三菱未来館、今考えたらよく午後からの当日予約で取れたな…
どーもこんばんは
【RK-3くん、万博に行く㉑】
— RK-3 (@blueblack_gblue) 2025年4月21日
三菱未来館。三菱グループってやっぱでけえな…。やっぱり万博って非日常感と没入感だなあと。
三菱の隣にパナソニックというJサポがどうしても反応する構図(パナは今回行けず)。#RK3くん万博に行く#大阪・関西万博#EXPO2025#三菱未来館#ノモの国 pic.twitter.com/oddFNayq2c
【RK-3くん、万博に行く㉑】
— RK-3 (@blueblack_gblue) 2025年4月21日
三菱未来館。三菱グループってやっぱでけえな…。やっぱり万博って非日常感と没入感だなあと。
三菱の隣にパナソニックというJサポがどうしても反応する構図(パナは今回行けず)。#RK3くん万博に行く#大阪・関西万博#EXPO2025#三菱未来館#ノモの国 pic.twitter.com/oddFNayq2c
さてさて、本日のマッチレビューは2025明治安田J1リーグ第22節(前倒し分)、浦和レッズ vs セレッソ大阪の一戦です。
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クラブW杯を控える浦和にとって、アメリカに出発するまでに残された試合は今日を入れて残り2試合。スタートダッシュには失敗しましたが、4月以降は過密日程で他のチームよりも日程が詰め込まれている中でも2敗で乗り切っており、前節名古屋戦は劇的な展開で逆転負けを喫したものの…開幕ダッシュには出遅れた中で、持ち前のソリッドな戦術で好調に転じ、上位5チームの中にしっかり食い込んでクラブW杯まで進もうとしている現状は高く評価すべきでしょう。
一方のセレッソは開幕戦の大阪ダービーをド派手なゴールラッシュで飾って以降、まるであの試合で全て出し切ってしまったかのように勝てない時期が始まりました。しかし5月はここまでルヴァン杯を含めた公式戦6試合で5勝1敗。チームとして良い状態をキープしており、順位も降格圏寸前から8位まで上がってきて上位勢に食い込もうとしています。浦和とセレッソ…3月末の対戦時は「スタートダッシュで躓いた」という構図だった両者でしたが、今節は持ち直して上位を狙う立場としての対戦になりました。果たして結末や如何に。
両チームスタメンです。
浦和は前々節からメンバーを大幅に入れ替えていた前節名古屋戦からはスタメンを5人変更。ダニーロ・ボザ、石原広教、安居海渡、金子拓郎、渡邊凌磨の5人はいずれも名古屋戦のみスタメンを外れた形となりました。また、チアゴ・サンタナが第9節福岡戦以来となる久々のメンバー入りとなっています。
セレッソは2-0で勝利した前節福岡戦からは3人メンバーを変更してきました。前節は前半は3バック、後半は4バックでプレーしたセレッソはここ数試合は3-4-2-1でスタートする試合が多かったですが、今日は第13節町田戦以来となる4-2-3-1でのスタート。チアゴ・アンドラーデは第14節京都戦、柴山昌也と登里享平は第13節町田戦以来のスタメン起用です。
本日の会場は埼玉県さいたま市、埼玉スタジアム2002です。
毎度お馴染み、国立競技場を除けば日本のサッカー界に於いて最も言っていいほどの意味を持つスタジアム。2001年会場なので、もう干支2周したというところですね。今日は平日開催企画という事でビール引換券付きのチケットが販売されている他、特別企画としてクラブOBかつ浦和レッズ内で役職のある岡野雅行氏、興梠慎三氏と名刺を交換できるイベントも実施されています。また、クラブW杯に向けた浦和に贈る寄せ書きのメッセージフラッグの掲示も。
何気にこのカードはセレッソにとって相性が良く、ここ3シーズンはルヴァン杯も含めてセレッソが埼玉スタジアムで全勝となっています(ここ3年で浦和が唯一勝ったのは駒場)。浦和にとってはなんとなく生じている苦手意識を払拭するゲームになるでしょうか。
📍#埼玉スタジアム
— 浦和レッズオフィシャル (@REDSOFFICIAL) 2025年5月28日
vs C大阪【MATCH PARTNER 明治安田】
(19:30・埼スタ)
⚽️試合情報https://t.co/sprG3xCL1D
スタジアムでも当日券販売‼️
販売時間 15:30~21:00#urawareds #浦和レッズ #WeareREDS#Jリーグ pic.twitter.com/77p1wWnlc6
序盤から両チームに好機が訪れます。セレッソは12分にルーカス・フェルナンデスのシュートをラファエル・ハットンが合わせるも僅かに枠外。浦和も15分にポケットを突いた渡邊凌磨のクロスのこぼれ球から安居海渡が鋭いミドルを放ちますが、ここはGK福井光輝がなんとか弾いて阻止します。
ただ展開としては基本的にセレッソが押し込んでおり、セレッソは高い位置を固定するようにラインを設定したところボールを保持した状態をキープ。ポケットにどうやってアクセスするかを伺いながらボランチをベースにボールを動かしていく展開が目立っていました。それに対して浦和は割り切った態度でブロックを組んでスペースを消していく形で対応。
とはいえ、セレッソが押し込んでいた時間帯にもしっかりとした守備を見せて目立った好機を与えなかった浦和は、30分過ぎぐらいになってくるとワイドに入った両WGにボールを入れたところからチームとして押し上げていけるようになっていきました。そこで両サイドの金子がカットインを混ぜながらワイドにセレッソを揺さぶりながらポケットへのコースを作る動きを見せる中でシュートチャンスはセレッソよりも多く作れており前半の最後の方は浦和ペースへ。
ただ前半アディショナルタイムのグスタフソンのロブパスに合わせたサヴィオのボレーも得点には至らず、前半は0-0で終了。
後半最初のビッグチャンスも浦和でした。右サイドから石原広教が持ち運んでゴール前へと走ると、金子のパスを受けたサヴィオのクロスに石原がフリーでドンピシャのヘッドで合わせるも…GK福井がここはビッグセーブで阻止。
セレッソは58分にチアゴ・アンドラーデと柴山を下げて阪田澪哉と北野颯太を送り込み、前半はチアゴと柴山でシャドー的な動きもあったところをルーカスと阪田でWGとしてのタスクを前半以上にハッキリさせながら北野をセカンドトップとして動かしていく形にシフトしていきます。対する浦和も前半途中から渡邊とポジションを入れ替えて中央に入っていたサヴィオを下げて久々の出場となるチアゴ・サンタナを投入。渡邊をトップ下に戻して松尾を左に出す形に。
最大の決定機は75分でした。浦和はグスタフソンと金子を下げて松本泰志と大久保智明を投入しますがセレッソが押し込む時間が続くようになり、左サイドで細かいパスを繋いでいったセレッソは喜田陽が強烈なミドルを放つとGK西川周作が弾き、こぼれ球に詰めたハットンのコントロールショットは狙いすぎたか右ポストにヒット。更にその後もセレッソは全線で攻撃ターンを続けるようにボールを動かすと、78分には右サイドからボールを繋いで最後は北野からパスを受けた左サイドの登里享平が強烈なミドルを放ちますが…これもクロスバーに直撃。
一方の浦和も79分に松尾と長沼を下げて関根貴大と荻原拓也を投入すれば82分、GK西川から始まる守備陣のビルドアップでセレッソのハイプレスに遭いながらもダイレクトプレー的に前線までどうにか繋ぐと、関根の折り返しにニアに入った大久保が合わせますが…今度は浦和がクロスバーに嫌われてゴールならず。
セレッソはアディショナルタイムに北野と喜田にシュートチャンスが訪れるもGK西川のセーブもあってゴールには至らず。特に最終盤は浦和守備陣の背後へのランでスピードを出せたセレッソの方にワンチャンスありそうな雰囲気はありましたが、セレッソもそこからなかなか決定機には繋げ切れずに試合終了。
終盤は特にスリリングな展開にもなりましたが試合は0-0のドロー。上位に食い込んでいきたい両者の攻防は勝点1を分け合う結果に終わりました。
試合の構図としては、いつも通りのプレーを見せていた浦和に対してセレッソがどう打開していくかを試行錯誤していく…という展開が最初から最後まで続いていった90分だった印象です。
基本的に浦和は相手が押し込んできた時は割り切ったブロックを組み、グスタフソンのところを中継ポイントにしながらWGがワイドに張る、安居が空いたスペースを埋める、渡邊が縦の局面を翻していく役割を担う…という運用でプレーしているチームです。一方、セレッソの方は香川と喜田のWボランチが高い位置でボールを動かせるようなシステムを作り、そこに最前線のハットンが動く事で相手のDFラインに歪を生じさせてポケットを狙いにくるやり方が彼らの得意パターン。そういう構図の中で浦和の守備組織は横ズレを誘発させるようなセレッソの動きに対して隙をなかなか見せてこない訳ですから、セレッソとしてはミドルゾーンで持たされている訳ではないけど打開しきれない状況が前半は長く続いていたように思います。
もしかして浦和vsセレッソだけ11人目のストライカーの世界線続いてる??
— RK-3 (@blueblack_gblue) 2025年5月28日
後半に関しては浦和もセレッソも基本方針は継続しながらも、選手交代を通じてそのアプローチを変えてくるようにしました。
浦和は前半途中から渡邊を左サイドにしてルーカスをケアさせた状態を解除してチアゴサンタナを投入する事で最前線にわかりやすいターゲットを作り、そこを軸にしながら2列目のダイナミズムを生み出せるようにしていく。逆にセレッソは柴山とチアゴアンドラーデをシャドー的に動かしていたところから阪田と北野の投入でルーカスと阪田をワイドな位置に固定しながら北野にインサイドを抜けさせる形に変えてきました。セレッソがワイドな位置をポイントにするようになった事で、逆に浦和はルーカスや阪田のケアをした後のエリア内の人数確保を迫られるようになっていきましたし、そこの確保がままならない間にセレッソが両SBを関与させて人数をかけていく事でボランチより後ろにボールが行かないような状況をキープしようとした。それがセレッソはある程度機能していましたし、押し下げられた浦和もカウンターの距離が長くなった事で帰陣する時間を持てる余裕も作れるようになっていたようには思います。対する浦和もそういう状況に対してサイドからのカウンター時はなるべく関根・大久保・サンタナ3人で完結できるように、彼らをあまり守備に関わらせないようにしたい意図は見えていましたが、ちょっとそこで得られる機会が限定的になってしまった部分はあったのかなと。
終盤はオープンなゲームになりましたが、セレッソの浦和に対するアクションや試合途中からのアプローチの変更がある程度機能したゲームではあった一方で、元々浦和が備えていたディフェンスの土台に風穴を空けるには至らなかったゲーム……という意味ではセレッソと浦和がそれぞれに違う意味での機能していたゲームであり、やり切れなかったゲームでもあったように思うので、総評としては至って自然なドローではあった印象ですね。
CWCがんばれ。
ではでは(´∀`)