静寂、歓喜、落胆。〜UEFAヨーロッパリーグ グループH オリンピック・マルセイユvsアイントラハト・フランクフルト レビュー〜

阪神さん今日なんちゅう試合しとんねん…

 

どーもこんばんは

 

さてさて、昨日、一昨日でUEFAチャンピオンズリーグが開幕しました。

 

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となると当然此方も開幕の時を迎えます。UEFAヨーロッパリーグ18-19です。

 

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UEFAチャンピオンズリーグに後一歩届かなかったチームの参加する大会ではありますが、それでもヨーロッパの有力チームの集う、ハイレベルな欧州のサッカーシーズンを彩る注目の大会の一つです。

今年の決勝は2015年のヨーロッパ競技大会(アジア大会のヨーロッパ版みたいなやつ)の為に建設された、アゼルバイジャンのバクー・オリンピックスタジアムで行われます。

1年間の戦いの末、アゼルバイジャンの地でカップを掲げるのはどのチームになる事やら。

 

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さて、本日のマッチレビューカード、本年度のヨーロッパリーグの開幕戦となるのはオリンピック・マルセイユvsアイントラハト・フランクフルトの一戦です。

 

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最後はアトレティコ・マドリードに敗れはしたものの、昨シーズンは決勝まで勝ち上がり準優勝を果たしたマルセイユ今年こそは優勝を目指したい今大会の初戦で対峙するのは、昨シーズンドイツDFBカップ決勝でバイエルン・ミュンヘンを下して優勝を飾ったフランクフルトです。初戦からなかなか興味深いカードとなりました。

両チームスタメンです。

 

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やはり我々としては注目したいのは、なんと言っても酒井宏樹vs長谷部誠の日本人対決。今シーズンのリーグ戦の出場機会を見ると、酒井より長谷部の出場が心配されましたが蓋を開けてみるとまさかの逆…。それはさておき、どこかで日本人対決が実現する事に小さな期待を抱いてしまいますね。

 

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この試合の会場はマルセイユスタッド・ヴェロドロームで、1938年、1998年のW杯やEURO2016が開催されるなど、フランスのサッカー会場としてはサンドニスタッド・ド・フランスに次ぐ規模となっています。

 

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しかし本日の試合は色々ありまして無観客試合…。

いつぞやの埼玉スタジアムでのように、大きいスタジアムに誰も観客の居ない、異様な雰囲気で試合が行われます。

 

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試合は開始2分、いきなり動きます。右サイドを崩したマルセイユトヴァンの折り返しにオカンポスが合わせていきなりゴールイン。幸先よくマルセイユが1点を先制します。

 

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しかし先制点の喜びもつかの間、その直後の前半7分にはマルセイユDFアディル・ラミが負傷退場。

 

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ルイス・グスタヴォとの交代を余儀なくされるなど無観客試合という異様な環境がそうさせるのか、序盤からかなり慌ただしい展開。

 

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両チーム共その後決定機は多く作れなかったものの、両者スピーディーな攻守の切り替えを見せながら試合は一進一退に推移し、マルセイユラードではあるもののどちらが優勢とは言えないまま前半を終えます。

 

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後半、フランクフルトはガチノビッチを下げてニコライ・ミュラーを投入。このミュラーがキレのある動きを見せた事もあり、後半立ち上がりはフランクフルトペースで進みます。

 

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そして52分にはデ・グズマンのCKをルーカス・トロが頭で合わせて同点ゴール。トロにとってはこれが移籍後初ゴールとなり、試合は振り出しに。

 

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しかしただでは進まないのが今日の試合。おっしゃ、このまま逆転や!…と行きたかったフランクフルトでしたが59分、DFのイェトロ・ウィレムスがこの日2枚目のイエローカードで退場。残りの約30分を数的不利で戦う事を余儀なくされる事に。

 

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フランクフルトが一人少なくなった為、当然ここからは完全にマルセイユ優勢で試合を運びます。後半のマルセイユのボール試合率は70%近くあったとかなんだとかで、パイェやトヴァンを中心にフランクフルトゴールを脅かします。

 

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とはいえフランクフルトも防戦一方かと言えばそういう訳でもなく、機を見ては鋭いカウンター攻撃を見せてニコライ・ミュラーセバスティアン・サラーには決定機も訪れるなど、試合は緊迫状態のまま終盤戦へ。

 

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迎えた88分、マルセイユのディフェンスラインに安易なミスが発生。それを見逃さなかったフランクフルトがここぞと言わんばかりにポンポンとパスを繋ぎ、最後は途中出場のルカ・ヨビッチが豪快にゴールに叩き込んで一人少ないフランクフルトが土壇場で遂に逆転に成功。

 

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試合はそのまま2-1で終了。一人少ないフランクフルトにとってはべらぼうに大きい勝点3となりました。

 

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フランクフルトはチームとしての戦い方の意思が統一されていた印象です。選手交代を経て同点ゴールを奪い、そこから主導権を握っていきたいところでのウィレムス退場は計算外だったと思いますが、そこから「敵地での勝点1ならそれでもOK」という戦い方をベースにしつつも、専守防衛ではなく機を見て攻め込む姿勢は保ち続けた事が大きな勝因だったと言えるでしょう。

 

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昨シーズンのDFBカップ優勝の立役者でありながら今季ブンデスリーガでは未だ出場がなく、久し振りの公式戦出場となった長谷部の出来が気になるところですが、カウンターの際にガッと人数をかけて攻め込みながらも守備のバランスを崩さなかったのは長谷部がきっちりミドルゾーンのバランスをコントロールしていた事も要因としてあるでしょう。DAZN解説の水沼さんも仰っていましたが、今日の試合は長谷部の序列にも良い影響を与えるのではないでしょうか。

 

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一方、マルセイユにとっては勿体ないというよりも詰めが甘いと言わざるを得ない試合でした。

 

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一人少ない相手に対して主導権を握るまでは良かったのですが、チャンスの数は当然マルセイユの方が多くても決定的なチャンスとなると数的不利のフランクフルトの方が普通に多く、決勝点も自らのミスで生まれましたから、1-2というスコア以上に痛い敗戦だったかもしれません。

 

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マルセイユ、フランクフルトが所属するグループHにはラツィオという強敵も同居しています。ですので両者どうしても勝って置かなければならなかったこの試合の結果がグループリーグの動向にどんな影響を及ぼすのか、注目です。

ではでは(´∀`)