楽天ポイント貯まっちゃうね〜ヴィッセル神戸、監督交代に思ふ〜

そういえば本日ボヘミアンラプソディDVD出るのね

 

どーもこんばんは

 

LIVE AIDフルバージョンは熱い

 

 

 

さてさて、そんな中、サッカー界には程よい激震というか、めっちゃ驚いたけど実はあんまり驚いてないのかもしれない案件が。

 

 

 

ヴィッセル神戸、監督交代。

 

 

 

 

 

基本的にガンバファン、サンガファンでやっているこのブログですが、サッカーブログを書く身としては今のヴィッセルは中々に書き甲斐があるみたいなところもあるので、昨季からヴィッセルネタはちょこちょこ書いていました。

ですので今回も、この突然の監督交代について書いていこうと思います。

 

 

 

まず経緯から改めて振り返ると、本日4月17日にヴィッセル神戸はファン・マヌエル・リージョ監督との契約解除を発表。同時に、2017年も当時のネルシーニョ監督の解任に伴って監督を務め、昨年の9月まで指揮を執ったクラブOBの吉田孝行氏が監督に再就任という形になります。

ヴィッセル神戸の発表によると、今回の契約解除はリージョ監督の意向によるものとの事。ですので、公式発表に沿って言うなれば解任よりも辞任の方がニュアンスとしては正しいと考えられます。

 

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今季の神戸の成績を振り返ると、開幕戦ではC大阪に黒星を喫しましたが、その後は第5節G大阪戦まで3勝1分。しかし第6節松本戦、第7節広島戦では2連敗を喫し、現在の成績は3勝1分3敗とちょうど五分の成績で10位に位置付けています。

ルーカス・ポドルスキアンドレス・イニエスタに加え、今季からはダビド・ビジャ、更には日本代表クラスの西大伍、山口蛍まで獲得した上でのこの順位ですから、まだ7試合とはいえ確かに成績としては少なくとも順調とは言えない事は確かでしょう。加えて、神戸というチーム…というより、三木谷浩史オーナーの過去の傾向からも、「リージョの意向ではなくてただの解任じゃないか?」という説が出ています。

 

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リージョ氏の意向である事は実際にそうなんだと思います。

一方で、ルーカス・ポドルスキが「クラブの意向」って取材で言っちゃった事もあり、何らかの事で揉めたのは事実っぽく、これまでの神戸や、同じく三木谷氏がオーナーを務めるプロ野球東北楽天ゴールデンイーグルスでも浮き彫りになっているような「三木谷氏による現場介入」が今回も発生していた可能性は否めず、それも一因となってリージョ氏が契約解除の意向を示した…と考えてしまうのはJリーグをある程度見ていれば仕方ない事でしょう。実際のところ、そう疑わざるを得ないシーンというのは今季の神戸でも発生していました。

 

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今季の神戸ですが、10位という事で好調とは言えなくとも、少なくともスタートダッシュにはある程度成功していました。開幕戦は神戸の弱点的なところをセレッソに突かれて敗れたものの、第2節の鳥栖戦からはCBのダンクレーを獲得した事で少し守備を改善。この鳥栖戦と第3節仙台戦は内容的にも満足いくもので、特に鳥栖戦は現地で観戦していましたがかなり完璧に近い試合だったと思います。

 

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そして代表戦による2週間の中断期間を挟んで迎えた第5節ガンバ戦は、今季のJリーグで一番面白かったと言われている程の激闘を制し、ここから神戸は更に勢いに乗る…なんて思われていましし、私自身そんな事も思って該当試合のマッチレビューにもそんな感じの事を書きましたが、実際のところはその後2連敗を喫した事実が物語るように、このガンバ戦…いや、厳密には清水戦のラスト10分辺りから歯車が狂い始めていました。

恐らくリージョとしては、相手のレベルはあるにしても鳥栖戦、仙台戦の形を理想としていたと思います。なんなら、ある程度完成されたとすら思っていたんじゃないでしょうか。事実、この2試合は殆ど選手交代をせずに乗り切った事からもそれが伺えます。

しかしこの2試合の後、神戸はバルサで将来を嘱望されていたセルジ・サンペールを獲得。サンペールがダメ…という訳ではありませんが、少なくともこれが一つの分岐点となった事は事実でしょう。

 

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サンペール自身の能力と才能を疑うつもりはありませんし、バルサ育ちなだけあってパスワークなどを見ていると、その能力の高さを感じる場面も多々あります。ですがまだ才能が開花している訳でもないサンペールを、ある程度完成されつつあるチームに組み込むのは少し無理のある作業でした。現在神戸の守備はスカスカと言われており、西大伍と初瀬亮の両サイドバックもガンガン攻め上がる為、中盤の守備なんて完全に山口蛍任せというよりも丸投げの状態です。

ただ、サンペール加入前までスタメンで出ていた三田啓貴は、攻撃をメインとした選手ではありながらも守備でもやる事は出来ており、そこが神戸の綱渡りのような攻守のバランスをギリギリ保っていたポイントだったのではないでしょうか。しかし、サンペールを三田のポジションに入れた結果、サンペールが想像以上に守備面でしなかった…この事により、ただでさえ山口蛍任せだった中盤の守備は更に重症になり、今の神戸で山口蛍が背負う仕事はもはやブラック企業レベルとなっているでしょう。

 

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そして、元々無いに等しかった守備のバランスが完全決壊すると当然、シュートを打たれる場面というものは増えていきます。しかしサンペールを起用する事でJリーグの外国人選手枠に抵触した結果、韓国代表でも守護神を務めるGKキム・スンギュを外さなくてはならなくなって、近年の神戸の守備を支えた功労者を欠いた状態が続くようになってしまいました。代わりに出るようになったGK前川黛也も決して悪いGKではなく、これからを期待したいキーパーではありますが、現段階でキム・スンギュと比較すると幾分かレベルが落ちる事は確かです。

結果的に、被シュート数は増えるけれどGKの絶対感がこの事によって欠落してしまったのが第5節以降の神戸で、このGKの問題が神戸の守備問題にトドメを刺す形となりました。

これまではしっかり主導権を握って試合を進めていた神戸でしたが、ガンバ戦からは普通に劣勢にも立たされるようになってしまいます。結果、ガンバ戦も逆転したのは組織というよりも個の力でゴリゴリやって、そもそもサンペールを下げて以降な訳で…。参考までに第2〜4節、第5〜7節のスタメンを並べるとこんな感じ。

 

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…で、それならサンペールを外して三田とキム・スンギュを戻せばいいじゃない?となるところなんですが、そうも行かないのが今の神戸なんです。

三木谷オーナーが社長を務める楽天FCバルセロナの胸スポンサーとなってから、神戸はバルサとの蜜月関係となりました。実際、その象徴の一つがイニエスタ獲得だった訳なんですが、今回のサンペール獲得は先にバルサと神戸とサンペールが話を付ける事で、まずはバルサとサンペールが双方合意の上で契約解除。その後神戸入団という事で、移籍金を免除するような形になりました。このやり方はまず、神戸とバルサが協力関係に無いと不可能な移籍の方法であり、バルサにも若干ややこしい手段を取らせたという事になるので、バルサとのコネクションを抜群に使えた結果であると共に、そのバルサとのコネクションを最大限に利用してしまったからこそクラブ…いや、三木谷オーナーからすればサンペールを使わせる必要が出てきました。

 

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良くも悪くも、リージョ氏はこだわりの強い監督である事は有名でした。それがサッカーのスタイルにも現れ、そのこだわりゆえに成績が沈む事もしばしば。そう考えれば、最初は単にサンペールを使いたくて使ってるとも思っていましたが、こうなった今となってはサンペールを使わないといけない…という現場介入に嫌気がさしたのでは…という事も、これまでの神戸を見ていると嫌でも感じてしまう訳です。

勿論、例えばリージョ氏にとって家族の中で何かあったとか、スペインに帰らないといけないような理由で契約解除を申し出た事も十分に考えられます。しかし長らくJリーグを観ていた人にとって、今回の神戸のリリースには心のどこかで「やっぱり」と感じた方もかなり多かったのでは無いでしょうか。

神戸がバルサ化を推進する上で、Jリーグクラブの手の届く範囲でバルサ化の基盤を築く為には、難点は多くともリージョ氏は適任だった事は間違いないでしょう。西野朗氏、ネルシーニョ氏といった名将を解任した時にも思いましたが、あれだけお金を掛けても強豪にクラブになり切れない神戸というチームには、理想を追う為に資金力と同じくらい必要なものが欠落しているようにも感じます。

「リージョ氏の意向」と言っても、誰しもが「神戸側に原因があった」と考えてしまうこの現状が全てを表しています。無論、一度破産寸前に陥った神戸にとっては、三木谷氏のおかげで今の神戸がある事も事実なので難しいところですが…。

 

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しょう・ますと・ごー・おん。

ではでは(´∀`)