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サンガらしくなく、サンガらしく。〜J2第17節 ツエーゲン金沢vs京都サンガFC〜

よっしゃガンバも阪神も勝った

 

どーもこんばんは

 

さてさて、今日はW杯期間中も絶賛開催中でありますJ2のマッチレビューです。

 

ツエーゲン金沢vs京都サンガFCです。

 

   

 

降格圏こそ脱出したものの、まだまだ波に乗れているなど到底言えないサンガ。未だに無失点試合が1試合もない中、順位はサンガの2個上でと勝点は7離されている金沢との下位同士の対決です。

スタメンです。

 

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サンガのトピックとしては、レンゾ・ロペスが負傷から復帰して逆に闘莉王がベンチ入りもせず。

また11試合ぶりの出場となる宮城をアンカーに配置し、ここ数試合では中盤の底にいたエスクデロを前に出してエスクデロの守備の負担を減らす狙いでしょうか。

 

水曜日には天皇杯でも激突する事になる両者。前哨戦がどのような結末を迎えるか注目です。

 

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試合前にボスコ監督が「できることなら1-0で勝つよりも5-4で勝ちたい」と言っていたように、チームの攻撃姿勢は高まっているように感じました。小屋松、岩崎と両サイドに突破力のある選手を揃えている事もあって、ピッチを広く使う意識はあったんじゃないかと思います。

サンガの先制点は金沢のDFのミスを見逃さなかった仙頭がそのまま冷静に流し込んだ1点でしたが、この1点もサンガの前への意識の高まりがもたらした部分もあると言えるでしょう。

 

一方守備はコンパクトな陣形こそ保てているようにも感じましたが、「1-0で勝つより5-4で勝ちたい」との言葉通り肝心なところでスカスカになっており、何度か裏に抜けられる決定的なピンチを作られていました。

 

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迎えた後半、サンガは主導権を完全に金沢に奪われてクロスバー直撃シュートなど度々ピンチを迎えます。

しかし珍しくといってはなんですが、珍しく最後の最後をGK若原を中心にきっちりと凌いで金沢の時間だった後半に失点を許さず耐え切ります。

何とか追加点を取って楽になりたいサンガでしたが、76分に石櫃のFKで追加点を奪い2-0。これによりサンガには余裕が生まれ、逆に金沢は気持ちが切れたところもあるのかサンガが理想的な時間の進め方を展開する事ができ、最後は大野がCKからゴールを奪ってトドメを刺して3-0。

その後アディショナルタイムに1点を返され今シーズン初のクリーンシート達成とはなりませんでしたが、それでも下位争いのライバルとなりうる金沢をきっちりと下しました。

 

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まずサンガにとって残留争いに巻き込まれて余裕がないチームである以上、なにより勝点3を獲得できた事はとても意義ある大きな事でした。

試合内容としては金沢の方が優勢で、サンガにとって内容の良い試合とは言えませんでしたがある意味勝ち方としては理想的とも言える展開だったとも言えるでしょう。

 

ただ理想的な勝ち方というのはあくまで3-0のまま試合を終えていた時に限定したものであり、今日の試合は今年のサンガには珍しい理想的な勝ち方であったと同時に、最後の最後でクリーンシートを逃した辺り今年のサンガらしい試合だったかもしれません。

 

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色々言いましたが、やはり何よりも特筆すべきは掴んだ勝点3。

なんとか上昇気流に乗っかり、ガンバ、セレッソヴィッセルJ1勢がW杯中断期間でお休みしている間の関西サッカー界を引っ張っていって欲しいです。

 

ではでは(´∀`)