブやられるアーティストは皆さん漏れなく阪神ネタをMCに盛り込まれるんですね。
HISASHIさんが言うわけですよ。
「昨日『アレ!』って曲紹介したらSNSで怒られた」
「それではお聴きください、SOUL アレ」
遂に名曲がSOUL アレになってしまいました。
そしてボーカルの方が「アレLOVE」とまで言い出しました。
SOULアレはまだわかる。アレLOVEはちょっと明確に意味が変わってきます。私は阪神ファンですので間違いなくアレLOVEです。
……KISSIN' NOISE、やっぱりドチャクソかっこよかったですね…。何気にイントロのところのドラムが好きなんですよ。ジャラララ♪デケデンッデンッ!のところ。オーラスのTHE GHOSTはライブなんで通常verかなと思っていたら新版!背景の映像演出がドチャクソカッコよかった…今回のライブで言えば棘の映像もカッコよかったんですよね。GLAYってそこ何気にめちゃくちゃセンス良いの出してくるじゃないですか。ライブDVDだと限界もあるんで、1回そういう映像をまとめたDVDとか出て欲しかったりする。MV感覚で。
2023年は色々とGLAYを味わえた一年でしたね。関西にも来るツアーが2回あったからツアーも2回行けましたし、私個人としては幕張メッセ駐車場の聖地巡りも出来ましたし。
で、特に今年は上半期はホールツアー、下半期ではアリーナツアーでHIGHCOMMUNICATIONSツアーを実質的に2部構成でやった訳じゃないですか。
それでメンバーも「来年は30周年でヒット曲たっぷりのお祭り的なライブをやるから、今年は普段やらない曲ばっかりやる」と仰ってましたし、TAKUROさんも「『GHOST』は幽霊みたいになってる曲をピックアップしたいみたいな意味でつけた」って感じのコメントしてましたし……そう考えると、プレ30周年というか、ある意味でこのハイコミツアーからGLAYの30周年キャンペーンが始まったような印象を受けましたね。裏ベストツアーというか。そしてそう呼びたくなるのが不自然じゃないほどのボリューム感と濃密感がありましたし。そういう意味でも、セトリを丸ごと入れ替えたホール編とアリーナ編で2部構成でこのツアー、このライブは完成したような。
あと…GLAYのライブって、それこそ25周年の良いGLAY/悪いGLAYというような、演奏や楽曲の強さだけではなく、ちょっとした面白要素やトリッキーな演出も織り交ぜた総合力としてのエンターテイメントショーがやっぱり魅力なんですけど、だからこそ今回のハイコミツアーのような、ちょっとGLAYのパブリックイメージとのギャップもあるハードやダーク調な曲をシンプルな演出で奏でた今回のライブが「骨太なロックショー」として、GLAYのロックバンドのクオリティを見せつけてくれたところもあるのかなと。TERUさんなんかこの歳になって何度目かの覚醒を迎えたんじゃないかってくらいの声と喉の良さでしたもん。
全てに痺れたハイコミュニケーション。
30周年のアレコレにも期待しかないです。
でも6月のベルーナドームがこれになったらさすがにずっこける。
ではでは(´∀`)