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嗚呼、混迷のガンバ大阪【中編〜誤算……夏。〜】

カラオケの選曲や曲の趣味が年齢とかけ離れてると言われがち

 

どうもこんばんは。

 

最近はギターでCOMPLEX練習してます。

 

BE MY BABYはパワーコードだけでも(ギターソロ以外は)大体いけるので始めたての方におすすめ。

 

 

 

さてさて、今回は前回は布袋さんのライブの記事を書いたので1回飛ばしておりました

 

混迷のガンバ大阪2017の続編でございます。

 

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今年のユニフォームは過去最高レベルに好きだったんですけどね...

余談ですがガンバのユニフォームで好きなモデルは05-06モデル、11-12モデル、2015モデル、2016ACLモデルです。

ただユニフォームが発表される度によく言われてますが、ガンバは青黒縦縞っていう基本デザインがあるのでそこまで大きなハズレになる事はないのが安心点ですよね。

ガンバ以外なら横浜Fマリノス川崎フロンターレのユニフォームは好きなモデルが多いです。潜在的に青が好きなのかね。

 

 

 

話が話す前から逸れました。本題に入りましょう。

 

結局、4-3-1-2もちょこちょこ試していた3バックも常用には至りませんでしたが、例年のガンバにとっては珍しくスタートダッシュに成功。5月末には一時首位にも立ちました。

 

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前編でも書きましたが、シーズン序盤のガンバは三浦弦太、ファビオらの新戦力が早くにフィットして機能した事井手口陽介を筆頭に初瀬亮、堂安律ら若手の台頭、昨シーズンからレギュラーに定着した長沢駿、逆に移籍初年度はうまくいかなかった藤本淳吾、そして今年から10番を務めた倉田秋らが好調をキープし、首位に立ったのは1週間だけでしたが首位を狙える位置には常につけていました。 

 

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それらの結集が第19節のセレッソ大阪戦。

市立吹田サッカースタジアムで行われる初めての大阪ダービーです。

 

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私もなんとかチケットを確保して観戦に行きましたが

 

控えめに言って最高の試合でした。

 

 

 

 

 

この時点でセレッソが首位だったというシチュエーションしかり、先制されてからの逆転劇という展開しかり…。

 

試合前には6位だった順位も3位に上がり、この試合の帰路につくガンバのファン・サポーターだけでなく、選手を始めフロントなどの内部を含めた全ての人間がこれからのガンバに、そして今シーズンの優勝に希望を持った試合でした。まさかこれが今シーズン最後の花火になるとも知らずに...。

 

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時系列的には少し前後してしまいますが、ガンバは対戦が一回りした第17節終了時点で4位につけます。

その後、第18節で清水エスパルスに敗れて6位に転落しますが、この時点では勝点差は拮抗しており、前述のようにまだまだ全然優勝を狙える位置でした。

 

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第18節をもってJリーグは2週間の中断に入り、各チーム選手の入団や退団が活発になっていきます。

ガンバの主な動きとしては3選手の放出と1選手の獲得でした。

 

チームを退団したのは堂安律、丹羽大輝、パトリックの3名。

 

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この移籍が決まった時点では、まあ仕方ないか...くらいに思っていました。

 

堂安はレギュラーに定着しつつあったため戦力的なダメージは幾分かありましたが、元々海外志向の強い選手だったのでいざオファーが来れば本人は移籍を希望するだろうし、クラブとしても致し方ない部分はあるんだろうな、と。

 

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丹羽とパトリックのサンフレッチェ広島への移籍は、もちろん寂しい気持ちや残念な気持ちもありましたがプロとしてはある種必然的な流れにも見えました。

特に丹羽については、おそらくシーズン開幕前は即戦力のファビオ+従来の丹羽、金正也に三浦を加えた4人で過密日程を回すつもりだったんだと思いますが、三浦があそこまでやるという想像していなかった嬉しい誤算が発生し、結果三浦とファビオでCBコンビは固定されていったので、つい2年前まで定期的に日本代表にも呼ばれていた丹羽が出場機会を求めるのも当然の成り行きだっと思います。

 

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その後シーズンが進むにつれ、この3人の退団がじわじわと効いてくる事になってしまったのでした...。

 

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結果的にガンバは後半戦は前述の3人の退団、そしてジェフ千葉へのレンタル移籍から復帰した西野貴治と韓国の城南FCから移籍してきた韓国代表経験のあるFW、ファン・ウィジョを加えたメンバーで後半戦を戦う事になりました。

 

 

 

話は大阪ダービーに戻りまして、そのファン・ウィジョの移籍後初ゴールなどで3-1でセレッソに勝利したガンバでしたが、この試合で掴んだはずの勢いを次の試合でアッサリと手放してしまいます。

 

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第20節のヴァンフォーレ甲府戦に敗れた後、同じく残留争い中の広島と引き分け、さらにホームで上位を争うジュビロ磐田柏レイソルに連敗を喫し、第24節でサガン鳥栖に勝利したため連敗そのものはストップしましたが、7位まで転落してしまい優勝争いからは後退してしまいました。

 

しかしこれは悲劇の始まりに過ぎず、しかもこの鳥栖戦が今年最後のリーグ戦の勝利になってしまうとは...

 

 

 

鳥栖戦の後の代表ウィークでは日本代表が井手口のゴールでワールドカップ出場を決め、ガンバより一歩先にスランプに陥ったヴィッセル神戸に勝利してルヴァン杯準決勝に進出進出したことを最後に、ガンバの明るい話題はすっかり消えてしまいました。

 

 

まず手始めとも言うべきか、長谷川健太監督の今シーズン限りでの退任が発表されます。

 

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この時点では厳しくなっていたとはいえ優勝の可能性、またACL出場圏内は充分に可能性があったので、早めの発表は2011年の西野朗監督の時の二の舞を防ぐ目的だけではなくこの事をカンフル剤にしようという意図があったのでしょう。

 

 

 

しかし現実は思っていたよりも非情でした。

第25節、神戸に6試合ぶりの勝利を献上。

第26節、残留争い中の大宮アルディージャに勝ち切れず。

 

そしてこの試合でファビオが負傷離脱、しかも鹿島アントラーズ横浜Fマリノスに連敗した後金正也も負傷離脱。

 

6月末、ガンバはCBの人員整理も兼ねて丹羽を放出したはずだったのですが

 

 

 

気がつけば本職CBは実質三浦だけになっていました。

 

結局ボランチで機能していた今野泰幸をCBで使わざるを得なくなったガンバに追い打ちをかけるかのように藤本(厳密には8月からの長期離脱)、アデミウソンオ・ジェソク、ファン・ウィジョらが立て続けて負傷離脱。

 

挙げ句の果てに5月から未勝利状態だった呂比須ワグナー率いるアルビレックス新潟にまで敗れてしまい、結局本当に8月の鳥栖戦から1勝も出来ずシーズンを終わってしまうという惨状でした。

 

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私達の心境もそういえば悲しいものでした。

 

7月「大阪ダービー勝った!優勝狙っていくで!」

8月「…ACL圏内には...入ってくれ...」

9月「なんとか...ルヴァンか天皇杯さえ獲れれば...」

10月「賞金圏内(7位以内)には...賞金圏内には...」

11月「二桁だけはやめてくれ......」

 

 

12月「二桁。」

 

 

 

 

 

そんな悲しいシーズンでした...

これ以上どう書けばいいのかわからなくなるくらい...

 

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というわけで次回は前編、中編を踏まえた上でざっくりとまとめたものを後編にしたいと思います...。

 

ああ、胃が痛い...。

 

ではでは、次回もまたよろしくお願いします...。